グリルサンドも美味い … パブ「ブリック(BRICK)」(中野)
焼とん「いちふじ」を出て、中野での2軒目は、駅の北口側に出て、サントリーパブ「ブリック」です。
1階のL字カウンターの手前側、L字の短辺のあたりがたまたま空いていたのでそこに座り、まずは昭和39(1964)年の創業から続く名物・トリハイ(220円)をもらいます。
都内で焼酎ハイボールが流行りはじめたとき、負けじと作ったメニューが、このトリハイなんだそうです。トリスを1ジガー(45ml)に炭酸水を入れて、レモンピールしたらできあがり。トリスで作るハイボールだからトリハイです。
さてつまみ。久しぶりにここのグリルサンド(450円)を食べてみたい気分なので、つまみはそのグリルサンドを注文すると、お通しにはキスチョコを出してくれます。
この店では、常時3~5種類ぐらいのお通しを用意しているようで、その中から、こちらが注文した料理とかぶらないものをセレクトして出してくれるのです。
市販のホットサンドメーカーで作られるグリルサンドの具材は、半分がハム&チーズで、もう半分がツナサラダ。バーでいただくグリルサンドが美味しいんですよねえ。
ここ「ブリック」は、とてもリーズナブル価格の老舗オーセンティックバー。値段は安いけれど、オーセンティックバーならではの凛(りん)としたバーの雰囲気は本格派。
お客がいないときには、カウンターの席は右30度ぐらいに傾けて整列されて、次のお客の来店を待ちます。店に入った瞬間に、ビシッと並んだこれらの椅子が見えると、もうそれだけでこっちの背筋もピンと伸びるのです。
1杯目のトリハイを飲み終えて、2杯目には角のハイボールをもらいます。
店員さんたちは、そろいの白いバーコート。そこそこに継ぎがあたっていたりして、決して新しいとは言えないバーコートなんだけど、それがいつもきっちりと清潔に保たれていて、見た目にすがすがしい。気合が客に伝わります。
そのバーコートでシェイカーを振ってくれるところが見たくて、3杯目にはジンフィズを注文します。ジンに砂糖とレモンジュースを加えてシェイクしてグラスに入れ、ソーダ水で割ると、ジンフィズが完成します。
のんびりと1時間ほど楽しんで、今日のお勘定は2,130円でした。どうもごちそうさま。
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