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店内は帆船のキャビン … 「ウィンドジャマー(Windjammer)」(石川町)

店内の様子


 「秀味園」を出て、JR石川町駅に向かって歩いていると、「ウィンドジャマー」が開いていて、カウンター席にお客さんがひとりいて飲んでいる。

 こりゃ飲んでいくしかないなあ。

「もう開いてますか?」

「はいどうぞ」

 というやり取りで、さっそく店内に入り、入口近くのカウンター席に座る。

 ビールはさっき飲んで来たので、別のものにしよう。

 カウンターの目の前に、「メーカーズマーク(Makers Mark)」(バーボン)のボトルがずらりと並んでいるので、これを炭酸割りでいただきましょう。

「メーカーズマークで、バーボン・ソーダをお願いします」

 他のお客さんがいない店内は、ものすごく広く感じる。

 この店の店名になっている「ウィンドジャマー」というのは、『19世紀後半から20世紀前半にかけて使用された、鉄か鋼の船体を持つ貨物用帆船』(ウィキペディア)のこと。

 そのためか、店内も帆船のキャビンを模した造りになっていて、本物の船の装飾品が数多く使われている。天井も、まるで甲板(デッキ)の裏側のように、ゆるやかに弧を描いてるのがいいね!

 店の肩書は「ジャズ・カクテル・ラウンジ」。ジャズとカクテルのお店だ。

 毎晩、1時間ごとに4~5ステージのジャズ生演奏(約30分)があり、そのミュージック・チャージは出演者によって600~800円。

 カクテルのほうも、200種類以上が並び、ノンアルコールカクテルも多いので、飲めない人でも大丈夫。ラムベースのカクテル、「ジャック・ター(Jack Tar)」は、この店発祥のオリジナルカクテルだ。

 店は昭和47(1972)年の創業。中華街を代表する老舗バーの1軒なのである。

 軽く1杯、ごあいさつ代わりに飲ませてもらって、今日のお勘定は970円でした。どうもごちそうさま!

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「ウィンドジャマー」 / バーボン・ソーダ / カウンター内のバックバーの様子

店情報前回

《平成26(2014)年5月20日(火)の記録》

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