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牛カツカレーでビール … 田舎洋食「いせ屋(いせや)」(呉)

牛カツカレーでビール


 大正10(1921)年創業、田舎洋食「いせ屋」のカツカレー(1,200円)をつまみに、ビール(キリンラガー大瓶、750円)をいただきます。

 カツカレーにのっているカツは、創業当時から“わらじカツ”の愛称で親しまれた名物のビーフカツレツ(現在の価格は1,200円)です。

 直径30センチの皿が隠れるほど大きくて、客が「まるで、わらじのような…」と驚いたことから“わらじカツ”と呼ばれるようになったのだそうです。(昭和49(1974)年4月に毎日新聞呉支局から出版された「呉うまいもん」より。)

 少し小ぶりの、わらじほどは大きくないビーフカツレツを、縦横にひと口大にカットして、カツレツ全体の形を崩さないようにごはんの上にのせ、全体にカレーをかけ、グリーンピースを数粒トッピングしたら、カツカレーのできあがり。

 これをフォークでいただくのが「いせ屋」流です。

 カツカレーだからフォークというんではなくて、普通のカレーライス(750円)を注文しても、やっぱりフォークが出されます。

 きゅうりと大根のお新香が添えられるのも「いせ屋」流ですね。

 このカツカレーと同じ組み合わせで、カレーの代わりにデミグラスソースをかけたものが、これまたこの店の名物のひとつである特製カツ丼(1,200円)です。

 カツ丼という名前ながら、丼で出されるわけではなくて、カツカレーとまったく同じお皿で出されます。上にグリーンピースがトッピングされるのも、お新香が添えられるのも同じ。

 ビジュアル的な違いは、カレーとデミグラスソースの色合いの違いだけです。


朝食: ホテルでの朝食は和食を選択。デジカメは持って行ったのに、電池を充電器に置いたまま部屋に忘れるという失態。前のカメラはコードで充電できるタイプだったのに比べ、今度のカメラは電池を外して充電するタイプなのだ。気をつけないと、今後もこういうことが起きやすそうだなあ。

 今朝の食堂には東南アジア系らしきお客さんが多く、意外にも和食を選択する人が多い。ごはんを食べる文化圏だからかなあ。ただし箸は使わずにフォークとナイフで食べるので、日本式の小さな食器だと、料理を切ったり取ったりするのが難しそうだ。

昼食: 社員食堂での昼食は、今日もまた天玉うどん(270円)。呉のうどんは、麺が細いのが大きな特徴で、「細うどん」とも呼ばれている。海軍工廠や港で働く大勢の作業者の人たちに、短時間でうどんを提供するために麺が細くなったんだそうな。この地方でよく使われるイリコ出汁が、細い麺にからみやすいのも副産物的な利点だろう。

夕食: 明日が胃部レントゲンも含む健康診断の日なので、今日は午後9時以降は飲食禁止。なので「オオムラ亜」には寄らずに、まっすぐに「いせ屋」に向かった。湯とうふ(220円)で、ビールをコップ2杯ほどやったあと、カツカレーを注文して、つまみ兼食事にする。お勘定は2,170円でした。

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天玉うどん / 田舎洋食「いせ屋」 / 湯とうふでビール

店情報前回

《平成26(2014)年11月25日(火)の記録》

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受信: 2016.10.27 06:45

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