外はカリッ中はトロッ … 国民酒場「じぃえんとるまん新杉田店」(新杉田)
この店の「自家製
厚揚げは、水切りした豆腐を、じっくりと素揚げすればできるという、比較的簡単な料理。
揚げたての熱々のことろに、
カリッと揚げたての表面の中は、トロッと軟らかくて熱い豆腐。表面の香ばしさと、内側のやわらかさの対比がたまりません。
しかも、あっためられた豆腐の味わいがまたいい! どんな酒にでも合いそうですねえ。
この自家製厚揚の存在、というか、おいしいということを知ったのは昨夜のこと。
昨夜は、この店を行きつけとしている会社の先輩二人と一緒に、この店にやって来たのでした。
「それぞれが好きなものを注文して、みんなで分けあおう」
ということで、各自が好きなものを注文する中で、先輩のひとりが注文したのがこの自家製厚揚だったのです。
(へえ、厚揚げか。これまでに注文したことがないなあ。)
ぐらいにしか思っていなかったのですが、出てきた自家製厚揚を食べてびっくり。できたての厚揚げって、こんなにもおいしかったんですね。
この自家製厚揚の最大の特長は『できたて』ということにつきます。熱々の間に食べないとダメですね。
とはいうものの、先輩二人を差し置いて、私だけが急に無口になって食べることに専念するわけにはいきません。幸い、わが家(単身赴任社宅)はこのすぐ近く。
(明日、もう一度、今度はひとりでやって来て、できたてをガツガツと食べてみることにしよう!)
と心に決めて、今日の再訪となったのでした。
そして、ひとりでじっくりと食べてみた自家製厚揚は、やっぱりおいしかった。
たまには人と一緒に来てみるもんですね。自分ひとりでは気づくことができなかった、新たな発見があります。
今日はまず、大瓶ビール(アサヒスーパードライ、370円)をもらって、しまあじ刺身(300円)と鶏皮ポンズ(150円)でスタート。
刺身は1品がそれぞれ200円から300円で種類も多い。しまあじの他には、まぐろぶつ(200円)、しめさば(200円)、真あじ(300円)、真いわし(300円)、貝盛り(250円)、まぐろカマトロ(300円)などが並んでいます。ここに来ると、刺身は必ず注文しますね。
そして鶏皮ポンズ。昨夜、鶏の肝煮(100円)を食べてみたら、これもまたおいしかった。そこで今日は、その系列(なのかな?)の鶏皮にしてみたのでした。これもいいですねえ。もつ好きにはたまんない。(鶏皮は正肉の一部であって、“もつ”ではないのかもしれませんが……。)
(ビールがある間に、もう1品、もつ料理を食べておこう。)
と注文したのが、豚ハツ塩こしょう焼(200円)。
「量がちょっと少なかったので、150円にしておきますね」
そうなんだ。ひとりで食べるには十分な量に見えますけどねえ。千切りキャベツ+マヨネーズも、たっぷりと添えられています。
昨夜の先輩たちは、ふたりとも、私がもつ好きであることを知っていて、「ホルモンも食べようよ」とけしかけてくれました。その結果、ホルモン唐揚(白もつの唐揚、250円)や、白もつピリ辛炒め(300円)といった、もつ料理も食べてみることができたのでした。
もつ料理専門店ではないので、この店でもつ料理を注文することはなかったのですが、食べてみるとこれまたおいしかった。今日の豚ハツもいいですねえ!
豚ハツでビールを飲み干して、次なるお酒はゴマ焼酎「紅乙女」(350円)をロックでもらうと、ロックグラスになみなみと注がれます。(焼酎はちゃんと計量して注いでくれるのですが、その量が多いのです。)
そしていよいよ満を持して注文したのが自家製厚揚(200円)だったんですねえ。
やっぱり熱いうちにガガガッと食べるのがおいしいですね。
厚揚げを作るのに、けっこう待つかと思いきや、意外と早く出てきます。作り方に工夫があるのかもしれません。
自家製厚揚を熱々のうちに食べ終えたあとのつまみには、ぬか漬(150円)をもらいます。
ぬか漬は、「じぃえんとるまん」名物のキュウリの1本漬け。
注文を受けてから、表面のぬかを洗い落とし、スライスして出してくれます。うまみ調味料(味の素)をかける、かけないが選べるので、「少なめにかけてください」とお願いしました。
今日のキュウリは、古漬けっぽい感じで、酸味が強いのが私の好みにピタリと合います。あぁ、焼酎もうまいっ!
1時間半ほど楽しんで、キャッシュ・オン・デリバリ(品物と交換払い)での支払総額は1,670円でした。どうもごちそうさま。
しまあじ刺身、鶏皮ポンズ / 豚ハツ塩こしょう焼 / ぬか漬
〔以下は3人で行った、前日の写真です〕
店の外観 / しめさば、えんがわ、ぶりとろ / 鶏の肝煮
ホルモン唐揚 / 白もつピリ辛炒め / カリカリタコ焼(250円)
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