〔コラム〕家族で旅行1日目 … 旅立ちの巻

ついこのあいだ入社したように感じるのに、ふと気がつけばもう勤続30年。うちの会社は勤続30年になると、5日間の休暇と旅行招待券がもらえます。
一方でわが家族はとみると、長女が大学4年生で、長男は大学2年生。長女は4月から社会人になる予定なので、今後はみんなで都合を合わせて一緒に旅行したりするのはむずかしいだろう。
そんなわけで、子供たちの春休みに合わせて、家族4人で旅行することにしました。
旅行招待券と一緒に、たくさん送ってもらった旅行パンフレットの中から、「海外に行きたい」けど、今般の情勢(主として安全上の観点)から「中国、韓国は避けたい」とう条件であれこれと検討。
最終的に「ヴァーゴ・アジアンクルーズ6日間」(阪急トラピックス)という海外ツアーに参加することに決定。
決め手になったのは、なんといっても76,800総トンのクルーズ客船「スーパースター・ヴァーゴ」での3泊4日クルーズが含まれていたこと。
これまで30年間、一貫して船関係の仕事をしてきたので、記念の旅行も船旅にしたのでした。
初日の今日は、夜9時半に羽田空港に集合して旅行会社の説明を受け、日付けが変わるちょっと前(午後11時30分~50分ごろ)に出発する飛行機に乗るだけ。
海外に出ると、うどん、そば、ラーメンといった系統の、おいしい汁麺に出会える機会が少ないことが多いので、今日のうちに汁麺を食べておこう! ということで、旅立ち前の昼食に選んだのが、冒頭の写真にある「はまや食堂」の豚汁うどん(580円)だったのでした。
次に「はまや食堂」に来れるのは、早くても5日後の木曜日。しばしの別れじゃのぉ。
そして乗り込んだ飛行機はボーイング787。私にとって初めてのB787です!
エコノミークラスの座席配置は窓際2列・中央4列・反対側の窓際2列という8列構成。わが家は家族4人で、中央4列に並んで座ります。
離陸するとすぐに、水(ペットボトル)や、クラッカーなどの渇きものの袋が配られ、飲みものを出してくれるので、ここぞとばかりにビールを選択。
家族全員での海外旅行は初めてなので、不測の事態に備えて、今日はビールすら飲んでいなかったのです。
すでに日付けは変わっているものの、本日最初の、この1杯のビールがうまいこと!
一息ついたところで、機内の映画・ビデオサービスで「永遠の0」を見る。この映画、見たかったんだ。ちょうど良かったなあ。ビールもおかわりをもらいます。
映画の音声はダイナミックレンジが広いので、小さい音に合わせてボリュームを調整していると、急に大音量の音楽が流れたり、耳が痛いほどの大声が飛び込んで来てびっくりしたりする。
午前2時を過ぎるころから、映画を見ながらウトウトすることが多くなる。突然の大音量で目覚めては、巻き戻し、巻き戻ししながら、感動のラストシーンまでたどりついた。
続いて選んだのは、“本能寺の変”のあと、織田信長の後継者と領地分配を決定したとされる“清州会議”を、三谷幸喜ならではの視点でコミカルに描いた「清州会議」だ。
すると午前4時過ぎに機内の照明が少し明るくなって、さっき軽食を食べたばかりなのに、もう朝食だって!
和食と洋食が選べるので、和食を選択すると、鮭フレークや錦糸卵などがのったごはんに、冷しうどんである。「はまや食堂」で豚汁うどんを食べてきたのになあ。
「清州会議」がいよいよ山場に入ってきたところで、午前6時半ごろ(現地時刻では午前5時半ごろ)、シンガポール空港に着陸。ああ、残念。続きは帰りの便だな。
そんなこんなで、ほとんど眠らないまま、家族旅行の1日目を終えたのでした。

(つづく)
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