« 特上うな重で丸眞正宗 … 鯉とうなぎ「まるます家(まるますや)」(赤羽) | トップページ | 久びさのうなぎ串焼き … うなぎ「カブト」(新宿) »

豚軟骨もつ煮込み再開 … 焼鳥割烹「川名(かわな)」(阿佐ヶ谷)

豚軟骨もつ煮込み


 日曜日なので、自宅のある都内でちょっと飲んでから、横浜の単身赴任社宅に向かうパターン。今日は阿佐ヶ谷の「川名」で飲むことにしました。

 実は先の火曜日(6月11日)に、「川名」の店主・川名茂さんから、

「みなさまからのご要望にこたえて、今週から豚軟骨もつ煮込みを再開します」

 というメールをいただいたのでした。

 豚軟骨もつ煮込み(231円)は、私が知っている中では、ここ「川名」にしかない煮込み。メニュー名のとおり、豚軟骨(豚ののど軟骨)を、大根やごぼうなどの根菜類と一緒に煮込んだ、ヘルシーで、コリッとした食感も楽しめる料理なのです。この店の名物料理のひとつでもあります。

 ところがこの料理、ものすごく手間ひまがかかるんだそうで、煮込みが飛ぶように売れる冬場は、とてもやってられないようになってしまった。そこで冬場は牛すじ煮込み(294円)を出すようにしていたんだそうです。

 6月に入って、煮込みの販売量も減ってきたので、手間ひまがかかる豚軟骨もつ煮込みも復活とあいなったのでした。

 牛すじ煮込みにしても、豚軟骨もつ煮込みにしても、「川名」の煮込みは売り切れ仕舞いで、しかもかなり早い時間帯に売り切れてしまうので、早めの時間帯に行かないといけません。

 今日は、所用のため開店(16:00)と同時に行くことができなかったので、二巡目となる、午後6時前を目指して「川名」に向かいました。

『空いてるかな?』

 とのぞき込んだ「川名」の店内は、カウンター席の、一番入口側に近い2席が空いていて、一番端っこの、落ち着ける席に陣取ることができました。

 すぐに出されるお通しのオレンジ2切れ。

「赤ホッピー(399円)と豚煮込み(231円)をお願いします」

 と注文すると、両方ともあっという間に出てきて、本当に久しぶりの豚軟骨もつ煮込みに舌鼓(したづつみ)。やっぱりうまいのぉ、この料理は。

 ちなみに、一般的に白ホッピーと呼ぶことが多い、通常のホッピーを、赤ホッピーと呼ぶのは、王冠の色が赤いからです。黒ホッピーは、王冠の色も黒いので、この店でも黒ホッピーと呼びます。

 さらにちなみに、ホッピーの製造元のホッピービバレッジでは、白ホッピーも赤ホッピーもなくて、あるのは普通の「ホッピー」と、「黒ホッピー」の2種類で、提供の形態は「瓶(びん)のホッピー」と「樽(たる)のホッピーの2種類です。(『お店ホッピー』の場合です。それ以外に『お宅ホッピー』として、ホッピー330、ホッピーブラック、55ホッピーという銘柄もあります。)

 樽のホッピーは、生ビール用のサーバーで提供されることが多いので、通称として「生ホッピー」と呼ばれたりするのですが、ホッピーそのものは生(=加熱せず、ろ過処理したもの)ではありません。

 ホッピーのナカ(焼酎のおかわり、354円)をもらって、つまみにはアジ刺身(420円)を注文。

 アジの刺身は、1尾まるごとのアジが、注文を受けてからさばかれて、1尾分、すべてが出されます。それで420円というのが、「川名」ならではの価格設定ですね。

 今日の刺身は、アジ以外には、ブリとシメサバがあり。いずれも420円です。(なお、アジ1尾まるごと炭火焼きは、なんと294円です。すごぉ~いっ!)

 1時間ちょっとの滞在。最近はじまった席料105円がついて、今日のお勘定は1575円でした。どうもごちそうさま。

 さあ、横浜に向かいますかね。

130616a 130616b 130616c
フルーツ盛り合せ / ブリ腹皮焼き / アジ刺身

店情報前回

《平成25(2013)年6月16日(日)の記録》

| |

« 特上うな重で丸眞正宗 … 鯉とうなぎ「まるます家(まるますや)」(赤羽) | トップページ | 久びさのうなぎ串焼き … うなぎ「カブト」(新宿) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 豚軟骨もつ煮込み再開 … 焼鳥割烹「川名(かわな)」(阿佐ヶ谷):

» 6年間お疲れ様でした … 阿佐ヶ谷「川名」~中野「ブリック」 [居酒屋礼賛]
 今から6年前、平成19(2007)年4月に創刊された「古典酒場」。その後も1年に1~3冊のペースで出版されてきましたが、つい先日、平成25(2013)年5月に発行された「古典酒場 VOL.12 FINAL号」をもってSeason1が終了し、休刊となりました。  居酒屋巡りの大先達・太田和彦さんから、「酒とつまみ」創刊編集長の大竹聡さん経由で、「倉嶋編集長の慰労会をやりましょう」というお声がけをい... [続きを読む]

受信: 2013.08.12 06:07

« 特上うな重で丸眞正宗 … 鯉とうなぎ「まるます家(まるますや)」(赤羽) | トップページ | 久びさのうなぎ串焼き … うなぎ「カブト」(新宿) »