汁が絶品!カキおでん … 「二毛作(にもうさく)」(立石)
もつ焼きの老舗、「宇ち多゛」を出ると、その筋向いにあるのが「二毛作」。
あれっ。こんな時間(金曜の午後6時半)なのに、カウンターが2席空いている!
「こんばんは。入れますか?」
「あ、いらっしゃいませ。7時に予約が入っているので、それまでなら大丈夫なんですけど……」と店主の日高さん。
「じゃ、そのあいだお願いします」
やった! 30分だけど、入ることができました。
壁の黒板メニューをさっと確認して、飲み物は「神亀(しんかめ)」(700円)をお燗でお願いし、つまみにはこの季節ならではの『カキのおでん』(500円)を注文すると、待つことしばし、チロリの燗酒と、お通しのツブ貝(2個)が出されます。
お猪口の底には『酒は純米、燗ならなお良し 上原浩』の文字。まさにそのとおりに、「神亀」純米の燗酒ですね。あぁ、うまいっ。
さあ、そして、満を持してカキのおでんの登場です。
楕円形の小ぶりのカレー皿っぽい深皿に、たっぷりのスープとともに出されるカキは5個。
カキそのものもさることながら、カキの旨みが加わったおでんのスープが爆発的においしくて、この汁だけで燗酒のいいつまみになります。さすが「二毛作」のおでんですねえ。
他にも『焼白子』(700円)や、『殻付ホタテの酒盗焼』(600円)、『しめさばユッケ』(600円)、『マコガレイの煮付』(500円)などなど、気になる料理が今日も盛りだくさんです。
あっという間の30分。お勘定は1,400円でした。どうもごちそうさま!
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