人気の一品、トリハイ … パブ「ブリック(BRICK)」(中野)
中野駅北口から徒歩2分ほどのところにあるサントリーパブ「ブリック」。
創業は東京オリンピックの年、昭和39(1964)年だ。
その創業当時からの人気の飲みものが、トリスのハイボール、略して『トリハイ』である。
そしてトリハイは、今でもこの店の看板メニューだ。
しかしながら、トリハイは、順風満帆にエースの座を守り続けていたわけではない。
高度成長期に、サラリーマンたちの飲み物はトリスからレッドへ、ホワイトへ、角へ、オールドへと、徐々にレベルアップした。
そのあおりを食った形で、トリハイは一時期、メニューからも消えていたんだそうな。
そのトリハイが再び日の目をみたのは昭和60(1985)年のこと。
東京下町発祥のチューハイ(焼酎ハイボール)が大手チェーン居酒屋のメニューに取り入れられて、ちまたにチューハイブームが起きたときだった。
そのチューハイに負けじと、トリハイが復活したのである。
そういう戦略商品だから、トリハイは今でも1杯210円と安い。
懐(ふところ)を気にせず、グイグイと飲むことができるのだ。
野菜スティック(400円)と、お通しのマカロニサラダで、トリハイを2杯いただいて、今夜のお勘定は1,210円。どうもごちそうさま。
「ブリック」 / お通しのマカロニサラダ / 野菜スティック
| 固定リンク | 0
コメント