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カウンターでネギ焼き … お好み焼き「のぶ」(呉)

ネギ焼き


 居酒屋使いができるお好み焼き屋の特徴は、カウンター席の全面に設置された鉄板にあります。

 広島風のお好み焼きは、焼きの段階で客が手を出すことはなくて、すべて店主が焼き上げてくれます。

 そうして焼き上がったお好み焼きを、鉄板の上を滑らせて、お客の目の前に出してくれるのです。

 鉄板上に明確な境界線があるわけではありませんが、店主近くの鉄板の下には熱源(ガスの火)があって他の部分よりも熱い。そこでお好み焼きを作ります。

 いっぽう、客に近い側は、鉄板下に直接の熱源はないものの、鉄板の熱伝導によってそれなりの熱さに保たれています。それにより、できあがったお好み焼きが冷めにくいようになってるのでした。

 お好み焼きの中でも、実に呑兵衛のんべえ向けなのがネギ焼き(500円)です。

 普通の広島風お好み焼きと同様に、まずはお好み焼きの生地を薄く丸く広げ、その上にカツオ節粉をふりかけます。

 普通のお好み焼きを作る場合は、ここからキャベツやモヤシなどなどを、てんこ盛りにのせていきますが、ネギ焼きの場合は、具はシンプルに刻んだネギだけ。ざるにたっぷりと用意されている刻みネギを、手づかみで大量に盛り上げていきます。

 しばらく待って、刻んだネギの上に、少量のお好み焼き生地をかけて反転。裏側からも焼いて、また反転したら半分に折りたたんで、食べやすいようにひと口大に切り分けたらできあがり。

 これをポン酢醤油をかけていただくんですね。

 お好み焼き(600円)だと、それだけで満腹になってしまってお酒が飲めなくなってしまうのですが、ネギ焼きであれば大丈夫。ちょうどいいつまみになります。

 今日は、午前中に東京から呉まで移動。

 乗換駅である広島駅で、新装開店となった「驛麺家えきめんや」(→食べログ)を初訪問です。

 ここは、広島駅在来線1番ホームで、50年近く営業を続けてきた「駅うどん」が、2014年11月2日に、店名も変更して在来線の新跨線橋しんこせんきょう内に開店した店。

 相変わらず立ち食い形式の店内のキャパシティは27人と、以前の店舗と変わりませんが、店を切り盛りしている店員さんたちが、若いおねえさん中心になっています。

 いつものとおりの天ぷらうどん(370円)に、今日は巻き寿司(2個100円)を付けて昼食とします。

 呉での仕事を終えたあと、ホテルにチェックインしたあと、まず向かったのが「オオムラ亜」。ここで生ビール(500円)を飲みながら、同僚のOさんと合流し、お好み焼き「のぶ」へと出かけたのでした。

 ネギ焼きも食べて、店主姉妹のお元気そうな様子も拝見できて、良かった良かった。

 さあ、次に行きますか!

141212a 141212b 141212c
「驛麺家」 / 天ぷらうどん、巻寿司 / おしながき

141212d 141212e 141212f
「オオムラ亜」 / 生ビール / チーズのり、じゃこ天

141212g 141212h 141212i
お好み焼き「のぶ」 / おでん / できあがったネギ焼き

・「オオムラ亜」の店情報前回) / 「のぶ」の店情報前回

《平成26(2014)年12月12日(金)の記録》

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 ひとり1,500円もあれば十分に飲み食いできるような大衆酒場は、呉にはほとんどないんだけれど、大衆食堂がその代わりになってくれています。  特に「森田食堂」、「くわだ食堂」、そしてお食事処「寿」の3軒は、いずれも午前中から中休みなしで夜まで営業していて、その間、いつでも酒を飲むことがでるという、呑兵衛にやさしい大衆食堂なのです。  土曜日の今日は、昼飲みと昼食を兼ねて、呉駅近くの「森田食堂」にや... [続きを読む]

受信: 2015.01.17 09:23

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