名物チョイ焼きで飲む … もつ焼き「ホルモン」(沼袋)
「ホルモン」名物のチョイ焼き(130円)は、表面を
チョイ焼きにすることができるのは、レバとコブクロの2品のみ。
一緒に出してくれる
この店では、昔からレバ刺しやコブクロ刺しなどの、いわゆるモツ刺しメニューはなくて、その代わりにこのチョイ焼きがあったんです。
ちょっとだけ炙ったモツの、なんと美味しいことよ。
今日は小瓶のビール(サッポロ黒ラベル、350円)から始めて、つまみはレバとコブクロのチョイ焼き(各130円)を1本ずつとお新香(120円)です。
さっと出されるお新香は、言ってみればお通しの代わりのようなもので、ほとんどの常連さんが、まずまっ先に注文する一品です。今日は白菜とキュウリの漬物。
「宇ち多゛」(立石)のメニューもシンプルですが、この店のメニューもとてもシンプル。目の前に出される伝票に並んでいるのは、酒1級(400円)、酒2級(300円)、焼酎(250円)、ビール大(520円)、ビール小(350円)、もつやき(120円)、チョイ焼き(130円)、煮込み(350円)、お新香(120円)、冷やっこ(270円)、トマト(270円)、ジュース(150円)、焼酎割り(390円)という13項目のみで、注文をすると、ここに「正」の字が記入されていきます。
そのモツ焼きは、はつ(しんぞう)、がつ(胃袋)、たん(した)、たま(こうがん)、かしら(ほほ肉)、なんこつ(のど骨)、こぶくろ(子宮)、ひも(腸)、れば(かんぞう)、てっぽう(直腸)、まめ(じんぞう)、オッパイ(ミルクタンク)、あぶら(アブラ)、チレ(ひぞう)、ヒラ(中間)の15種類に、モツ以外の、はんぺん、うずら、生揚げ、ピーマン、しいたけ、ねぎの6種類が加わって全21種類。それぞれタレ焼きと塩焼きが選べます。
小瓶のビールに続いて、焼酎(250円)を注文すると、受け皿付きのコップに表面張力までいっぱいの甲類焼酎(サッポロ)と、サントリー角瓶のボトルに入れられた梅風味調味料が出されます。この調味料を少し垂らして、梅割り焼酎にするんですね。
タン、カシラ、オッパイの3品(各120円)を塩焼きでお願いすると、希少部位の卵付きコブクロとタン下も一緒に出してくれました。
最近、オッパイが入手困難になっているんだそうです。なにしろ、ここ10年ぐらいでモツ焼き屋さんが増えましたもんねえ。
梅割り焼酎をもう1杯いただいて、1時間半ほどの滞在。変わらぬ「ホルモン」の味を満喫しました。どうもごちそうさま。
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