ふんわりと納豆玉子焼 … 居酒屋「田舎屋(いなかや)」(桜木町)ほか
仕事を終えて、野毛(のげ)に出て来たものの、残念ながら「武蔵屋」は臨時休業中。(注:その後、3月5日に再開しました。)
それじゃ、と向かったのが、その「武蔵屋」からバス通りを挟んだ反対側の、野毛の飲み屋街の中にある老舗の居酒屋「田舎屋」です。
店内は、左手にカウンター6席、その背後、通路を挟んで右手の壁際にに2人掛けテーブル席が2卓。とまあ、ここまでであれば「小ぢんまりとした酒場ですね」といったところですが、この店はさらに奥がどかんと広がっていて、4人掛け・6人掛けのテーブル席が5卓ほど並んでいて、一番奥の壁際には大きなカラオケ用テレビが鎮座しています。
火曜日7時半の店内は、先客は3人。カウンターの奥側に男性ひとり客、右手テーブル席のひとつに男性ふたり連れ。3人とも常連さんの様子で、すっかりくつろいだ雰囲気です。
私もカウンターの真ん中あたりに腰をおろし、まずは瓶ビールを注文すると、すぐにキリンラガービール中瓶(500円)と、お通し(300円)のキュウリとセロリの塩漬けが出されます。
つまみは、焼き鳥や刺身の他、一品料理も数多くならんでいます。焼き鳥は1本100円、何種類かから選べる刺身はいずれも500円ほどで、盛り合せならば1,500円。一品料理は300~700円ほどとリーズナブル。
そんな中から、最初の一品として注文したのは、焼き鳥セット(500円)です。
店は女将さんがひとりで切り盛りされているようで、焼き鳥も女将さんが焼いてくれます。
そうやって一人で働く女将さんに対して、常連さんたちも協力的で、「生ビールもらうよ~」と声を掛けながら、カウンターの奥にある生ビールサーバーから、自分でおかわりの生ビールを注いだりしている。女将さんも「はいよ~、ありがとうね~」って。
ややあって、出された焼き鳥セットは、正肉(皮付き)、豚ばら、ねぎ肉、れば、ピー肉の5本組。正肉が、鳥皮付きの肉なのがいいですね。添えられたニンニク味噌がうまい。
野毛で焼き鳥を食べると、たいていニンニク味噌を添えてくれるのです。
ビールに続いては、燗酒小(350円)と納豆玉子焼き(400円)を注文。
すぐに出される燗酒小は、徳利(とくり)にも猪口(ちょこ)にも「日出盛(ひのでざかり)」の名が入っているので、中身もきっとそうなんでしょうね。
できたての熱々で出してくれる納豆玉子焼きは、女将さんご自身も「これはボリュームがあるわよ」と言いながら出してくれるほどの大きさです。
この玉子がふんわりとやわらかくて、おいしいこと。
さらに燗酒小350をおかわりして、1時間半ほどの滞在は、2,400円でした。
2軒目は「ホッピー仙人」に立ち寄って、瓶白(びんしろ=瓶の白ホッピー、500円)。
その後、入ってこられたハルさん(=「野毛ハイボール」の店主)の注文に合わせて、私も瓶黒三(びんくろさん、500円)。これは瓶の黒ホッピーで、焼酎が「金宮」の代わりに「三楽」を使ったものです。
「ホッピー仙人」には1時間ほどの滞在。お勘定は1,000円でした。
まだ火曜日なので、今日はこれくらいにしておきましょうね。どうもごちそうさま。
お通しと瓶ビール / 焼き鳥セット / 燗酒小 / 「ホッピー仙人」にて
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