2013年最後の呉味 … 「鳥好(とりよし)」(横須賀中央)
新年まであと6日となった今日は、横須賀の「鳥好」にやって来ました。
ここは、呉の「本家鳥好」直系と言える店。呉の『とり屋』の味が懐かしくなると、ここに出かけてきています。
今日もここ「鳥好」で、2013年最後の呉の味を楽しもうと思っています。
ホッピーセット(350円)を氷入りもらって、つまみはやっぱり「みそ煮」(1皿3本で180円)からスタートです。
みそ煮は、鶏の皮を水炊きにして残っている毛をきれいに取って串に刺し、それを味噌で味付けたスープでグツグツと煮込んだもの。
呉の『とり屋』に共通する名物メニューです。
続いてはスープ豆腐(450円)を注文します。
呉の『とり屋』では昔から、焼き鳥と並んで、串カツや串天などの揚げ物もメニューに並んでいました。この揚げ物に使っていた油が
これまた呉の『とり屋』に共通する名物メニューですが、内容は店ごとに少しずつ違っていて、「本家鳥好」など一番シンプルなところでは、具材は豆腐と数本のネギだけ。
それが「第三鳥八」などになると、野菜などもたっぷりと入って具だくさんの鍋物になります。
醤油でサッと味付けされているので、そのままスープごといただけます。
ここ横須賀「鳥好」のスープ豆腐も具だくさんタイプ。ひとりならば、この一品だけでお腹がいっぱいになってしまうぐらいボリュームたっぷりです。
でも今日は焼き物もいきますねえ。
鶏正肉と鶏レバをタレで、砂肝と豚バラを塩で、それぞれ1本ずつ(各60円)焼いてもらいます。ちなみにこれら4種の1本60円の焼鳥は、組み合わせて3本以上から注文可能です。
最後に、この店の名物でもあるダンゴ(1皿2本で300円)を注文したところ、残念ながら今日は品切れ。
ダンゴというのは、つくねなんですが、焼くのではなくて揚げるのが鳥好流。「本家鳥好」でも、つくねは揚げて出されます。
その揚げたつくねを、ウスターソースで食べるのが、横須賀「鳥好」独自の工夫。これがおいしくて人気があるんですね。
ダンゴはないものの、合ガモのつくね(1本150円)、辛口つくね(1本150円)はあるそうなので、それぞれ1本ずつ焼いてもらいます。
これらはダンゴのように球状のつくねではなくて、串を棒状に包み込んで焼くタイプ。
合ガモのつくねは丸い棒状ですが、辛口つくねのほうは、長方形に近い形に成形されています。
色合いも合ガモの白に対して、辛口はやや赤っぽい。芥子の色合いなのかな。ピリッと辛さを感じるのがいいですね。
1時間ちょっとの滞在。ホッピーはセット(350円)に、ナカ(300円)を2杯もらって、お勘定は2,130円でした。どうもごちそうさま。
新年は1月4日(土)からの営業。5日(日)は日曜(通常は定休日)だけど営業するそうです。
鶏正肉、鶏レバ(たれ) / 砂肝、豚バラ(塩) / 合ガモのつくね、辛口つくね
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コメント
お酒が、とまらない逸品ですね!
投稿: 大越龍一郎 | 2014.01.03 09:32