新さんま出始めました … 「はまや食堂(はまやしょくどう)」(杉田)
今年も新サンマが出始めました。
この店に、今シーズン初の新サンマが登場したのは一昨日のこと。
いつもは単品が530円、定食が750円のサンマ塩焼きながら、出始めたばかりの新サンマ塩焼きは単品が600円、定食は850円とちょっと高い。
「新サンマは、さすがに高いねえ」と声をかける、サンマ好きの常連さんに、
「自分たちもまだ食べてないんですよ」とこたえる女将さん。
実は私も、店に入ってメニューを見たときから、『新
(そのうち、特別定食でも新サンマが取り上げられるようになるだろう。そのときに食べよう)
と思って、一昨日は主菜「豚肉スタミナ鉄板」に、「ナスの蒸しびたし」「冷やっこ」「じゃが煮付け」の3品から2品を選ぶ特別定食(980円)を、追加料金で副菜を3品とももらって、大瓶ビール(480円)を2本の夕食としたのでした。
ところが、今日もまた「はまや食堂」に来てみると、なんと! 今日の特別定食(980円)の主菜は、その新サンマ塩焼きです。やったぁ!
今日は金曜日。明日から週末(しかも三連休の会社が多い)を迎えるのにあたって、新サンマをサービス品として出してくれるということなんでしょうね。
店に入って席に着くなり大瓶ビール(キリンラガー、480円)をもらい、
「特別定食(980円)を、追加でオール(=3品の副菜をすべてもらうこと)にしてもらって、ごはんは小(-20円)で、あとからお願いします」と、いつもと同じ注文です。
オールにすると、3品の副菜のうち、一番安いものの値段がプラスされます。今日の副菜はブロッコリー、小松菜おひたし、ごぼうピリ辛煮の3品で、すべて単価が200円なので、追加料金は200円です。
お通し(サービス)の枝豆、すぐに出されたブロッコリー、そしてごぼうピリ辛煮をつつきながらビールを飲んでいるところへ、新サンマ塩焼きが出てきました。
ん~。丸々と太ったサンマが見るからにおいしそう。
まずは、やっぱりお腹から。
熱々に焼けたサンマのお腹に、サクッっと箸を入れ、その内臓の部分を最初にいただきます。
んんん~~っ。うまいっ!
内臓そのもののプリッとした弾力感。
内臓のまわりにたっぷりとついた、白く透きとおる脂肪分。
そのすべてのバランスが最高にいい!
それぞれの内臓がくっきりとわかるほど、鮮度が抜群です。
内臓まわりの腹骨も香ばしいので、そのまますべてをいただきます。
こりゃやっぱり燗酒ですね。
「すみません。お酒の大きいの(500円)を、ぬる燗でお願いします」
まだまだ残暑で暑いんだけれど、
古来より、重陽の節句から、桃の節句(3月3日)までの間は、燗酒をいただくのが本式なんだそうです。
サンマが残り少なくなったところで、小松菜のおひたし。
最初に出されたブロッコリーもそうですが、この小松菜も、しゃっきりとアルデンテのゆで加減。これが「はまや食堂」のすごいところだといつも思っています。野菜のうまさ、食感が失われないゆで方です。
最後は小ライスセットで〆て、ごちそうさま。
1時間45分ほどの滞在は、2,140円でした。
新サンマ、美味しかったなあ。。。
〔一昨日の「はまや食堂」の写真〕
ビール&枝豆 / 冷やっこ / じゃが煮付け
〔今日の「はまや食堂」の写真〕
ビール&枝豆 / ブロッコリー / ごぼうピリ辛煮
新サンマは内臓から食べるべし! / 小松菜おひたし / 小ライスセット
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