残ったスープで芋焼酎 … 博多ラーメン「ばりこて」(都立家政)
台東区根岸の「鍵屋」から、中野区上高田のカクテルラウンジ「ひとみ」へと、東京都区内の東から西へと移動しながらのハシゴ酒。もう十分に飲んでるんだけど、地元に戻ってくると、またもう1軒行っちゃうんですねえ、これが。
今日の〆は、西武新宿線・都立家政(とりつかせい)駅近くにある博多ラーメンの店、「ばりこて」です。
ここは、ものすごく凛(りん)とした雰囲気のラーメン屋で、メニューには酒や肴(さかな)もリストアップされているのですが、飲んでる客はほとんどいなくて、みなさん、ストイックにラーメンと対峙しています。
それでも私はやっぱり飲むんですねえ。
「黒霧島(380円)をロックで。それと鳥皮ポン酢(280)をお願いします」
この店のカウンター席は、鋭角に折れたL字カウンター。入口引き戸を開けると、すぐ目の前に、カウンター席が左右にのび、左端が鋭角に折れて店の奥に向かう造り。
手前側のカウンター席には先客が4人ほど入っていたので、私は鋭角の奥側に座っています。この席から見ると、先客のみなさんが一所懸命ラーメンに向かっている様子がよく見える。
ズズッ、ズズズッと麺をすすり込む音と、どきどき「替玉、カタッ!」、「ナマで替玉!」と替玉(かえだま)を注文する声だけが店内に響きます。本当にストイックだなあ。そんな様子もつまみにしながら、芋焼酎をちびりちびり。
みんなラーメン+替玉を10分くらいで食べ終えて、サッと出ていく。するとすぐにまた新しい客が入ってきて、いつも4~6人くらいがラーメンを食べている状態です。
鳥皮ポン酢で1杯目の芋焼酎を飲み干したところで、私もラーメン(600円)をバリカタで注文します。ちなみに麺のゆで加減は、硬いほうからナマ→バリカタ→カタ→ヤワの順です。
まずは出されたそのままを大急ぎでかっこんで、麺を半分くらい食べたところで、おろしニンニクを投入してグイグイと食べ進みます。
替玉をする場合には、スープは飲まずに残しておくのがポイント。替玉半分(60円)をバリカタでもらって、今度は紅ショウガと、とっても辛い辛子高菜(からしたかな)も投入して、味の変化を楽しみます。
麺を完食したところで、黒霧島(380円)のロックをおかわりし、残ったスープをつまみに、芋焼酎をいただきます。
「このスープでビールを飲むのが好きなんですよ」
と店長。このスープは本当にいいつまみになります。
スープも芋焼酎も、すっかり完飲して終了。お勘定は1,760円。店長にも「完食ですね!」と喜んでもらえて良かった良かった。
| 固定リンク | 0
コメント