二次会で鴨舌の唐揚げ … 馬さんの店「龍仙(りゅうせん)」(石川町)
今日は会社の懇親会。国内各地の事業所の人たち十数名が、横浜にやってきてくれたので、幹事さんが『ぜひ横浜らしいところを』と選んだのが横浜港&中華街です。
山下公園に隣接するスターホテルは、眼下に横浜港や氷川丸を一望できる好立地。右手には横浜ベイブリッジを、左手にはみなとみらい地区を遠望することができます。
4名以上、2時間飲み放題が、ひとり3,800円、4,500円、5,000円の3コース。メニューにある飲み物は、すべて飲み放題でも注文可能というのがうれしいですね。
こんな景色は、各地から横浜に来られたみなさんはもちろん、ふだん横浜で働いているメンバーもなかなか見ることができないと、参加者からも大好評。
2時間の飲み放題を終えると、今度は横浜中華街をぶらぶらと見て歩きつつ、二次会として入ったのは、善隣門の近くにある馬さんの店「龍仙」です。
メディアへの登場頻度がものすごく高いこの中華料理店ですが、いつまでたっても庶民的。そこがいいんですよね。
年中無休で、毎日、朝7時から深夜3時(早朝?)までやっているというのもすばらしい。休み時間は1日4時間しかありません。
二次会に残ったメンバーは9人。
「9人ですけど」と店の入口から声をかけると、
「9人? 入れるよ、入れるよ。どうぞぉ~っ」
と奥の厨房から出てきて、笑顔で迎えてくれるのは、この店の名物店主・
「こちらと、こちらでいいですか」
と円卓と、そのとなりのテーブル席を指し示してくれる店のおねえさん。
「できれば1か所がいいんですけど」とお願いすると、
「わかりました」
と、もとは7席分の円卓に、補助いすを2個足して、9人用にしてくれました。
飲み物は、たくさんの種類がある紹興酒の中から、中ぐらいのものをボトル(2,500円)ごと燗をつけて出してもらいます。
お腹は、ビアガーデンの料理で、もうけっこうできあがっているので軽めに。
鴨舌の唐揚げ(735円)は、その名のとおり、鴨の舌を唐揚げにしたもの。舌の付け根のところから伸びている2本の長い軟骨を指でつまんで、先っぽの舌の部分をいただきます。
さらに
「そろそろ〆にしますか」
ということで注文したのが、この店の名物メニューである中華粥。
朝7時の開店から、朝食としてこのお粥を食べに来る人も多いんだそうです。
牛もつ、牛肉、鶏肉、野菜、
1品だけ群を抜いて高いのが、フカヒレ姿煮が2枚入った『魚翅粥』で、1,260円です。
今日は人気ナンバーワンという『龍仙粥』(735円)を2人前もらって、みんなで分け合って食べることにしました。
龍仙粥は、海老、ホタテ、イカ、白身魚が入った、いわゆる海鮮粥。
「具はお粥の下に入ってますからね~」と言いながら出してくれるおねえさん。
具材はお粥の熱が加わりやすいように、お粥の下に置かれている(具材を置いてからお粥をつぐ)ため、出されたお粥には海鮮の具はないように見えるのです。
この量を9人で分けると、ひとり分が、ちょうどスープを取り分ける小鉢1杯ずつぐらいになってちょうどいい。
「龍仙」には1時間ちょっとの滞在。お勘定は9人で14,000円ほど(ひとりあたり1,556円ほど)でした。どうもごちそうさま。
スターホテル屋上ビアガーデン / 紹興酒 / ナスと挽肉の炒め
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