豚汁うどんで酒を飲む … 「はまや食堂(はまやしょくどう)」(杉田)
あいかわらず、週に2~3回のペースで通い詰めているのが、単身赴任社宅のすぐ近くにある定食屋、「はまや食堂」です。
とにかく野菜がうまいんだなあ、この食堂は。
もちろん魚や豚肉(肉はなぜは豚肉しかない)もおいしいんだけど、野菜がずば抜けている。
たとえば茹でたブロッコリーの硬すぎず、軟らかすぎずの絶妙な食感がたまんない。
そんな「はまや食堂」にこの冬、ひとつの新メニューが登場しました。
その名のとおり、豚汁の中にうどんを入れて仕上げた料理で、ひとり用の土鍋で供されます。
金曜日の今日は、冷ヤッコ(130円)と冷しトマト(150円)で、大瓶ビール(キリンラガー、480円)を飲んだあと、秋田の美酒「爛漫」(大)の燗酒(500円)とともに、この豚汁うどんを注文したのでした。
酒の
土鍋のふたを取ると、ホワンと盛大に立ち上る湯気。この季節、この熱々がうれしいですねえ。
おぉ~っ、あまりの具だくさんに、麺(うどん)が見えない。
豚肉、豆腐、大根、ニンジン、白菜がたっぷりと入ってて、ほうれん草もトッピングされています。
その具材をひとつずつ、つまんでは飲み、飲んではつまみ。
熱いうどんに燗の酒。身体がポカポカと温まってきます。
おっ。麺が稲庭うどんだ!
秋田の稲庭うどんは、呉の細うどんと同じような細い麺なのですが、しっかりとコシがあるのが特徴です。
「はまや食堂」には、冬場の定番メニューとして、土鍋うどん(650円)があります。
こちらには、醤油とみりん、砂糖で味付けした、関東風のうどん
揚げたてで入れられる野菜天ぷらは、うどん汁を含んで徐々にやわらかくふやけていきます。これをつまみに酒を飲むんですねえ。
ああ、土鍋うどんも捨てがたい。
土鍋うどんのほうは、稲庭うどんではなくて、普通のうどんが使われています。
具材も麺も減ってくると、次はうどん汁をつまみに燗酒です。
豚汁うどんの汁は、通常メニューの豚汁(280円)と同じように、すべてを飲み干すことができる薄めの味付け。そこに豚肉の旨みや脂分、そして野菜の甘みも加わって、いいスープになってます。
汁も燗酒もすっかり飲みきって1時間半ほどの滞在。今日のお勘定は1,840円でした。どうもごちそうさま。
ビールとお通し(サービス)の枝豆 / 冷ヤッコ / 冷しトマト
豚汁うどん / 麺は稲庭うどん / 別の日に食べた、土鍋うどん
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コメント
はまや食堂一軒で、一冊の本が書けそうな勢いですね!
豚汁うどん…私も、いきつけの食堂で、リクエストしてみますよ!
投稿: IVY | 2013.12.06 04:00