冷蔵ショーケース新設 … 魚料理「竹よし(たけよし)」(都立家政)
さる8月9日(金)、「竹よし」のカウンターに、お寿司屋さんのような冷蔵ショーケースが設置されました。
その二日前、8月7日(水)は、店主・岩崎正志さんの75歳の誕生日。さらに「竹よし」がオープンしたのが平成5(1993)年3月11日なので、今年で創業20年。
今日は早い時間から、『ぜひそのショーケースを見に行かなければ』という常連さんたちでにぎわっています。
「こんなにたくさんの魚が、これまではカウンターの下に隠れていたの?」
みんなが一様に驚くのが、その魚介類の量。
けっこう大きなショーケースの中に、重なり合わんばかりにたくさんの魚や貝が、ところ狭しと並んでいるのです。
「マスター、これなに? こんなのメニューに書いてないじゃない」という声も多い。
用意している魚介類のすべてがメニューに書き出されているわけではなかったんですねえ。
『百聞は一見にしかず』とはよく言ったもので、メニューの
「このサバ! すごい脂ののりだねえ! マスター、これ焼いてよ」と注文する常連さん。
店主はまさに、お客とのこういうやり取りを期待して、このショーケースを入れたんだそうです。
「これなんだい?と質問してもらったり、ものを見て、これ食べたい!と言ってもらったりできるんじゃないかと思ってねえ」
いやいや。設置二日目にして、カウンター席はすでにそういう状態になってますよ、マスター。
あれもこれも、あれもこれも、とにかくおいしそうで選べない私は、いつものように刺身小盛り合せ(650円)を注文し、サッポロラガービール(中瓶500円)を飲みながら待っていると、出されたのはマグロ、ヒラメ、カツオの3点盛り。おまけでトリ貝もひと切れ。
小さい盛り合せにもかかわらず、マグロとトリ貝はワサビ醤油で、ヒラメは紅葉おろしのポン酢醤油で、カツオは
ビールもまだあるものの、この刺身にはやっぱり日本酒ですね。日曜日の「竹よし」を手伝っている、りえさんおすすめの「
「カツオはちょうど戻り始めたところ。これからどんどん脂がのってくるよ」と店主。
刺身を食べ終えるタイミングで、右手の常連さんから「うなきも串焼」(300円)の注文が飛びます。
おぉ、そうか。目の前のショーケースの中にあるネタばかりに気を取られてましたが、これまでどおり、鮮魚以外の食材もあるんですもんね。
「私も、うなきも串焼をお願いします」と便乗注文。あわせて、「澤ノ井」の冷酒(300ml瓶、600円)ももらいます。
焼きあがった『うなきも』を横串にくわえながら、冷酒をチビリチビリ。
豚モツや鶏モツもうまいですが、どっちかというと豚モツは焼酎に、鶏モツはビールに合う
「いけねぇ、稚アユがあったのを忘れてたなあ。りえちゃん、ボードに稚アユを書いてもらえる」
と店主。言われたりえさんが、ホワイトボードに『稚あゆ唐揚げ(5尾)650円』と書いてる横から、「それ、ぜひください」と注文。まわりからも「オレも」「こっちも」と注文が入り、りえさんが書き終えたときには、すでに稚アユは完売。書いたメニューをすぐ消すことになってしまいました。
稚アユ唐揚げも食べ終えて、3時間ほどの滞在。今日のお勘定は3,300円でした。どうもごちそうさま。
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コメント
竹よし なんとも魅力的なお店でございます。お酒が、ススムくんになりますね。
投稿: 仙台おおぽん | 2013.08.18 07:08