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帰国して初のもつ焼き … もつ焼き「宇ち多゛(うちだ)」(立石)

新規お酢でビール


 ブラジルに有りそうで無いのが、もつ焼き。焼き肉はたくさんあるのにね。

 もつ(畜産副生物)を部位ごとに細かく分け、そのそれぞれを部位によっては下ごしらえしたうえで、一口大に切り分けて串に刺し、それを絶妙な具合に焼きあげる。

 こんな繊細な料理が、超安価で楽しめるのは、日本ならではなのかもなあ。。

 一時帰国して初めてのもつ焼きを食べようと、今日は京成立石の「宇ち多゛」にやってきました。

 店に着いたのは午後2時。

 まず、店の表側に行ってみると、そこに並んでいるおじさん(常連さん)たちが、「並ぶのは裏側だよ」「でも、もう一巡目には入れないよ」と教えてくれます。

 店の裏側にできている大行列の後ろについて並ぶと、少したって開店。行列の先頭から順に整然と店内に入り、店の人に指定される席に座っていきます。

 あと8人ぐらいというところで満席。表のおじさんが言ってたとおり、残念ながら一巡目には入れませんでした。

 一巡目は、全員がゼロからスタートなので、少なくとも30分程度は席が空かないのです。それを過ぎると、お客の回転が速いので、並んでいてもあまり苦にならないんですけどねえ。

 予想どおり開店から30分後ぐらいたって、順番が回ってきました。

 席に着くなり小瓶のビール(キリンラガー、400円)をお願いし、

新規しんきはまだありますか?」と聞いてみると、

「硬いとこならあります」

 とのことで、『新規お酢』(200円)を硬いところでいただきます。

 新規というのは、テッポウ生とコブクロ生を1本ずつ盛り合わせた一皿。開店直後になくなることが多い一品ですが、今日はコブクロはなくなっていたものの、まだ『コブクロの硬いとこ(産道になる部位)』は残っていたようです。

 「宇ち多゛」の『なま』は、本当の生ではなくて、『下ゆでしているもつ』のこと。

 それに醤油をかけて出してくれますが、『お酢』というオプションを付けて注文すると、さらにお酢もかけて、酢醤油で出してくれます。

 つる(豚のおちんちん、200円)もあるとのことで、タレ焼きでいただきます。

 タレ焼きというのも、ブラジルにはない味付けなんですよねえ。うまいや!

 小瓶のビールでのどを潤したあとは、「宇ち多゛」ならではの焼酎の梅割り(200円)に移行。

 さらには、なんこつ(200円)もタレ焼きでいただいて、1時間ほどの滞在。

 小瓶のビールに焼酎の梅割り3杯、もつ焼きが3皿で、お勘定は1,600円でした。

 やっぱり、もつ焼きはええのぉ! 梅割り焼酎も、うまいのぉ!

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裏口の行列に並ぶ / 新規お酢 / つるタレ

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焼酎梅割り / なんこつタレ / 満席状態が続く店を後にする

店情報前回

《平成26(2014)年12月8日(月)の記録》

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» 土曜の昼の行列に並ぶ … もつ焼き「宇ち多゛(うちだ)」(京成立石) [居酒屋礼賛]
 土曜日の今日、酒都・立石には昼ちょっと前、11時20分に到着した。 「今日は、どれくらい行列が伸びてるのかなあ?」  そんなことを考えながら改札口正面右手の階段を下りて、右にユーターン。左手に立ち食いの「栄寿司」がある角を左折すると、「宇ち多゛」の行列が見えてくる。  おぉ~っ。これはすごいことになっている。  「宇ち多゛」の裏口前から始まった行列が、突き当りの共同トイレのところで折り返して、ま... [続きを読む]

受信: 2015.12.18 08:00

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