最後の注文はシロみそ … もつ焼き「宇ち多゛(うちだ)」(京成立石)
昨年末に、一緒に『呉の三大大衆食堂巡り』をした愛知県在住のKさんが上京され、今回は一緒に「宇ち多゛」へと向かいます。
昼の12時30分に京成立石駅の改札口で待ち合わせて「宇ち多゛」に向かうと、裏手の入口には30人ほどの長い行列。しかしながら午後1時には店内に入ることができました。
まずは大瓶ビール(キリンラガー、540円)をもらって、料理は煮込み(180円)とお新香・生姜のっけてお酢(180円)、そしてタン生お酢(180円)を注文。
お新香は残念ながら売り切れていて、大根・生姜のっけてお酢(180円)になりました。お新香(ぬか漬け)はキュウリと大根の盛り合わせなのですが、たいていキュウリが先になくなってしまいます。そうなるとお新香も大根だけになるんですね。
それにしてもタン生が残っていてよかった。みんなもう売り切れたと思って注文してなかったのかなあ。
同じテーブル(裏手入口の左側の奥席)には、歩く酒場データベース・川口さんご夫妻や、常連・しのさんたちもいて、そこでの会話もまた楽しい。
愛知からいらしたKさんは、お仕事の都合で錦糸町に住んでいたこともあって、そのころにもよく「宇ち多゛」に来られていたんだそうです。しかしながら、太田和彦さんの「居酒屋味酒覧
」に掲載されている酒場も、ほぼ全軒制覇されているKさんなので、どこにお誘いしても行ったことがあるお店なのかもしれませんね。
それにしても「居酒屋味酒覧」掲載店は全国各地に及んでいる。そのほぼすべてを制覇というのは、すごいことですよねえ!
ビールを飲み干して、焼酎の梅割り(180円)に切り替えたところで、残っているもつ焼き(2本180円)はアブラ、シロ、ガツの3種のみ。タン生もさっき売り切れたのです。午後1時を過ぎると、いろんな品物が次々に売り切れていくんですね。
残る3種の中からアブラたれと、シロたれをもらいます。
ガツよりもアブラのほうが先に売り切れるだろうという読みだったのですが、なんと先に売り切れたのがガツ。『ガツ素焼きお酢入れないで』をねらってたのになあ。
『ガツ素焼きお酢入れないで』というのは、素焼きしたガツに醤油だけかけて、お酢はかけないもの。つまり『ガツ醤油』ができあがるってことですね。う~む、残念でした。
すぐにアブラも売り切れて、もう残っているのはシロのみ。
さっきはシロたれでいただいたので、今度はシロみそをもらいます。
シロみそというのは、素焼きのシロを、煮込みの汁をくぐらせてから出してくれるもの。つまり『みそ』というのは、煮込み汁のみそ味のことなんですね。けっこう人気が高い一品です。
店の片づけが始まる2時ごろまで、1時間ほどの滞在。二人でおかず6品と、ビール大瓶、焼酎梅割り6杯(ひとり3杯ずつ)で、お勘定は二人で2,700円でした。どうもごちそうさま。
なお「宇ち多゛」は、2013年7月25日(木)~28日(日)までは夏休み。8月15日(木)は土曜日なみの営業で、8月16日(金)~18日(日)はお盆休みです。
大根、煮込み、タン生 / アブラたれ、シロたれ / 焼酎梅割り
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コメント
モラスキーさんの、『呑めば都』を手に入れました。
緻密に、居酒屋と街の形成の関わりを描かれており、良い買い物をしたと納得しております。
投稿: IVY | 2013.07.26 18:53