いか大根は冬の楽しみ … 立呑み「やきや」(荻窪)
荻窪「やきや」の冬の楽しみは、なんといっても「いか大根」(170円)。
ゲソ(イカの足)と大根をじっくりと煮込んだこの料理。黒々と透明感のある大根が、イカ以上にイカらしい味わいを持っていて、どんなお酒にもピタリと合う。
今日はホッピー(320円)を合わせます。
こうして季節ごとの楽しみがあるのが日本のいいところですよねえ。
2014年7月から単身赴任している、ブラジル北東部の街レシフェ(Recife)は、南緯8度に位置していて、年中がいつでも夏。
明日も、明後日も、今日と同じような日がずっと続きます。
だから季節の料理はなくて、当然のことながら「旬(しゅん)」なんて概念もない。
料理もまた、明日も、明後日も、今日と同じようなものが出てくるのです。
ホッピーの「焼酎おかわり」(160円)をもらって、2品めに注文したのは「珍味わたあえ」(170円)。
これは季節を問わず、いつでもある「やきや」の名物料理のひとつ。
最初にもらった「いか大根」と、この「珍味わたあえ」、そして「いかなんこつ焼」(170円)の3品が、「やきや」を代表する三大人気メニューで、ひとり1回しか注文することができません。
2度めの「焼酎おかわり」(160円)をもらって、料理は「イカトンビ」(170円)を注文。これはイカの口のまわりの球状の肉を串に刺して焼いたもの。1串に5個で、2串出されるので、これでイカ10杯分なんですね。
イカトンビは、焼きたて熱々のうちにいただいたほうが美味しいので、一所懸命いただきます。
続いては「きざみ穴子」(170円)。焼き穴子を刻んだものと、キュウリを刻んだものを、小鉢に盛り合わしてくれます。
全部で22品の料理メニューがある中で、この「きざみ穴子」を含めて9品が、イカを含んでいない料理です。(詳細については「店情報」を参照ください。)
また、ほとんどの料理が170円の中、「しめさば」(270円)と「いかしょうが棒」(200円)の2品だけが違う値段です。
1時間ちょっとの立ち飲みタイム。ホッピー外1中3に、料理が4品で、今日のお勘定は1320円でした。ごちそうさま。
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