待ってる間を利用して … 国民酒場「じぃえんとるまん」(上大岡)
金曜日の今日、
「すいません。満席なんです。いま
「ぜひお願いします。その辺で待ってますので」
とお願いして、再び上大岡駅のほうへと向かいます。
大人気店の「鳥佳」は、予約して行くのが基本。『でも一人ならなんとかなるかな?』と思ったのが甘かったようです。ひとりで滑り込むすき間もありませんでした。
携帯に電話がかかってきたら、すぐに出ることを考えると、立ち飲み屋で飲むのが良さそうだ。でも時間的に、角打ちの「成田屋酒店」は無理だな。8時閉店だから、30分も居られない。となると立ち飲みの「じぃえんとるまん」(正式名称は「国民酒場あさひや じぃえんとるまん」)が第一候補かな。
その「じぃえんとるまん」、改装したのか、私の記憶にある外観とちょっと違っている。
縄のれんをくぐり、入口引き戸を開けて店内に入ると、店内も変わっています。5年ぶりですもんねえ、この店に来るのも。相変わらずの大にぎわいは、前と変わりません。
店内の右手奥にかけられた
この場所はトイレのすぐ横なので空いてるのかな? しかもここからだと料理のメニューも見えないので、まわりにいるおじさんたち(客)も、それぞれ常連さんばかりの様子。私もかつて注文した覚えのあるマグロ刺身を注文してみると、今もやっぱり置いてました。
支払いは品物と交換払い(キャッシュ・オン・デリバリー)。その場で千円札で支払って、お釣りの430円は今後の注文用にカウンターの上に置いておきます。
それにしても、このビールの大瓶が370円って、へたな角打ちよりも安いんじゃないかなあ。(ちなみに「成田屋酒店」の大瓶は、キリン、アサヒ、サッポロが360円、エビスが380円と、こちらもさらにすばらしいっ!)
近くのおじさんが、きゅうりのぬか漬け(100円)を注文しているのを聞いて、『そういえばここは、きゅうりも美味しかったなあ』と思い出し、便乗注文。
ぬかが付いたまま、カウンター上のバットにずらりと並んでいるきゅうりを、注文を受けて1本ずつ取り出して、表面のぬかを洗い取ってスライスし、うまみ調味料(味の素)をかけて出してくれます。(「味の素かけないで」とお願いすると、うまみ調味料なしで出してくれます。)
マグロとキュウリで大瓶のビールを飲み干して、続いてはトマトハイ(220円)にするか、豆乳ハイ(220円)にするか、ちょっと迷って豆乳ハイを選択。
なぜこの二つを候補に挙げたかというと、これらはどちらも酒と
トマトハイは、トマトをつまみに焼酎を飲んでるような、豆乳ハイは、豆腐をつまみに焼酎を飲んでるような、そんな感じの飲み物なので、今のような時間待ちの時にはちょうどいい。電話がかかってきたら、クイッと飲み干して出るつもり。
その豆乳ハイも残りわずかとなった午後9時10分。
「たいへんお待たせしました。カウンターに空席ができました」
という電話がかかってきました。
「わかりました。すぐに向かいます!」
と電話を切って、カウンター上に残ったお釣り、110円をポケットに入れ、グイッと飲み干したグラスや、空いているお皿をカウンター上に返して「ごちそうさま」。
1時間半の滞在は890円。この安さが、さすが「じぃえんとるまん」ですねえ。
「じぃえんとるまん」 / きゅうりぬか漬け(100円) / 豆乳ハイ(220円)
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