豚鍋つまみに燗酒2本 … 「はまや食堂」(杉田)
木曜日の仕事を終えてやってきたのは、京急杉田駅のすぐ近くにある、昭和33(1958)年創業の定食屋、「はまや食堂」です。
入口を入って左手に3卓並んでいる2人卓のひとつに腰をおろし、燗酒の大(500円)と、豚鍋(とんなべ、680円)、そしてその豚鍋のできあがりを待つ間用として、ほうれん草のおひたし(200円)も注文します。
すぐに出される燗酒と、定番のお通し(サービス)である枝豆。追いかけるようにほうれん草のおひたしも出てきました。
年配のご夫婦ふたりで切り盛りされているこの店は、椅子は16個くらいあるものの、10人も入るとほぼ満席状態になります。
飲んでるお客さんが半分以上ですが、食事だけのお客さんも多いし、比較的若い女性のひとり客なんかもやってきます。
私自身、三日前(月曜日)にもここにやってきて、お酒抜きで、茄子味噌炒め+納豆+のり+ライスセットのB定食(580円)の夕食をいただいたばかり。
特別定食(980円)、B定食(580円)、C定食(680円)の3品は、それぞれ日替り定食で、値段だけが固定されていて、内容がその日によって変わるのです。
今日のB定食は、たまたま月曜日と同じく茄子味噌炒め。C定食は鉄板うどん+ライス小。特別定食は塩鮭(さけ)焼に、小鉢はほうれん草、揚げどうふ、里芋煮付の3種から2品を選択、そしてライスセットに、小皿のフルーツが付きます。
定食になると、単品を組み合わせて注文するよりもいくらか(50~100円程度?)安くなります。しかしながら、みんながみんな定食を注文するわけではなくて、各単品メニューもそれぞれ大人気の様子です。
「できあがっていますので、そのままお召し上がりくださいね」
という女将さんの言葉とともに、豚鍋が出てきました。できあがってるんだけど、簡易コンロの固形燃料には火がついていて、食べてる間も冷めないようになっています。
鍋の中身は豚肉と、たっぷりの野菜に、豆腐と玉子。半熟の玉子をプツンとつぶして、具材をからめるようにしながらいただきます。
この大徳利の燗酒1本くらいで飲み終えると、きっと身体にもいいんでしょうが、なかなか1本では終われない。もう1本、燗酒の大(500円)をおかわりして、豚鍋の汁までつまみに、すっかりと完食。
最後に、ごはんの小(小皿のお新香が付いて150円)と納豆(100円)をもらって〆。
1軒で〆の食事まで完結できるのが、お酒も飲める大衆食堂のいいところですね。
1時間ちょっとの晩酌タイム。お勘定は2,130円でした。どうもごちそうさま。
月曜日のB定食 / ほうれん草と燗酒(大) / ごはん(小)と納豆で〆
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