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鯉のうま煮で丸眞正宗 … 鯉とうなぎ「まるます家(まるますや)」(赤羽)

鯉のうま煮で丸眞正宗


 「まるます家」は私が大好きな酒場のひとつ。

 店全体が明るくて元気なのがいい。朝から飲めるのがいい。そして料理が安くてうまい!

 そんなわけで、ブラジルから一時帰国した翌日に、さっそくここ「まるます家」にやってきたのですが、ものすごく残念なことに、たまたまの臨時休業日にぶち当たってしまい、入ることができなかったのでした。

 今日は博多から新幹線で帰ってきて、その足でそのまま赤羽にやって来ました。

 店に着いたのは、土曜日の午後2時半。

 おぉ、開いてる開いてる。しかも行列もないぞ。

 引き戸を開けて店内に入り、人差し指を立てながら「ひとりです」と申告。

 店の外に行列はなかったものの、店内はきっちりと満席で、ひとりでも入れない状態です。

「ひとまずこちらで」

 と入口左側の予備テーブル席に案内してもらい、まずは小生ビール(450円)と鯉のあらい(400円)を注文します。

 ここの小生は、普通の店の中生ぐらいありますからねえ。最初の1杯は、これで十分です。

 鯉のあらいが出たところでカウンター席に空きができて、カウンター席に移動。

 いやいや。今日も鯉のあらいが美しい。

 はっきり言って、鯉はあまり好きな魚ではなかったんです。というか、鯉を食べる機会すら、あまりなかった。だから、好き、嫌いというよりも「あまり知らなかった」と言ったほうが正しいかもしれませんね。

 でも、なんとなく泥臭いイメージがあった。

 そのイメージが払しょくされたのが、この店で最初に鯉のあらいを食べたときでした。もう13年も前の話です。

 それ以来、この店に来ると、わりと高い頻度で鯉のあらいをいただいているのです。鯉のあらい、今は好きです。

 そして、大好物の鯉のうま煮(800円)を注文。

 この料理も、「まるます家」で初めて知って、初めて食べて、大好物になったものです。

 うろこも皮も、骨や内臓も、すべてついたままの鯉の胴体をスパッと輪切りにして、そのままグツグツと煮込みます。言ってみれば、『身も付いた鯉のもつ煮』って感じかな。(身以外の、うろこ、皮、骨、内臓がもつです。)

 もつ煮込み好きの人なら、必ず気に入る一品だと私は思います。

 鯉のうま煮には燗酒ですね。地元・北区の丸眞正宗xx(400円)をホット(←燗酒のこと)でいただきます。

 鯉のうま煮は、けっこうボリュームがあるので、これだけで燗酒の2~3本は軽くいけます。

 でも今日は、となりのおじさんが飲んでる芋焼酎の湯割り(350円)が、あまりにも美味しそう(というか、おじさんの飲みっぷりがとてもいい感じ)なので、私もその芋焼酎湯割りをもらいます。

 ゆっくりと満足して、1時間半ほどの酒場浴。今日のお勘定は2,400円でした。どうもごちそうさま。

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鯉のあらい、小生ビール / 鯉のうま煮 / 芋焼酎湯割り

店情報前回

《平成26(2014)年12月20日(土)の記録》

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