これが銀座ハイボール … バー「ロックフィッシュ(ROCK FISH)」(銀座)
銀座のバー、「ロックフィッシュ」のハイボールグラスには、トレードマークの『かさご(=ROCK FISH)』の絵と、『銀座ハイボール』という銘が入っています。
ここのハイボールがとにかくうまいんだ。
簡単に言うと、「ウイスキーが濃い」ってことなんだろうなあ。
もちろん、ここのハイボールがおいしいのは、それだけの理由ではありませんが、「ウイスキーが濃い」ということは、まず第一歩として必要なんだと思いますねえ。
松山のバー「露口」のハイボールも、ウイスキーが濃くてうまい。
どちらの店も、使っているウイスキーは、サントリー角瓶。
つまり、できあがるハイボールは『角ハイボール』ってことなんだけど、よそで飲む角ハイボールと比べると、ものすごく違う。鮮烈なおいしさを感じるんですよね。
「ロックフィッシュ」のハイボールは氷なし。「露口」のハイボールは氷入り。この点が両者の違うところでしょうか。
今日は、その角ハイボール(840円)のつまみに、この店の名物料理のひとつ、オイルサーディン(840円)ももらいます。
ここのオイルサーディンは、京都の竹中缶詰(株)のもの。1缶1缶、ていねいに手作りしてるんだそうで、見た目もとっても美しい。
「ロックフィッシュ」のオイルサーディンは、これをそのまま出すのではなくて、オイルをきって、酒と醤油を加えて胡椒をふり、実山椒をのせ、さらにオリーブオイルをまわしかけたものを、加熱して出してくれるという、手間ひまかけた一品です。
うまいんだなあ、これが。
今年の1月に、2度めとなる横浜勤務になって以来、東京・横浜の老舗酒場を改めて訪問しています。
以前は、めったに行けない地域に出かけると、まるでスタンプラリーのようにその地域の酒場をハシゴしたりしていたのですが、今回はそれはヤメ。
1~2軒の酒場に、じっくりと腰を据えて、なるべくたっぷりとその酒場を堪能するように心がけています。
その酒場ならではの『酒場浴』を、どっぷりと楽しみたいのです。
今日も都内での仕事を終えて、まずは神楽坂の「伊勢藤」でどっぷり、そして神保町に場所を移して「兵六」でどっぷりと、2軒の老舗をハシゴ酒。
酒量的にも、この2軒で十分な状態。明日の仕事に備えて、横浜の単身赴任社宅に帰ろうと電車に乗ったところ、まだ9時過ぎ。
(帰るには、ちょっと早すぎるかな?)
ということで、銀座の近くで途中下車したのでした。
もう1杯、角ハイボール(840円)をいただいて、40分ほどの滞在。今日のお勘定は2,620円でした。どうもごちそうさま。
BAR ROCK FISH / 角ハイボール / オイルサーディン
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