大瓶1本、お酒も1本 … 「はまや食堂」(杉田)
会社からの帰り道、いつものように「はまや食堂」で『大衆食堂のフルコース』。
これは、日替わりの特別定食(980円)の、ライスセット(ごはん、みそ汁、漬物)だけ後から出してもらって、順次出されるおかずで晩酌を楽しもう、というもの。
今日も大瓶のビール(キリンラガー、枝豆付きで480円)をもらっておいて、
「特別定食をオールで。ごはんは小で、あとからお願いします」
いつもの注文を、まるで呪文のように唱えます。
今日の特別定食は、主菜が豚ロースのとんかつ。
副菜は、しらすおろし(単品なら180円)、ほうれん草おひたし(同200円)、ごぼうピリ辛煮付(同200円)の3品から、好みの2品が選べる仕組み。
これを「2品じゃなくて、3品すべてちょうだい」というのが『オール』です。
オールの場合は、単品価格がいちばん安いもの、今日の場合だと、しらすおろしの180円が、特別定食の値段に追加されます。
この店は、基本的に大衆食堂で、ひとり客が多いということもあって、あまり客同士で会話したりすることはありません。
ご夫婦と思しき店主二人も、ご主人は厨房での調理に専念しているし、女将さんは一所懸命その手伝いや接客などをされているしということで、店内はとても静か。
入口近くに置かれているテレビの音も、それほど大きくないボリュームなんだけど、よく聞こえます。
店内は禁煙なので、空気もきれいで居心地がいい。
半分以上の客は、ビールやお酒を飲んでるんだけど、酔っぱらって、どうしようもない状態の人は見たことがありません。
枝豆をつまみながらビールを飲んでいるところへ、3品の副菜がいっぺんに出てきました。
日替わりの煮物(今日はごぼうのピリ辛煮付け)は、温めなおして熱々の状態で出してくれます。具だくさんで、まるでおでんのような感じなのがうれしいですね。でも、冷めてもおいしくいただけます。
大瓶のビールが、残り半分ぐらいになったところで、とんかつの登場です。
とんかつは、とにかくできたて熱々の状態がもっともおいしいので、副菜3品は横に置いておいて、大急ぎでとんかつに取り組みます。
あれっ? そういえば昨日もとんかつを食べたなあ。二日連続だけど、好物なので大丈夫。むしろうれしいぐらいです。
この店では、毎日ある定番のメニューとしても、とんかつライスセット(780円)があるので、とんかつはいつでも注文可能です。(これに200円程度の副菜2品が加わって980円なんだから、特別定食のお得さがわかりますね!)
とんかつを食べ終わるとともに、大瓶のビールも飲み終わり、日本酒(美酒「
残しておいた副菜3品をつまみに、燗酒をちびりちびり。
とんかつ1枚をたいらげた後なので、空腹も少し満たされていて、まさに至福の時間です。
軽い晩酌で飲むときには、大瓶のビール1本と、日本酒を1本ぐらいという量がちょうどいい。日本酒はその日その日の「飲みたい度合い」によって、小徳利(280円)でもらったり、大徳利(500円)でもらったり。
このくらいで切り上げると、ちょうどほろ酔い。明日にも残らず、気持ちよく過ごすことができます。
お酒も副菜も終えたところで、小ライスセット(通常の20円引き)を出してもらって、シメとします。(特別定食についてくる小皿のフルーツ。今日はイチゴでした!)
1時間半ほどの『大衆食堂のフルコース』。お勘定は1,900円でした。どうもごちそうさま。
お通し(枝豆)と大瓶ビール / 美酒「爛漫」(小) / 小ライスセット
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