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自家製イカ塩辛で燗酒 … 魚料理「竹よし(たけよし)」(都立家政)

自家製イカ塩辛で燗酒


 自家製イカ塩辛(350円)で「菊正宗」の燗酒(350円)。これぞまさに日本だね!

 イカ塩辛は、細く切った身に、イカの肝と塩を加えてえ、寝かしたもの。

 「竹よし」では、仕込んだ初日から5日めぐらいのものが出されます。

 たまたま初日と4日めなどがダブってある場合には、両方を半分ずつ相盛りにしてもらうことも可能。熟成の日数による味わいの違いを食べ比べることができます。

 昔のように塩分濃度が高い(材料の重さの10%以上)塩辛だと、もっと日持ちするのですが、「竹よし」の塩辛は、そこまでの塩は使わないフレッシュタイプです。(他の店も、今は低塩タイプのほうが主流ですね。)

 このイカ塩辛と燗酒の相性が抜群にいい。

 基本的に、熱々のごはんに合うものは、燗酒にもピタリと合います。

 納豆、佃煮、海苔、お新香、豆腐、魚の干物などなど。

 ごはんには合うけど、燗酒には合わないのは「ふりかけ」ぐらいかなあ。あれはごはんの粘りっ気がないと、うまくいかない。その代わり、「ふりかけをかけたごはん」は酒のさかなになります。

 イカの塩辛で燗酒をいただいたあとは、かきふわふわ焼き(600円)を注文。

 かきふわふわ焼きは、牡蠣かきをサッと炒めたものに、玉子を流し入れて、ふんわりと仕上げる料理。

 店を手伝っているちくちゃんが居るときは、ちくちゃんが作ってくれます。

 熱々のふわふわ焼きには、冷蔵庫で冷やしている「一ノ蔵」の樽酒(特別純米酒、550円)を合わせます。

 最後はもう一度、「菊正宗」の燗酒(350円)に戻って、つまみには、ちぢみほうれん草おひたし(250円)をいただきます。

 2時間ちょっと楽しんで、今日のお勘定は2,450円でした。どうもごちそうさま。

141221d 141221e 141221f
「竹よし」 / 菊正宗(燗酒) / 自家製イカ塩辛

141221g 141221h 141221i
かきふわふわ焼き / 一ノ蔵たるざけ / ちぢみほうれん草おひたし

店情報前回

《平成26(2014)年12月21日(日)の記録》

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 北日本の高級魚、キチジ(吉次、=キンキ)。  今日の「竹よし」のメニューには、そのキチジが並んでいます。  『吉次開き』(800円)。  生のときのふっくら感、やわらかさは失われるものの、干物にすることで旨みが増し、身の弾力感も強くなる。  つまり、酒の肴(さかな)として、ぴったりの状態になるんですね。  今日はその吉次開きを注文しておいて、お酒は「菊正宗」(1合350円)を燗(かん)でいただき... [続きを読む]

受信: 2015.04.08 08:39

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