〆はおかめそばで燗酒 … そば処「豊年屋(ほうねんや)」(鷺ノ宮)
うちの近所のもつ焼き屋さんへのごあいさつめぐり。なるべくたくさん行こうと、1軒1杯ペースで失礼してきたのに、それでもホッピー、梅割り焼酎、黒ホッピーと、焼酎系の飲み物を都合3杯いただくと、かなり効きます。
他にも行きたいもつ焼き屋さんはあるんだけれど、今日のもつ焼き屋めぐりはこれにて終了。電車で鷺ノ宮駅まで戻ってきて、本日〆の1軒は、そば処「豊年屋」です。
「豊年屋」は、出前なんかもしてくれる、ごく普通の町場のそば屋さんながら、北海道幌加内と斜里の契約栽培のそば粉を仕入れて、そば粉7に小麦粉3の比率で機械打ちした、色白のそばが自慢のお店。
さっそく燗酒(菊正宗、400円)と、おかめそば(700円)を注文します。
3軒のもつ焼き屋をハシゴしてきて、お腹のほうも、もうそこそこ満腹なので、“抜き”(麺を入れないそば。つまり汁と具だけ)があれば、抜きでもいいくらいなのですが、そんな注文ができるかどうかわからないので、普通に注文したのでした。
すぐに出される燗酒と、それに付いてくる小皿の『かっぱえびせん』。ずっと冷たい焼酎を飲んできたので、あったかい日本酒がとても心地よい。
ちびちびと飲んでるところへ、おかめそばも出てきました。
おかめそばは、かまぼこや玉子焼きなどの具材を、おかめの面のように並べたから、そう呼ばれるようになったそうですが、五目よりも多い、八目ほどの具材がそばに載ることから、『岡目八目(おかめはちもく)』が由来とも言われています。
要は具材が多いってことで、これがちょうどいい酒のつまみになるんですね。
「豊年屋」のおかめそばの具材は、麩(ふ)、かまぼこ、竹の子、なると、わかめ、そして玉子焼き。グリーンピースもちょっと載ってます。刻みネギが別皿で出されるのは、ネギが嫌いな人もいるからでしょうね。
具をつまんで、燗酒をちびり。おつゆをすすって、またちびりと、ちょっとずつ飲み進みながら、ときどきおそばもズズズッとすすり込みます。寒い冬の夜にいただく、熱々のそばがいいですねえ。
地元で人気のそば屋なので、全部で5卓(テーブル3卓、小上がりの座卓が2卓)のうち、現在は4卓に人が座っています。もっとも私のように一人で1卓を占有していたり、ご夫婦二人で1卓に座っていたりという状態なので、比較的ゆったりとした感じ。
結局のところ、そばも汁も、すっかり完食・完飲して、お腹はもう張り裂けんばかりに超満腹。お勘定は1,100円でした。どうもごちそうさま。
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