定休のはずの火曜日に … 中華料理「第一亭(だいいちてい)」(日ノ出町)
7月に「孤独のグルメ」で取り上げられて以来、行列が絶えることのない「第一亭」。
店の前までは何度も来ているのですが、まったく入ることができず、6月に来て以来、もう3ヶ月以上ものご無沙汰です。
実は一昨日の日曜日にも、「センターグリル」に行く前に、まずまっ先に「第一亭」へ。すると店は閉まっていたものの、店頭に、
『15日、16日は連休いたします。なお火曜は営業します』
という張り紙。
(よしっ! 火曜日に来よう。本来は火曜日は定休日なので、きっと行列はできないはずだ!)
と心に決めて、今日の火曜日を迎えたのでした。
最初は、いつものように、まず「武蔵屋」に行ってから、2軒目で「第一亭」に向かおうと思っていたのですが、
(待てよ。せっかくの機会なのに、「第一亭」を2軒目に回したことで、入れなかったり、売り切れ閉店になっていたら困るなあ。今日は最初から「第一亭」にしよう!)
いつもは右に抜ける『野毛ちかみち』を、今日は左に抜けて、野毛小路を道なりに直進し続けると、大通りに突き当たる手前、左側にあるのが「第一亭」です。
おぉ~っ。入れる!
手前のテーブル席は、ほぼ満席状態ながら、その奥の小上がりは3卓のうちの1卓が空いているし、左手のカウンター席には先客なし。全席、空いています。
「こんばんは。ごぶさたしてます」と店内に入ると、
「あぁ~。浜田さん。そろそろ来てくれるんじゃないかと思ってたんですよ。思いが伝わったのかなあ」とお姉さん。
妹さんや、弟さん、手伝っている女性も、みなさんが笑顔で迎えてくれるのがうれしいですねえ。
「いやあ、店の前まではしょっちゅう来てるんですけど、行列ができてて入れないんですよ。
「そうなんですよ。大勢のみなさんがいらしてくれて、あっという間に食材が売り切れてしまうんです」
開店前から店の前に行列ができて、営業時間中(というか食材が売り切れて閉店するまでの間)、ずっと行列が途切れないほどなんだそうです。
まずは瓶ビール(キリンラガー中瓶、550円)と、大好きなホルモン炒め(600円)を注文すると、あっという間に出てきました。
このスピード感が「第一亭」ですねえ!
ホルモン炒めは、この店でよく洗って下ごしらえした豚の生腸を、中華鍋に入れ、大きな炎で一気に炒めて、味噌ダレで味付けしたもの。プリップリの食感が実にいいんですねえ!
その後もどんどん入ってくるお客さんたちから、チート(豚胃)の生姜炒め(600円)、ホルモン炒め(600円)、豚舌(600円)、パタン(600円)の注文が飛び交います。
これら4品が、「孤独のグルメ」の主人公・井之頭五郎
さんが食べたもの。
いっぽう、原作者の久住昌之さんが、番組最後の「ふらっとQUSUMI」というコーナーで食べたのは、シジミ正油漬(600円)と、チート(豚胃)の生姜炒め(600円)の2品。
今は、国産のシジミが入ってこないんだそうで、シジミ正油漬はお休み中です。
ビールの後は、小瓶の紹興酒(650円)をあっためてもらって、料理はレバニラ炒め(600円)をもらいます。
野菜たっぷりのレバニラ炒めは、女性客からも人気が高い一品です。
やあ、久しぶりに来ることができて良かった。お店のみなさんたちもお元気そうで、安心いたしました。
「どうもごちそうさま。また来ますね」
「ありがとうございました」
今日のお勘定は、2,400円でした。
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コメント
紹興酒に合いそうで美味しそうですね~
投稿: ブルーベリーでダイエット! | 2013.09.21 07:54
有名な『第一亭』。きっと昼間も混んでいるのでしょうね。
投稿: 仙台おおぽん | 2013.09.21 19:54