炒ビーフンがいいね! … 中華料理「第一亭(だいいちてい)」(日ノ出町)
前回いただいた炒ビーフン(700円)がおいしかったので、今回もまた炒ビーフンをつまみに瓶ビール(キリンラガー中瓶550円)です。
ここ「第一亭」は、創業店主で御年92歳の中山富夫さんと、その娘さん二人(桜田冨美枝さん、木村雪枝さん)、息子さん(中山政彦さん)、そして手伝いの女性の合計5人が、交代しながら切り盛りしていたのですが、今年7月の「孤独のグルメ」の放送以来、行列が絶えることのないほどの『超』人気店になってしまいました。
そこで新たに店を手伝い始めたのが、お姉さん(冨美枝さん)の息子さん。創業店主のお孫さん(といってもうんと大人)です。
今日はそのお孫さんが鍋を振って、炒ビーフンを作ってくれました。
この炒ビーフン。なにしろ具だくさんなのがいいんですよねえ。シメの食事としてはもちろん、酒の
それにしてもテレビ番組のインパクトはものすごいようで、ほぼ満席の店内からはパターン(600円)や、チート(豚胃)の生姜炒め(600円)といった、主人公・井之頭五郎さんが食べた料理の注文が飛び交います。テレビの影響力、おそるべし、ですね。
この店の料理は、それだけじゃなくて、もっといろんなものが美味しいんだけどなあ。
たとえばホルモン炒め(600円)。これも五郎さんが食べた料理で、生の豚腸をぶつ切りにしたものを、この店独自のニンニク味噌だれで炒めたもの。
シロはゆでて下ごしらえするのが普通。これを生のまま炒めて出せるというのは、ものすごい鮮度と、洗いがしっかりしている証拠でもあります。
野菜がたっぷりと入ったレバニラ炒め(600円)は、女性にも人気がある一品。お姉さん(冨美枝さん)の一押しも、実はこの料理です。
ホルモン炒めもレバニラ炒めも、プラス100円で、ごはんとスープの付いた定食になります。
レバだけをたっぷりと食べたいときにはレバみそ炒め(600円)がおすすめ。レバと白ネギを、ホルモン炒めと同じニンニク味噌だれで炒めたシンプルな料理で、新鮮なレバのプリプリ感をじっくりと味わうことができます。
お父さん(店主)しか調理できないという「しじみ正油漬」(600円)は、シジミを軽くゆでて、口が開くかどうかくらいの半生状態になったところで、唐辛子、生姜、ニンニク、醤油などで作った秘伝のタレに漬け込んで仕上げます。
このところ、いいシジミが入荷できないんだそうで、しばらくお休み中なのが残念ですね。
麺類では五目やきそば(700円)の
汁そば(ラーメン系)の中では、圧倒的にタンメン(550円)がいい。
この店のスープは、昔からずっと変わらず、豚、鶏、野菜を何時間も煮込んで、ゆっくりじっくりと旨味を引き出して作ります。だからスープだけでもおいしい。
パターン(オリジナルのニンニク醤油冷麺)に付いてくるスープや、定食に付いてくるスープも、このスープです。
このスープをよりいっそう味わうことができるのがタンメンです。タンメンのスープは、店自慢のスープに塩だけで味付たもの。スープの味がとてもよくわかります。
同じスープを使って作る「おじや」(600円)も、これまた店の名物のひとつ。店頭の赤
おすすめの料理をいくつかあげましたが、基本的にはどれをたのんでも外れはないので、ぜひいろいろと試してみてください。
40分ほどの滞在。今日のお勘定は1,250円でした。どうもごちそうさま。
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