いかなんこつの串焼き … 立呑み「やきや」(荻窪)
以前はバラで5~6個を焼いていた「いかなんこつ焼」(170円)ですが、今日、焼いているのを見ていると、2~3個ずつ串に刺した状態で焼いて、皿に盛るときに串から外して、以前と同じような状態にして出すようになったようです。
「その串のまま食べてみたいんですけど……」とお願いしてみたところ、上の写真のように、串に刺したままの状態の「いかなんこつ焼」を出してくれました。
「串も一緒に焼けちゃったりするので、串のまま出すのは大変なんですよ。だから最後は串から外して出すようにしてるんです」と女将さん。
なるほど。焼鳥屋の焼き台のように、前後に串を受ける角材(金属製)のようなものがあれば、串の部分が守られますが、ここのは焼き網の上で焼くから、串まで一緒に熱が通っちゃうんですね。
熱々のイカ軟骨の、コリッとした弾力感が心地よい。
今日の飲み物は「ウイスキー水割」(380円)です。
ウイスキー水割は、ブラックニッカ・クリア&ウォーターの300ml瓶。アルコール度数は10%です。冷蔵庫で冷えているものを、氷入りのサワーグラスと一緒に出してくれるので、そのグラスに注いでいただきます。
ウイスキー水割りの300ml瓶が380円というのは、私が知っている酒場の中では、一番安い。さすが「やきや」ですね。
「いかなんこつ焼」と同時に注文したつまみが「げそ揚げ」(170円)。
げそ揚げは、あらかじめ調理しているものを、大きなバットから取り分けてくれるので、あっという間に出てくるのです。
このげそ揚げをつまみながら、注文してから焼き始める「いかなんこつ焼」のできあがりを待つとちょうどいい。
他にも「珍味わたあえ」(170円)や「自家製塩辛」(170円)などは出が早いですね。
これら調理済みの品のスピード感には負けますが、「いか刺身」(170円)や「いかみみ刺身」(170円)などの刺身類も、それほど待つことはなく食べられる一品です。
この値段ながら、刺身類はすべて注文を受けてから引いてくれるのが素晴らしい。
ゆっくりと飲んでいるところへ、いつもはカウンターの中で働いているユリちゃんが、今日はお客さんとしてやってきて、ホッピー(360円)に、いかみみ刺身(170円)をご注文。いかみみ刺身の弾力感もいいんですよね。
1時間弱の立ち飲みタイム。今日のお勘定は720円でした。どうもごちそうさま。
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