創業5年となりました … 炭火焼鳥「一火(いちか)」(上大岡)
予約時刻の午後7時に店内に入ると、予約されていた席はカウンターの焼き台前という特等席。GAさんも少し前に到着されたとのことで、キャベツ酢漬け(350円)をつまみながら、キリンクラシックラガー大瓶(580円)を飲み始めたところ。私もそのビールをグラスに注いでもらって乾杯です。
同じ上大岡にある、人気やきとり店「鳥佳」の2号店として、2008年4月にオープンした「一火」は、いまや「鳥佳」同様に人気が高く、いつも満席状態が続くお店になっています。あっというまの5周年ですねえ。
焼き物のほうは、まずはお得なハラペコセットからスタート。ハラペコセットは、店長のチョイスで串6本が出されて700円。「一火」の焼き鳥は、1本150円からなので、その150円のものだけが6本でも本来ならば900円ですから、かなりお得なんですね。
今日はレバー(150円)、鳥ねぎ(150円)、ハツ(150円)、シロ(150円)、ししとう(150円)、そしてこのセットを注文すると、最近、店長が必ず入れてくれるという、ささみサビ(200円)の6本です。プリッとレアな状態で出される、ささみがいいですねえ!
飲み物をGAさんがキープされている焼酎に切り替えて、鳥佳グループ自慢の牛もつ煮込み(500円)もいただきます。そうそう。ここ「一火」は鳥佳2号店なのですが、2010年に鳥佳3号店の「大洋」が金沢文庫にオープンしたんだそうで、今は3軒のグループになっているんだそうです。
ハラペコセットの6本が終わったところで追加で、銀杏(180円)、たんもと(150円)と、かしら(150円)を焼いてもらって、手書きの『本日の美味』からは「三浦大根たくあん」(250円)をいただきます。
実は最初にもらったキャベツ酢漬けも、『本日の美味』からの1品。他には馬刺し(900円)、鶏たたき刺し(420円)、カツオたたきの大根サラダ(420円)、ヤゲンナンコツ(150円)、ヘルシー野菜つくね(180円)が並んでいます。
その日、その日の『本日の美味』は、「一火」のブログで確認することができます。
そしていよいよラストスパートです。
「一火」の店長・しんたろうさんと言えばやっぱり、なんこつ(150円)たれ焼き。
私が一番最初に、しんたろうさんのもつ焼きに出会ったのは、今から6年半前の2006年10月のこと。
その日、お休みしていた店主に代わって、「鳥佳」の焼き台をあずかっていたのが、若き日のしんたろうさん(今でも若いですが)だったのです。
そこで小腹セット(5本700円)をお願いしたところ、ちょうど真ん中、3本目に「なんこつは、あえてたれ焼きにしてみました」と、なんこつたれ焼きを出してくれたのでした。なんこつと言えば塩焼きにするもの、という固定観念を打ち破る見事な味わいは、今も変わりませんねえ! こいつはうまいや。
ラストスパートの2品めは、半熟うずら(250円)。このうずらの卵はグループ3店舗分をまとめて本店の「鳥佳」で茹でて作っていて、鳥佳グループのみんなが、「鳥佳」に集まって仕込みをするんだそうです。殻を剥くときに割れちゃったり、串を刺すときに失敗しちゃったうずらの卵は、自分たちで食べるんですって。
そして最後の1品が、しいたけ(180円)。表面に「一火」という飾り包丁が入っていることを初めて知りました。
新しいボトルも入れて、今日のお勘定はふたりで7,190円(ひとりあたり3,595円)でした。
しばらく見ぬ間に、店長・しんたろうさんがすっかり頼もしい感じになっていて、すばらしい焼き鳥を堪能することができました。どうもごちそうさま。
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