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閉店間際に滑り込んで … おでん「あさひや」(日ノ出町)ほか

おでん「あさひや」


 1軒めの「第一亭」を出て、近隣の酒場を眺めながら、都橋商店街に向かっていたところ、おでんの「あさひや」が開いてるし、席も空いてます。

 のれんも出てるし、電灯看板にも赤提灯にも灯がともっているので、まだ大丈夫かな。

 「こんばんは」と入った店内(L字カウンター9席のみ)には、先客は3人。男性が二人と、女性がひとりで、それぞれひとり客のようです。

 「いらっしゃいませ」

 笑顔で迎えてくれるのは、『野毛一の美人女将』と評判の、二代目店主です。ご両親がこの店を始めたんだそうです。

 美人と言っても、テレビに出てくるようなケバケバしい派手な美人ではなくて、しっとりと落ち着いた感じの上品な美人。いつも白いうわっぱり姿で、特にかざりっけがあるわけでもないのですが、ほわんと美人オーラが漂ってくるんですよねえ。

 「お飲みものは?」

 「焼酎の梅割り(390円)をお願いします」

 そう。この店は、横浜では珍しい、焼酎の梅割りが飲める店なのです。

 つまみは、おでんだけ。

 基本的に1個130円で、いも、こぶ、こんにゃく、ちくわぶ、ちくわ、すじ、やさいあげ、ごぼうまき、つみれ、なまあげ、とうふ、はんぺん、玉子、しのだ、さつまあげ、じゃこ天などが、おでん鍋に入っています。

 130円以外のネタは、がんもどき(150円)、貝(200円)、いなりもち(250円)、ロールキャベツ(250円)の4品ぐらいでしょうか。

 これに、ビール(530円)、酒(410円)、焼酎(390円)、ウーロン(480円)、ピッチ(480円)という飲みものが加わって、この店の全メニュー。

 品数も少なく、実にシンプルです。

 それでも、ここもいつも満席で、めったに入れないんですよねえ。

 遅い時間にやってくると、おでんがほとんど残っていないこともあるのですが、今日はおでんも5~6種類、10数品ほどが残っていて、ちくわぶ、豆腐、つみれ(各130円)をもらいます。

 チビチビと飲んでいるところにやって来たお客さん(若いカップル)は、

 「ごめんなさい。今日はもう終わりました」

 とお断りされてました。

 私が入れたのは『爆発的にラッキー』だったようです。

 私がこの店に着いたのが午後8時50分ごろ。この店の閉店時刻(提灯が消える時刻)は午後9時なので、まさに『滑り込みセーフ』といった状態だったみたいです。

 「おもちをください」

 と注文したのは、カウンターの一番奥に座っている女性ひとり客。“おもち”というのは、いなりもち(250円)のこと。お揚げの中に餅を入れた“きんちゃく”のようなものなんだけれど、ひも(かんぴょう)で縛ってないので、“きんちゃく”状にはなっていません。

 「ピッチ、もう1杯」

 と男性客。ピッチというのは、レモンサワーのこと。神奈川飲料が出している「ハイピッチ」という割りものが使われているため、“ピッチ”と呼んでるんですね。

 「私も梅割りのおかわりをもらっていいですか」

 男性客がピッチのおかわりをしたのに乗じて、私も梅割り(390円)をもう1杯いただきます。

 つまみには、おでんの“じゃこ天”(130円)。おつゆもたっぷりと入れてくれるのがうれしいですね。

 午後9時45分まで、1時間弱の滞在。

 今日のお勘定は1,170円でした。どうもごちそうさま。

 このあと、これまた閉店間際の「ホッピー仙人」に滑り込み、最後にホッピー(500円)を1杯だけいただいて、火曜日の夜を締めくくったのでした。

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おでんと梅割り焼酎 / じゃこ天 / 「ホッピー仙人」

・「あさひや」の店情報前回) / 「ホッピー仙人」の店情報前回

《平成25(2013)年9月17日(火)の記録》

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受信: 2013.09.25 22:33

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