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2013年3月

残ったスープで芋焼酎 … 博多ラーメン「ばりこて」(都立家政)

残ったスープで芋焼酎


 台東区根岸の「鍵屋」から、中野区上高田のカクテルラウンジ「ひとみ」へと、東京都区内の東から西へと移動しながらのハシゴ酒。もう十分に飲んでるんだけど、地元に戻ってくると、またもう1軒行っちゃうんですねえ、これが。

 今日の〆は、西武新宿線・都立家政(とりつかせい)駅近くにある博多ラーメンの店、「ばりこて」です。

 ここは、ものすごく凛(りん)とした雰囲気のラーメン屋で、メニューには酒や肴(さかな)もリストアップされているのですが、飲んでる客はほとんどいなくて、みなさん、ストイックにラーメンと対峙しています。

 それでも私はやっぱり飲むんですねえ。

「黒霧島(380円)をロックで。それと鳥皮ポン酢(280)をお願いします」

 この店のカウンター席は、鋭角に折れたL字カウンター。入口引き戸を開けると、すぐ目の前に、カウンター席が左右にのび、左端が鋭角に折れて店の奥に向かう造り。

 手前側のカウンター席には先客が4人ほど入っていたので、私は鋭角の奥側に座っています。この席から見ると、先客のみなさんが一所懸命ラーメンに向かっている様子がよく見える。

 ズズッ、ズズズッと麺をすすり込む音と、どきどき「替玉、カタッ!」、「ナマで替玉!」と替玉(かえだま)を注文する声だけが店内に響きます。本当にストイックだなあ。そんな様子もつまみにしながら、芋焼酎をちびりちびり。

 みんなラーメン+替玉を10分くらいで食べ終えて、サッと出ていく。するとすぐにまた新しい客が入ってきて、いつも4~6人くらいがラーメンを食べている状態です。

 鳥皮ポン酢で1杯目の芋焼酎を飲み干したところで、私もラーメン(600円)をバリカタで注文します。ちなみに麺のゆで加減は、硬いほうからナマ→バリカタ→カタ→ヤワの順です。

 まずは出されたそのままを大急ぎでかっこんで、麺を半分くらい食べたところで、おろしニンニクを投入してグイグイと食べ進みます。

 替玉をする場合には、スープは飲まずに残しておくのがポイント。替玉半分(60円)をバリカタでもらって、今度は紅ショウガと、とっても辛い辛子高菜(からしたかな)も投入して、味の変化を楽しみます。

 麺を完食したところで、黒霧島(380円)のロックをおかわりし、残ったスープをつまみに、芋焼酎をいただきます。

「このスープでビールを飲むのが好きなんですよ」

 と店長。このスープは本当にいいつまみになります。

 スープも芋焼酎も、すっかり完飲して終了。お勘定は1,760円。店長にも「完食ですね!」と喜んでもらえて良かった良かった。

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鳥皮ポン酢で黒霧島 / 博多ラーメン / 替玉半分

店情報前回

《平成25(2013)年2月9日(土)の記録》

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今年4月で創業35年 … カクテルラウンジ「日登美(ひとみ)」(新井薬師前)

スティンガー


 5年ぶりにやってきたカクテルラウンジ「日登美」。もともと、とても古いビルで営業していたのですが、廃墟化がますます進んでいる様子。

 「日登美」が入っている建物は、1階に店が3軒。2階はアパートになっているようで、両側に2軒だったのかな。でも今は「日登美」以外の場所はすべて空き家。その「日登美」もファサードテントは破れ、表の電灯看板もつぎはぎだらけ。

 知らない人が見たら、この店が『食べログ』で上位に輝く名カクテルバーだとは思わないだろうなあ。外と中のギャップがこれほど大きい店は、他に見たことがありません。

 店の上部の看板には灯りはついていないものの「スナック日登美」と書かれていて、下部の電灯看板(こちらは灯りがついている)には「カクテルラウンジひとみ」と書かれているので、昔はスナック「日登美」だった店を居ぬきで借りて、そのままカクテルラウンジ「ひとみ」としてオープンしたんでしょうね。

 入口扉をヨイショと開けて店内に入ると、そこは以前と変わらずカチッと決まったバー空間。オーナー・バーテンダー(マスター)の坂本憲三さんも、これまた以前と変わらずビシッとバーコートと蝶ネクタイで決めています。カウンター席だけの店内には、先客は男性3人連れが一組のみ。

「久しぶりですねえ」

 と笑顔を見せてくれるマスターに、まずはサイドカー(800円)を注文。なんとカクテルの値段も変わってないんですねえ。ショートカクテルが800円、ロングカクテルは900円。それ以外にはチャームもチャージも付かないので、普通のカクテルを飲んでいる分には、自分でも料金が計算できてしまいます。

 マスターによると、この店は来る4月で、創業35年になるんだそうです。ということは、昭和53(1978)年4月に創業したんですね。

 2杯目はスティンガー(800円)をもらいます。

「昨夜は吉沢京子さんがいらっしゃったんですよ」

 とマスター。なるほど。それで店内にも吉沢さんのポスターが貼ってあるんですね。近々、一緒にお仕事をされる予定なんだそうです。

 50分ほどの滞在。お勘定は1,600円でした。ごちそうさま。

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1階の真ん中が「ひとみ」 / 入口の電灯看板 / サイドカー

店情報前回

《平成25(2013)年2月9日(土)の記録》

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とりもつなべで菊正宗 … 「鍵屋(かぎや)」(鶯谷)

とりもつなべ


 2年ぶりの「鍵屋」は満席に近い状態。しかしながら、カウンターの中央部にちょうどひとり分の空席があって、そこに入れてもらうことができました。

 すぐに出されるお通し(サービス)は、小さな器のところてん。

「菊正宗(530円)と、とりもつなべ(690円)をお願いします」

 と注文すると、奥の厨房に『とりもつなべ』の注文が通され、カウンター内の銅製の燗づけ器で、菊正宗の燗がつけられます。

 酒問屋として江戸時代に創業、昭和24(1949)年に本格的な居酒屋になった「鍵屋」の料理はすべて、昔ながらの酒の肴(さかな)。

 焼き物は、とり皮やき(2本520円)、とりもつやき(2本540円)、合鴨塩やき(2本580円)に、うなぎ くりからやき(1本490円)の4種。

 豆腐料理は、冷奴(520円)、煮奴(580円)、湯どうふ(秋冬のみ、730円)の3種。

 これに加えて小さなひとり用の鍋物は、とりもつなべ(690円)と、とり皮なべ(690円)。

 この他に、味噌おでん(540円)、たたみいわし(640円)、大根おろし(440円)、ところてん(420円)、お新香(470円)、さらしくじら(740円)、もずく(540円)、かまぼこ(540円)、玉子焼(土曜日のみ、540円)、にこごり(秋冬のみ、620円)の、合計19品です。

 燗酒(菊正宗)をちびちびとやりながら、待つことしばし。ひとり用のステンレス鍋で仕上げられた鶏もつ鍋が出てきました。

 とりもつなべの具材は、とりもつ(心臓、肝臓、砂肝)のほか、豆腐、麩、玉ねぎ、玉ねぎと同じくらい細く切ったこんにゃく。

 東京ならではの、甘辛い割り下で煮込まれた鶏もつ鍋は、レバのコクと、砂肝のコリッとした食感がいい。「鬼平犯科帳」(池波正太郎)で長谷川平蔵が食べている軍鶏鍋も、こんな料理だったのかなあ。

 左どなりに座るおじさんは、この店に40年も通っているという常連さんで、お猪口(ちょこ)も、他のみんなの上に向かって広がった白い猪口とは違って、青いぐい飲みです。

「でもホントはその猪口のほうがいいんだよ。空気と一緒にすすりやすいようにできている。空気と一緒に飲むと、甘い酒も辛口に感じるんだ」

 ということで、お茶やみそ汁をすするときと同じように、ズズズッとすすって飲んでみると、最初にむせるようなアルコールの香りが喉の奥までドーンと飛び込んできて、それから日本酒がやってくる。なるほどこれは、いつもより強烈さを感じるなあ。

 太田さんがツィーーッという飲み方を表現されて以来、日本酒を飲むのはツィーーッが標準的だったけど、お茶やお吸い物の飲み方から類推すると、このズズズッのほうが昔ながらの飲み方なのかもしれないなあ。

「カウンターの中、上部に飾られている花は、いつも変わらずカサブランカなんだ」

 とそのおじさん。鶏もつ鍋についても、

「具で2本、残った汁で1本いけるよね」

 という話してくれました。

 私ももう1本、菊正宗をいただいて1時間ほどの滞在は、1,750円。

 店主とおかみさんの、「ありがとう存じます」の声に見送られながら店を後にしたのでした。

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「鍵屋」 / お通し(ところてん)と燗酒 / 品書き

店情報前回

《平成25(2013)年2月9日(土)の記録》

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電車の前にちょい飲み … 「愛知屋酒店(あいちやさけてん)」(新杉田)

しそ巻きで燗酒


 金曜日の昨夜は仕事の関係で、みなとみらい方面で飲み会だったので、そのまま横浜の単身赴任社宅に帰り、土曜日の今日、ゆっくりと起きだして久しぶりに部屋の掃除などをしたあと、夕方から都内の自宅へと向かいます。

 でもその前にちょいと1杯、と立ち寄ったのが新杉田駅近くの、店内で立ち飲みができる酒屋、「愛知屋酒店」です。

 平日は鈴なりの客でにぎわっている「愛知屋酒店」ながら、土曜日はいつもゆったり気味。午後5時過ぎの店内には、先客はなんと二人しかいません。

 まずは燗酒(沢の鶴・上撰、250円)を注文しておいて、店内中央にある冷蔵ケースに並ぶお惣菜から、しそ巻き(210円)を手に取って、立ち飲みカウンターの一番手前側、テレビのすぐ下あたりに立ちます。

 この店に来るのは、まだ3回目。立ち位置はいつもこの辺です。

 ここは、ひとり客の常連さんはカウンターの奥のほうへ、何人かでくる常連さんは冷蔵ケースの奥の立ち飲みスペースで飲んでいるようで、カウンターの手前側が空いていることが多いのです。今日も先客のお二人は、カウンターの奥のほうで飲んでいます。

 冷蔵ケースに並んでいる、ラップされたお惣菜は105円から260円ほど。もっとも高い260円はマグロの刺身です。

 角打ちの基本は、お店で買ったものを、持ち帰らずにそのまま飲み食いすること。

 なので、お酒はもちろん、つまみのほうも注文を受けて調理するのではなくて、缶詰や乾き物、ソーセージなど、そのまま持ち帰れるものが販売されていて、それをその場で買って、その場で食べるのです。

 スーパーのお総菜売り場のように、ラップされたお惣菜が並んでいて、それをその場で食べることができるというのは、より調理された料理に近くて、うれしいですね。

 温めたほうがおいしいお惣菜(たとえば焼き鳥や焼きイカなど)については、その場で電子レンジで温めてくれます。これは調理ではなくて、コンビニでお弁当を買うと温めてくれるのと同じようなものなんでしょうね。

 しそ巻は、くるみ、唐辛子、白ごま、大豆などを、ちょっと砂糖とみりんを加えた味噌に練り込んで、大葉で細い棒状に巻いたものが、1串に5個刺さったもの。ややもちっとした食感で、コクがあって、いいつまみです。

 サクッと1杯で終了して、お勘定は460円。

 都内までは1時間ちょっとかかるのですが、心地よいほろ酔い気分でウツラウツラ。こうしてウトウトしながら過ごすとあっという間に着いちゃうんですねえ。

 会社の帰り道に、キヨスクでカップ酒を買って、その場でキューッと飲んでから電車に乗り込むお父さんの気持ちがよくわかりますね。

店情報前回

《平成25(2013)年2月9日(土)の記録》

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三夜連続で日替り定食 … 「はまや食堂」(杉田)

特別定食で燗酒


 京急杉田駅のすぐ近くにある、昭和33(1958)年創業の定食屋、「はまや食堂」にすっかりはまっています。

 休肝日の一昨日(月曜日)は、「はまや食堂」でB定食(580円)。今日は湯豆腐(280円)に納豆(100円)、中ライス(170円)、みそ汁(80円)で、単品の合計なら630円のところ、定食ならば50円(8%)引き。湯豆腐のつゆが、小鍋のセンターに浸けられて、つゆも熱々なのがうれしいではありませんか。

 明けて、同じく休肝日だった昨日(火曜日)はC定食(680円)。ハムエッグ(250円)に、とん汁(大)(普通サイズなら300円)、そして中ライス(170円)。普通サイズのとん汁で考えても40円(6%)ほどお得なセットです。具だくさんのとん汁もさることながら、目玉焼きの上に載せることでプリッとした弾力感がしっかりと残っているハムがいいですね!

 さあ、そして。二日間連続の休肝日で、肝臓もすっかり元気になった(と私は信じている!)、水曜日の今日は、満を持して大徳利の熱燗(500円)からスタートです。

 ここの日本酒は、秋田の美酒「爛漫(らんまん)」。大徳利で注文しても、その半分の小徳利(280円)で注文しても、いつもすりきり一杯というか、あふれるほどにお酒を入れてくれるのです。

 今日のつまみに選んだのは特別定食(980円)。特別定食(980円)もB定食(580円)、C定食(680円)と並ぶ、3つの日替わりの定食のひとつです。

 今日の特食(←特別定食の略称)は、主菜が豚鍋(とんなべ、680円)。副菜は、マカロニサラダ(200円)またはホウレン草おひたし(200円)から1品、大根おろし(100円)またはみそ汁(80円)から1品が選べ、小ライス(150円)と、小皿のフルーツ(単品設定なし)の、単品合計ならば1,130円以上の品。

 食事として特食を注文すると、すべてがそろってから大きなお盆で出してくれますが、お酒と一緒に注文すると、副菜から、順々に出してくれるので、ちょうどいいつまみになって、最後にごはんで〆ることができるのです。

 ちびちびと飲んでるところで、まず出てきたのはホウレン草のおひたしで、すぐに大根おろしも出してくれます。これだけで、大徳利1本がスッといけちゃいますね。

 簡易コンロと共に豚鍋が出たところで、大徳利(500円)をおかわりです。この豚鍋、割り下の味わいが、日本酒にピタリです。

 壁に作りつけのカウンター席に座っている男性客も、この店の常連さんのようで、一昨日も昨日も一緒になりました。このおじさんは、ビールも酒も飲まなくて食事だけなんだけど、毎日、マグロ刺身定食(780円)に、冷しトマト(150円)か、キュウリとワカメの酢の物(180円)のどちらか1品を追加して、さらに途中で必ず小ライス(150円)をおかわりして、おいしそうに完食する。すっごく食べているようで、お勘定は1,100円ほど。

 そのとなりのお兄さんは、席に着くなり中瓶ビール(430円)と、じゃが煮付(200円)、ほうれん草おひたし(200円)、山うど酢味噌(200円)に、カレーセット(冷やっこ付きで680円)を一気に注文(合計1,710円)。

 しかもこのお兄さん、食べるのが早い早い。小鉢もの3品が出てきた順にワッシワッシと食べ進み、1品ずつ完食していく。カレーセットが出てきたときには、つまみ3品と中瓶ビールはすっかり終了だ。私よりだいぶ後に来たのに、あっという間に食べ終えて出て行ってしまいました。実に気持ちのいい食べっぷりですねえ!

 常連さんたちは、ほぼ毎晩のように来店していて、しかも各自の注文パターンがだいたい決まっていておもしろい。いくらご紹介してもきりがないほどなので、続きはまた次の機会に。

 私のほうも、2本の大徳利(都合4合ほど)を飲みきって、最後は特定に付いてきた小ライスを、豚鍋の残り汁に投入して、簡単おじやにして〆。

 2時間弱の滞在。すっかり満腹になって、心地よく酔っ払って、今日のお勘定は1,980円。

「どうもごちそうさま」

 と声をかけると、おかみさんはもちろん、厨房の奥にいるご主人もちょっと顔をのぞかせて、

「ありがとうございます。おやすみなさい」

 と、二人が笑顔で見送ってくれるのが、最高にうれしい瞬間です。

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【三夜のダイジェスト】 月曜日はB定食 / 火曜日はC定食 / 水曜日は特別定食

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【水曜日の詳細を時系列で】 燗酒(大) / ほうれん草おひたし / 大根おろし

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豚鍋と小ライスも登場 / 豚鍋をつまみに燗酒を飲む / 最後は簡単おじやで〆

店情報前回

《平成25(2013)年2月6日(水)の記録》

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ブリトロとホタルイカ … 国民酒場「じぃえんとるまん新杉田店」(新杉田)

ブリトロとホタルイカ


 平成21(2009)年にやってきて以来、実に4年ぶりとなる、立ち飲みの国民酒場「じぃえんとるまん新杉田店」です。

 相変わらず大瓶ビール(アサヒスーパードライ)が370円ですねえ。まずはこれから行きましょう。

 つまみは、《新物》と注記されたホタルイカ(250円)と、刺身棚に並んだ何種類かの刺身の中で、ひときわ輝くような美しさのブリトロ(250円)をもらうことにします。

 「じぃえんとるまん」での支払いは、キャッシュ・オン・デリバリー(略してCOD)。品物と交換に現金払いです。

 この時点で支払額は870円なので、カウンター上のおつりは130円。これじゃちょっと寂しいので、千円札をもう1枚置いて、1,130円にしておきましょうね。

 CODタイプの店は、最初に『今日は2千円以内で飲もう』と思ったら、まず2千円置いておいて、それがなくならないうちに帰ればいい。使いすぎることがないし、支払い時に予想外に高額の請求をされて、びっくりびっくりすることもありません。これがCOD最大の長所だと思います。

 いやいや、それにしても、ホタルイカは内臓のコクも抜群だし、ブリトロも見た目そのままの豪勢な(なにしろ脂身のうまみがすごいっ!)味わいだし。これは絶対に燗酒だな。

 大瓶ビールもまだ残っているけど、熱燗を1杯もらって、ビールはチェイサーとしていただきましょう。

 銘柄指定をせずに日本酒を注文した場合のデフォルト(既定値)の銘柄は、福島県喜多方市の「会津ほまれ」(1合220円)。燗をつけてもらう場合は、プラス30円なので、都合250円になります。

 一升瓶からトトトトトッと注いで終わるのに対して、それを電子レンジで温める手間がかかるので、その手間賃分が30円ということなんですね。

 日本酒は20種ほど並んでいて、それぞれ1合が220~500円。どのお酒を選んでも、プラス30円で燗をつけてもらうことができるのもいいですね。

 近隣の会社が休みの日曜日でも、店内は老若男女の呑兵衛(のんべえ)でいっぱい。相変わらずの人気店ぶりです。

 刺身2品を食べ終えたところで、次なるつまみは、ちょうど目の前に置いている、自家製ポテトサラダ(200円)をもらいます。さっきからこれを注文する人が多くて、目の前で次々につがれていて、無性に食べたくなったのでした。

 ポテトの他に、ハム、キュウリ、玉ネギの入ったポテトサラダに、ウスターソースをさっと回しかけていただくと、燗酒にも、ビールにも合いますね。

 ここまでほぼ1時間で、これまでに注文した料理3品を完食し、大瓶ビールと燗酒(1合)も完飲。料理とお酒が、タイミングよく空いたこのタイミングですっと帰るとオシャレなのですが、なんだかちょっと飲み足りない。

 「一ノ蔵」(350円)を燗(+30円)で注文して、つまみには冷やっこ(100円)をもらいます。

 温かいお酒に、冷たい豆腐もいい組み合わせですよね。

 1時間半ほどの滞在。CODでの支払いの総額は1,800円でした。どうもごちそうさま。

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「じぃえんとるまん新杉田店」 / 自家製ポテトサラダ / 冷やっこ

店情報前回

《平成25(2013)年2月3日(日)の記録》

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〆はおかめそばで燗酒 … そば処「豊年屋(ほうねんや)」(鷺ノ宮)

おかめそば


 うちの近所のもつ焼き屋さんへのごあいさつめぐり。なるべくたくさん行こうと、1軒1杯ペースで失礼してきたのに、それでもホッピー、梅割り焼酎、黒ホッピーと、焼酎系の飲み物を都合3杯いただくと、かなり効きます。

 他にも行きたいもつ焼き屋さんはあるんだけれど、今日のもつ焼き屋めぐりはこれにて終了。電車で鷺ノ宮駅まで戻ってきて、本日〆の1軒は、そば処「豊年屋」です。

 「豊年屋」は、出前なんかもしてくれる、ごく普通の町場のそば屋さんながら、北海道幌加内と斜里の契約栽培のそば粉を仕入れて、そば粉7に小麦粉3の比率で機械打ちした、色白のそばが自慢のお店。

 さっそく燗酒(菊正宗、400円)と、おかめそば(700円)を注文します。

 3軒のもつ焼き屋をハシゴしてきて、お腹のほうも、もうそこそこ満腹なので、“抜き”(麺を入れないそば。つまり汁と具だけ)があれば、抜きでもいいくらいなのですが、そんな注文ができるかどうかわからないので、普通に注文したのでした。

 すぐに出される燗酒と、それに付いてくる小皿の『かっぱえびせん』。ずっと冷たい焼酎を飲んできたので、あったかい日本酒がとても心地よい。

 ちびちびと飲んでるところへ、おかめそばも出てきました。

 おかめそばは、かまぼこや玉子焼きなどの具材を、おかめの面のように並べたから、そう呼ばれるようになったそうですが、五目よりも多い、八目ほどの具材がそばに載ることから、『岡目八目(おかめはちもく)』が由来とも言われています。

 要は具材が多いってことで、これがちょうどいい酒のつまみになるんですね。

 「豊年屋」のおかめそばの具材は、麩(ふ)、かまぼこ、竹の子、なると、わかめ、そして玉子焼き。グリーンピースもちょっと載ってます。刻みネギが別皿で出されるのは、ネギが嫌いな人もいるからでしょうね。

 具をつまんで、燗酒をちびり。おつゆをすすって、またちびりと、ちょっとずつ飲み進みながら、ときどきおそばもズズズッとすすり込みます。寒い冬の夜にいただく、熱々のそばがいいですねえ。

 地元で人気のそば屋なので、全部で5卓(テーブル3卓、小上がりの座卓が2卓)のうち、現在は4卓に人が座っています。もっとも私のように一人で1卓を占有していたり、ご夫婦二人で1卓に座っていたりという状態なので、比較的ゆったりとした感じ。

 結局のところ、そばも汁も、すっかり完食・完飲して、お腹はもう張り裂けんばかりに超満腹。お勘定は1,100円でした。どうもごちそうさま。

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「豊年屋」 / 燗酒 / 別皿の刻みネギも入れて

店情報前回

《平成25(2013)年2月2日(土)の記録》

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近所のもつ焼き屋巡り(3) … やきとん「たつや」(沼袋)

もつカレー


 もつ焼き「ホルモン」を出て、歩くこと約2分(距離にして100mほど)。今日の3軒目は、同じく沼袋にある、やきとん「たつや」です。

 「秋元屋」(野方)出身の店主・藤井龍成さんが、ここに「たつや」を開いたのは、2010年3月15日のこと。まもなく創業3周年を迎えるという新しいお店ですが、すでに地元の人気店です。

 ここにしかない名物メニューがいろいろとあるのも、「たつや」の大きな特長ですが、中でも私が大好きなのは『もつカレー』(パン付きで367円)。

 カレー味のもつ煮込みなのですが、これが黒ホッピー(399円)にピシャリと合うのです。

 ホッピーは普通に注文すると、氷入りで出してくれるのですが、「三冷(さんれい)で」と注文すると、きんと冷えたジョッキ、きんと冷えた焼酎、そしてきんと冷えたホッピーで、氷なしで出してくれます。

 やきとん(もつ焼き)ももちろん美味しいのですが、ここに来るとつい、「たつや」ならではの『もつミック酢』(210円)とか、ボリュームたっぷりの『おしんこ』(210円)なんかを頼んでしまうのでした。

 『身欠きにしん』(367円)や『西京漬け焼き』(262円)といった、やきとんを焼くのと同じように、炭火で焼きあげてくれる焼き魚まであるのもおもしろい。

 2月14日に、「たつや」初の支店となる、「たつや鷺ノ宮店」もオープンするそうで、今日の焼き台は、その鷺ノ宮店で店長を務める予定の伊達さん(女性)が担当されています。(筆者注: 鷺ノ宮店は予定どおり、2月14日に開店いたしました。)

 45分ほどの滞在。席料105円が加わって、今日のお勘定は870円(10円未満は切り捨て)でした。どうもごちそうさま。

店情報前回

《平成25(2013)年2月2日(土)の記録》

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近所のもつ焼き屋巡り(2) … もつ焼き「ホルモン」(沼袋)

コブクロちょい焼き


 野方(のがた)をあとに、となり駅の沼袋(ぬまぶくろ)まで移動。今日の2軒目は、東京オリンピックと同じ年、昭和39(1964)年にこの地に創業した、もつ焼きの老舗、「ホルモン」です。

 店の表に面した焼き台を挟むように、向いあって2列平行に並ぶカウンターの一角に腰をおろし、いつものように、まずまっ先に焼酎(230円)とお新香(110円)を注文。

 焼酎は、冷蔵庫で冷やしている一升瓶のサッポロ焼酎。受け皿付きの1合グラスにあふれるほど注いでくれます。これに梅シロップをちょいと入れていただきます。

 お新香は、ほとんどの客が注文する人気の品。内容は季節によって変わりますが、今日は白菜とキュウリ。小皿に盛って、ちょっと醤油をかけ、爪楊枝を1本さして出してくれます。もつ焼きの合いの手にぴったりの一品です。

「なにを焼きますか?」

 焼き台のところで振り返って聞いてくれる店主に、

「コブクロのちょい焼き(120円)を2本、お願いします」

 と注文。この店には、もつの刺身はなくて、一番『生(なま)』に近い状態のものが、この『ちょい焼き』です。ちょい焼きはコブクロとレバーが選べます。

 串に刺したコブクロを、さっとレアに焼いて、おろし生姜と刻みネギを添えて、醤油をかけたらできあがり。

 もつ焼きは串からはずさず、串からそのまま食べるのがいいのですが、ちょい焼きの場合は、すべて串からはずして、薬味といっしょに混ぜ合わせて食べるのがおいしいのです。

 さらに、おっぱい・がつ・あぶら(各110円)を1本ずつ、タレ焼きで注文すると、『はつもと』も1本付けてくれました。

 店主の菊池さんは、私と同郷(愛媛県)の先輩でもあるので、数が少なくてメニューに載せられないような部位を、ちょいとおまけで出してくれたりするのでした。いつもかわいがっていただいて、本当にありがとうございます。

 タレ焼きの、きつ過ぎない甘みが、ドライな焼酎によく合うんですねえ!

 1時間ほどの滞在。お勘定は910円でした。どうもごちそうさま。

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焼酎とお新香 / コブクロちょい焼き / はつもと、おっぱい、がつ、あぶら

店情報前回

《平成25(2013)年2月2日(土)の記録》

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近所のもつ焼き屋巡り(1) … やきとん「秋元屋(あきもとや)」(野方)

みそ焼きとホッピー


 もう1月も終わったのに、うちの近所のもつ焼き屋さんへのごあいさつが済んでないことに、昨日、「宇ち多゛」のもつ焼きをほお張りながら気がついた。

 そんなわけで、今日、土曜日の1軒目は、野方の「秋元屋」からスタートです。

 店に到着すると、店主の秋元さん自らが店頭に立って、陣頭指揮をとられています。

 さっそく秋元さんにごあいさつをして、向かって左、旧店舗側のコの字カウンター奥の、残りわずかな空席の1つに腰をおろして、まずは三冷白ホッピー(400円)をもらって、グゥ~ッと喉を潤してから料理の選択。

 「秋元屋」と言えば、やっぱり味噌焼き。れば・はらみ・てっぽう(各100円)の3種を1本ずつ、味噌焼きで注文します。

 焼き物などの料理の注文は、カウンターの中にいる二人のおにいさんではなくて、カウンターの外にいるおにいさんにするのが、このところの「秋元屋」のルールになっているようで、ちょっと戸惑ってしまいました。

 いかにご無沙汰しているかということがわかっちゃいますね(汗)。

 そもそも、知っている店員さんが、店主の秋元さんと、まっちゃんの二人しかいない。

 よく知っている人たちが、どんどん独立していって、それらのお店にちょっとずつ顔を出しているうちに、肝心かなめの本家「秋元屋」にごぶさたすることになっちゃってたんですねえ。

 自らも下町酒場好きである秋元さんが、平成16(2004)年にここに「秋元屋」を開店し、東京西部のこの町に、下町酒場の風をど~んと吹かせました。今では、西武新宿線の各駅にもつ焼き(やきとん)屋があるほどの状態です。

 ほんの8年で、こんなにも変わったことに驚きつつ、30分ほどの滞在。今日のお勘定は800円でした。どうもごちそうさま。

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《平成25(2013)年2月2日(土)の記録》

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薩摩無双をお湯割りで … 「兵六(ひょうろく)」(神保町)

薩摩無双をお湯割りで


 京成立石をあとに、押上(おしあげ)で地下鉄・半蔵門線に乗り換えて神保町(じんぼうちょう)へ。今日の3軒目は昭和23(1948)年創業の老舗酒場、「兵六」です。

 金曜午後8時前の店内は、ゆるやかに満席状態ですが、コの字カウンターの奥のほうの人たちが、ちょっとずつ詰め合わせてくれて、そこに入ることができました。

 この店のカウンター席は、2本の丸太が並んだベンチシート的な造り。込んでくると、ちょっとずつ詰め合わせることで、もうひとりくらい入ることができるのです。

 飲み物は、創業当時からのこの店の名物でもある、芋焼酎「薩摩無双」(680円)のお湯割りをいただきます。

 ほんわりと温かみのある薩摩無双が、ずんぐりと丸っこい徳利に入れられて、その徳利と揃いの、ぐい飲みのような、少し大きめのお猪口と一緒に出されます。それとは別にアルミの急須で白湯が出されるので、自分でお湯割りを作るんですね。

 まずはお猪口の半分くらいまで白湯を入れて、その上に、徳利から芋焼酎を注ぐと、フワッと立ち上る芋焼酎のいい香り。

 料理のほうも、炒麺(やきそば950円)、餃子(580円)、炒豆腐(ちゃーどうふ580円)、兵六あげ(420円)などなどと、いろんな名物がそろっている中、今日は「つけあげ」(530円)をいただきます。

 つけあげというのは、薩摩揚げのこと。地元・鹿児島ではそう呼ぶんだそうです。

 丸いの、四角いの、棒状のものの3種のつけあげが盛り合わされて、皿のふちには練りガラシが添えられます。

 甘みのあるつけあげに、醤油をさっと回しかけて、カラシをちょいちょいとつけながらいただくと、芋焼酎との相性は抜群です。

 「兵六」の店内で一緒になった酒友・橋本さんとともに店を出て、すぐ近くのカフェ「ミロンガ」で、詩人の水上紅さんとちょっと飲んだ後、築地の「ねこ屋」に向かうも満席で入れず、さらに移動して向かった銀座のバー「ロックフィッシュ」は、今日は午後10時半までの営業で、すでに閉まったあとでした。残念!

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「兵六」 / つけあげ / 「ミロンガ」

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《平成25(2013)年2月1日(金)の記録》

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汁が絶品!カキおでん … 「二毛作(にもうさく)」(立石)

カキのおでん


 もつ焼きの老舗、「宇ち多゛」を出ると、その筋向いにあるのが「二毛作」。

 あれっ。こんな時間(金曜の午後6時半)なのに、カウンターが2席空いている!

「こんばんは。入れますか?」

「あ、いらっしゃいませ。7時に予約が入っているので、それまでなら大丈夫なんですけど……」と店主の日高さん。

「じゃ、そのあいだお願いします」

 やった! 30分だけど、入ることができました。

燗酒とお通し 壁の黒板メニューをさっと確認して、飲み物は「神亀(しんかめ)」(700円)をお燗でお願いし、つまみにはこの季節ならではの『カキのおでん』(500円)を注文すると、待つことしばし、チロリの燗酒と、お通しのツブ貝(2個)が出されます。

 お猪口の底には『酒は純米、燗ならなお良し 上原浩』の文字。まさにそのとおりに、「神亀」純米の燗酒ですね。あぁ、うまいっ。

 さあ、そして、満を持してカキのおでんの登場です。

 楕円形の小ぶりのカレー皿っぽい深皿に、たっぷりのスープとともに出されるカキは5個。

 カキそのものもさることながら、カキの旨みが加わったおでんのスープが爆発的においしくて、この汁だけで燗酒のいいつまみになります。さすが「二毛作」のおでんですねえ。

 他にも『焼白子』(700円)や、『殻付ホタテの酒盗焼』(600円)、『しめさばユッケ』(600円)、『マコガレイの煮付』(500円)などなど、気になる料理が今日も盛りだくさんです。

 あっという間の30分。お勘定は1,400円でした。どうもごちそうさま!

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《平成25(2013)年2月1日(金)の記録》

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レバたれ若焼きで梅割 … もつ焼き「宇ち多゛(うちだ)」(立石)

レバたれ若焼きで梅割


 都内での仕事が早めに終わったので、よしっ、と思い立って向かったのは立石。もつ焼きの「宇ち多゛」に向かいます。

 もつ焼きというのは、豚の精肉以外の部分を、部位ごとに串に刺して焼いた料理。

 言葉で聞くととってもシンプルなのに、とても奥が深い世界なのです。

 「宇ち多゛」の前に到着したのは、午後5時過ぎ。この時間に着くと、金曜日でも行列はないんですね。すぐに店内に入れました。

 ここは、飲み物も料理も、ほぼ180円均一。

 もつ焼きは2本で180円で、焼酎の梅割りや、葡萄割りも180円。ビールも小瓶が360円、大瓶は540円と、それぞれ180円の倍数です。

 今日は、最初っから焼酎の梅割り(180円)でスタートし、料理は『レバたれ若焼き』(2本180円)と、お新香を『ショウガのっけてお酢』(180円)でいただきます。

 『レバたれ若焼き』というのは、「宇ち多゛」ならではの符丁で、『レバのもつ焼きを、味付はタレで、焼き方は若めでお願いします』ということを略した言い方です。

 レバは豚の肝臓なのですが、このプリップリ感といったら、もうたまりません。

 私自身、昔は、レバと言えば、なにやらねっとり感があったり、独特の臭いがあったりと、あまりいいイメージはありませんでした。

 ところがっ! 東京に出てきて、もつ焼きのレバを食べて驚いた。食感はプリップリだし、臭みなんてまったくないし、口の中に広がるコクがものすごい。焼酎系の飲み物と、ものすごい相性で合うのです。

 お新香の『ショウガのっけてお酢』というのは、もともと大根ときゅうりの糠漬けに、紅生姜をちょっとのっけて、醤油をかけて出してくれるのが標準なのに対して、『紅生姜を多めにして、醤油に加えてお酢も入れてください』ということを短縮した言い方です。

 お客さんがあれやこれやと適当な言い方で注文すると、お店の人たちは、それを焼き台や厨房に決まった符丁で通す。そんなことが続いているうちに、お客のほうもその符丁を覚えちゃった、ということなんでしょうね。

 続いてはカシラ(豚の頭部の肉、2本180円)を塩焼きでもらって、梅割りをおかわり。

 さらにナンコツ(喉肉、2本180円)もミソでもらいます。ミソというのは、素焼きしたナンコツを、煮込み汁にさっとくぐらせて出してくれるもの。もともとのナンコツのうまさに、煮込みのコクも加わります。

 “からしお”という注文をしてる人もいます。これは塩焼きしたもつ焼きを、煮込みの汁にくぐらせて出してくれるもののようです。もともと塩っ気があるものに、さらに味噌の味も加わるので、けっこうしょっぱそう。

 3杯目の梅割りをもらって、つまみは『アブラとハツを1本ずつお酢』(この2本で180円)。“1本ずつ”と注文できるのは、“生(なま)”だけ。串に刺したもつを、焼かずに、醤油をかけて、さらに“お酢”と注文しておくと、お酢もかけて出してくれます。

 “生”というものの、ここのもつ焼きは、レバ以外はあらかじめ下ゆでしているので、本当の生(刺身)ではありません。これはこれで美味しいので、ぜひお試しあれ。

 午後6時が近くなると、仕事を終えた人たちもどんどんやってきて、いつもの「宇ち多゛」らしいにぎわいになってきました。

 私も4杯目となる梅割り(180円)をもらって、〆の一品は『シロたれよく焼き』(2本180円)です。これは、豚の腸をタレをつけながらしっかりと焼いたもつ焼き。

 レバに始まり、シロに終わる。まさにもつ焼きの王道的な食べ方だろうと思います。

 1時間ちょっとの滞在。梅割り4杯と、おかずが6品で、お勘定は1,800円でした。

 どうもごちそうさま!

130201a 130201b 130201c
「宇ち多゛」 / かしら塩 / なんこつ味噌

130201d 130201e
はつ・あぶら生お酢 / しろタレよく焼き

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《平成25(2013)年2月1日(金)の記録》

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