イチゴのジントニック … バー「アンカー(BAR ANCHOR)」(呉)
「魚菜や」を出たところで午後8時前。
呉に来たら行きたい店はたくさんあるんだけれど、すっかり酔ってしまわないうちに、屋台の「一二三」に行っておかないと。
「魚菜や」と「一二三」とは、徒歩2~3分の距離。
ありゃりゃ。その「一二三」は、外から見てもわかるほど満席です。
ビニールシートを分けて、「こんばんは」と屋台の中をのぞきこむと、
「おぉ~っ、びっくりしたのぉ。元気じゃったんか?」
と満面の笑みで迎えてくれる女将さんとご主人。あぁ、お元気そうで安心した。
この笑顔が見られただけで、呉に来てよかった。
「いっぱいみたいなんで、ひと回りして、また来ますね」
「そうしてくれるか。すまんの。ありがとのぉ」
ということで、先にもう1軒。
「一二三」と言えば、バー「アンカー」。「アンカー」に行ってみましょう。
なぜ「一二三」言えばなのかというと、「アンカー」のオーナーバーテンダー・森貞さんは、「一二三」の大ファン。
「アンカー」を開店する前に、東広島のバーで店長をやっているときも、店が終わると、わざわざ「一二三」までラーメンを食べに来ていたほどなのです。
私が呉にいるときも、「一二三」が臨時休業したりするときの情報は、ほぼ森貞さんから教えてもらってました。
やぁ、「アンカー」も相変わらず盛況ですねえ。
街のはずれの、小さなビルの2階にあるバー「アンカー」。立地条件は決して良くはないんだけど、バーという業態だと、少し立地条件が悪いぐらいのほうが、隠れ家風になっていいのかもしれません。いつも行っても、何人かのお客さんが入っています。
久しぶりのごあいさつをしたあと、まずは今月のウイスキーの「エドラダワ10年」を水割りでいただきます。
今月のウイスキーは、ウイスキーの1本を、サービス品として、ひとり1ショット分だけ500円で出してくれるもの。その1本がなくなると、次のウイスキーに代わります。
今日いただいた「エドラダワ10年」は、通常は1ショット850円の品なので、40%以上の値引きということですね。
呉にいるときも、いつもこの今月のウイスキーをいただいていたものでした。
この制度があるから、あまり馴染みのないウイスキーも試してみることができる。この制度がなかったら、自分が知ってる銘柄しか注文しませんもんね。とてもありあがたい取り組みだと思います。
「エドラダワ」は、スコットランドでも最小の蒸留所。少人数で、少量生産で造られているスコッチウイスキーなんですね。
そのウイスキーと一緒に出されるチャーム(お通し、チャージと合わせて500円)は、ディップ&クラッカーです。
カウンター奥のお客さんが、生ハムを注文したタイミングで、私も同じく生ハム(ハモンイベリコ、1,000円)をもらいます。
ここは、料理もおいしいんですよねえ。
続いては、これまたこの店の名物である、『季節のフルーツカクテル』(1,000円)をもらいます。
今の時季のフルーツはイチゴ。
ジンを使って、イチゴのジントニックにするか。あるいはラムを使って、イチゴのダイキリにするか。二つのカクテルが選べるところを、ジンでお願いします。
目の前でイチゴをカットするところから作ってくれるのがうれしい。
イチゴのカクテルを飲み干して、1時間半ほどの酒場浴。今日のお勘定は3,000円でした。どうもごちそうさま。
さあて、そろそろ「一二三」も空いたかな。
ビルの2階に / 「BAR ANCHOR」 / EDRADOUR 10年
チャーム / ハモンイベリコ / 生のイチゴでフルーツカクテル
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コメント
おっ…ブログの更新が途絶えてますね。
お仕事が忙しいだけならよいのですが…。
気になったので、書き込ませて頂きました。
投稿: IVY | 2014.03.15 05:47
ありがとうございます。>IVYさん
勤続30年で1週間の休暇をいただき、ブログもお休みして、の~んびりと旅をしたりしていました。
休暇も終えて、これから普段の生活に戻ります!(^^)v
投稿: 浜田信郎 | 2014.03.16 12:06
そうでしたか!
勤続三十年…素敵な響きがありますね。
つい先月、十年ほどお世話になった職場を退職した自分には思いもつかない体験ですね。
何はともあれ、理由が微笑ましいのでホッとしました。
ブログの更新、お待ちしております。
投稿: IVY | 2014.03.16 16:15