真紅のバラ色!牛赤身 … 「肉山(にくやま)」(吉祥寺)
平成26(2014)年7月1日付けで、ブラジルの北東部にある街、レシフェに赴任して半年。
その間、主菜のほとんどは牛肉で、ときどき鶏肉、ごくたま~に豚肉という生活。
完全に肉食系だ。
だから日本に帰ってきたら、「肉は食べなくてもいいや」みたいな感じで、魚や野菜を食べまくっていた。
肉系のものはと言えば、大好物であり、しかもブラジルにはない「もつ焼き」を食べる程度。そんな毎日だった。
そんな一時帰国生活を1ヶ月半ほど送った今日。飲み食べ仲間たちと4人で、吉祥寺の「肉山」に行くことになった。
といっても、急に決まった訳ではなくて、一時帰国が決まったころから、4人のうちのひとり、O庭さんががんばってくれて、なんとか今日の予約が取れた次第。
なんでもこの店、予約がなかなか取れない人気店なんだそうな。
そして、出てきた肉を見て驚いた!
豚肉の断面が、きれいなピンクだ!
牛肉の真紅のバラ色をした断面もすばらしい。
適度な弾力感と深い旨み。
この旨さを知ってしまうと、脂身の甘みを伴った旨みがなんだか下品に思えてしまう。
う~む。「肉は食べなくてもいいや」なんて、なんという思い上がりだったんでしょう。
肉の世界は、まだまだ奥が深いんですねえ。そんなことを思い知らされた食事会となりました。
ひとり5千円のお任せコースで満腹になって、ビールやワイン、焼酎にふんわりと酔って。
「美味しかったねえ。こんな肉、食べたことがなかったねえ」
と大満足していると、まだ〆のごはんが出るという。
「玉子かけごはんかカレーライスが選べますが、どっちにしますか?」
おぉ~っ。どっちもブラジルでは通常は食べられない。玉子は生のままでは食べない(食べられない)し、カレーもない。
どっちも食べたいところなんだけど、残念ながら満腹だ。
仕方なく、スルスルッと食べやすそうな玉子かけごはんを選択。
でてきた玉子かけごはんには、なんと、じゃこ山椒がたっぷりとのっている。
あぁ~~~っ。これはいかんでしょう! 〆ごはんの極みだ!
あっという間に食べ終わったら、「おかわりはどうですか?」と店主・光山さん。うぅ~っ。くやしいけれど、もう食べられません。
いい肉ばっかり食べて飲んで、超満腹になってのお勘定は、4人で28,200円(ひとり7,050円)。すばらしいコストパフォーマンスだ。人気があるのもうなずけるなあ。どうもごちそうさま。
予約が取りにくい店の予約を取ってくれたO庭さん、おつきあいいただいたO川さん、にっきーさん、どうもありがとうございました。
プチトマト、キムチと薬味 / 生ビールで乾杯 / ケジャン出汁の牛もつ煮込み
ケジャン(カニのキムチ) / 芋焼酎「伊佐美」お湯割り / エリンギ
じっくりと焼いた豚ロース / 赤ワイン / 生きゅうりで舌をリフレッシュ
馬肉もいいねえ! / 岩手短角牛のソーセージ / 和牛さがり
〆のカレーライス / 〆の玉子かけごはん / カウンター&厨房の様子
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