三夜連続で日替り定食 … 「はまや食堂」(杉田)
京急杉田駅のすぐ近くにある、昭和33(1958)年創業の定食屋、「はまや食堂」にすっかりはまっています。
休肝日の一昨日(月曜日)は、「はまや食堂」でB定食(580円)。今日は湯豆腐(280円)に納豆(100円)、中ライス(170円)、みそ汁(80円)で、単品の合計なら630円のところ、定食ならば50円(8%)引き。湯豆腐のつゆが、小鍋のセンターに浸けられて、つゆも熱々なのがうれしいではありませんか。
明けて、同じく休肝日だった昨日(火曜日)はC定食(680円)。ハムエッグ(250円)に、とん汁(大)(普通サイズなら300円)、そして中ライス(170円)。普通サイズのとん汁で考えても40円(6%)ほどお得なセットです。具だくさんのとん汁もさることながら、目玉焼きの上に載せることでプリッとした弾力感がしっかりと残っているハムがいいですね!
さあ、そして。二日間連続の休肝日で、肝臓もすっかり元気になった(と私は信じている!)、水曜日の今日は、満を持して大徳利の熱燗(500円)からスタートです。
ここの日本酒は、秋田の美酒「爛漫(らんまん)」。大徳利で注文しても、その半分の小徳利(280円)で注文しても、いつもすりきり一杯というか、あふれるほどにお酒を入れてくれるのです。
今日のつまみに選んだのは特別定食(980円)。特別定食(980円)もB定食(580円)、C定食(680円)と並ぶ、3つの日替わりの定食のひとつです。
今日の特食(←特別定食の略称)は、主菜が豚鍋(とんなべ、680円)。副菜は、マカロニサラダ(200円)またはホウレン草おひたし(200円)から1品、大根おろし(100円)またはみそ汁(80円)から1品が選べ、小ライス(150円)と、小皿のフルーツ(単品設定なし)の、単品合計ならば1,130円以上の品。
食事として特食を注文すると、すべてがそろってから大きなお盆で出してくれますが、お酒と一緒に注文すると、副菜から、順々に出してくれるので、ちょうどいいつまみになって、最後にごはんで〆ることができるのです。
ちびちびと飲んでるところで、まず出てきたのはホウレン草のおひたしで、すぐに大根おろしも出してくれます。これだけで、大徳利1本がスッといけちゃいますね。
簡易コンロと共に豚鍋が出たところで、大徳利(500円)をおかわりです。この豚鍋、割り下の味わいが、日本酒にピタリです。
壁に作りつけのカウンター席に座っている男性客も、この店の常連さんのようで、一昨日も昨日も一緒になりました。このおじさんは、ビールも酒も飲まなくて食事だけなんだけど、毎日、マグロ刺身定食(780円)に、冷しトマト(150円)か、キュウリとワカメの酢の物(180円)のどちらか1品を追加して、さらに途中で必ず小ライス(150円)をおかわりして、おいしそうに完食する。すっごく食べているようで、お勘定は1,100円ほど。
そのとなりのお兄さんは、席に着くなり中瓶ビール(430円)と、じゃが煮付(200円)、ほうれん草おひたし(200円)、山うど酢味噌(200円)に、カレーセット(冷やっこ付きで680円)を一気に注文(合計1,710円)。
しかもこのお兄さん、食べるのが早い早い。小鉢もの3品が出てきた順にワッシワッシと食べ進み、1品ずつ完食していく。カレーセットが出てきたときには、つまみ3品と中瓶ビールはすっかり終了だ。私よりだいぶ後に来たのに、あっという間に食べ終えて出て行ってしまいました。実に気持ちのいい食べっぷりですねえ!
常連さんたちは、ほぼ毎晩のように来店していて、しかも各自の注文パターンがだいたい決まっていておもしろい。いくらご紹介してもきりがないほどなので、続きはまた次の機会に。
私のほうも、2本の大徳利(都合4合ほど)を飲みきって、最後は特定に付いてきた小ライスを、豚鍋の残り汁に投入して、簡単おじやにして〆。
2時間弱の滞在。すっかり満腹になって、心地よく酔っ払って、今日のお勘定は1,980円。
「どうもごちそうさま」
と声をかけると、おかみさんはもちろん、厨房の奥にいるご主人もちょっと顔をのぞかせて、
「ありがとうございます。おやすみなさい」
と、二人が笑顔で見送ってくれるのが、最高にうれしい瞬間です。
【三夜のダイジェスト】 月曜日はB定食 / 火曜日はC定食 / 水曜日は特別定食
【水曜日の詳細を時系列で】 燗酒(大) / ほうれん草おひたし / 大根おろし
豚鍋と小ライスも登場 / 豚鍋をつまみに燗酒を飲む / 最後は簡単おじやで〆
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