開店時刻の午後2時ちょうどにやって来たのに、もうほとんど満席! すごいなあ。
よく確認してみると、カウンターのみ15席分の奥のほうに2席程度の空きがあって、そこに滑り込むことができました。
大瓶のビール(キリンラガー、650円)をもらって、うなぎ串焼きは、メニューにある5種7本がすべて出される『ひと通り』(1,540円)をお願いします。
| えり焼(2本320円): まず最初に出されるのがこれ。うなぎの首の周りの肉3尾分を1串に刺して焼いたもの。ちょっと骨っぽいが、その骨のまわりの肉がうまい。 |
| ひれ焼(2本320円): うなぎの腹びれ、背びれ、尾びれを串に巻き付けて焼いたもの。表面のシャクッとした香ばしさと、脂分たっぷりのジューシーさのバランスがすばらしい。1串に7尾分のひれが使われている。 |
| きも焼(1本290円): 肝臓(レバー)以外の内臓一式を串に巻いて焼いたもの。これも1串に3尾分の内臓が使われている。ちょっとほろ苦い感じがいい酒の肴になる。 |
| 一口蒲焼(1本320円): 一口大に切ったうなぎの身を串に刺して蒲焼にしたもの。蒸さずに焼き上げるので、プリッとした弾力感が楽しめる。 |
| れば焼(1本290円): うなぎの肝臓(レバー)13尾分を1串に刺してサッと焼いたもの。ひと通りを注文した人にしか出されず、基本的に単品での注文はできない。早い時間に売り切れてしまうので、それ以降は「れば焼」の入らないひと通りとなる。 |
ここまでで、ひと通りが終了。ビールを飲み干したところで、飲み物を焼酎(350円)の梅割りに切り替えて、うなぎ串焼きも追加注文です。
| かば塩(1本320円): 「一口蒲焼」を塩焼きしてもらうもの。つまり、できあがるのは「一口白焼」ってことですね。うなぎの身のうまさがよく味わえる、人気の高い一品。 |
| まる塩(2本320円): 「えり焼」のもう少し頭側の部分。ほっぺたあたりかな? 輪切った形がまん丸いので「まる」と呼ばれるようになったに違いない(←未確認)。1串に4尾分の「まる」が使われている。「えり焼」よりももっと骨っぽい。タレで焼く「まるタレ」もある。 |
おそらくこれが「カブト」のうなぎ串焼きの全品だと思いますが、他にもあれば教えてください。
(「えり焼」を追加注文したお客さんに、「やわらかいのでいいんだね?」と聞き返していたので、「えり焼」の硬いの、やわらかいの、みたいなのもあるじゃないかと思います。もしかすると「まる」が「えり焼」の硬いののことなのかなあ?)
1時間ちょっとの滞在。ビール大瓶と焼酎に、うなぎ串焼きが7種10本で、お勘定は2,860円でした。どうもごちそうさま。
あぁ、外が明るくてまぶしい。金宮焼酎の梅割りはよく効くなあ。
・店情報 (前回)
《平成25(2013)年6月29日(土)の記録》
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