ブラジルから帰国して … 焼鳥「川名(かわな)」(阿佐ヶ谷)
ブラジル北東部の街・レシフェへの単身赴任を終えて、今朝、日本に帰ってきた。
昨年(2014年)7月に単身赴任して以来、あっという間の1年5ヶ月だった。
持ち帰ったスーツケース2個分の荷物をざっと片付けて、ひと息ついたらもう午後4時。
行きますよねえ。午後4時開店の「川名」に向けて出発だ。
カウンター席の一角に腰を下ろすと、すぐに出されるお通しのミカン。
ここのお通しは、いつも果物なのだ。
「果物は、この店でしか食べたことがない、なんて常連さんも多いからねえ。なるべく食べてもらおうと思って、お出ししてるんですよ」
店主・川名茂(かわな・しげる)さんが、以前、そんな話を聞かせてくれた。
飲み物は生グレープフルーツサワー(411円)をもらい、つまみには刺身盛合せ(519円)を注文する。
前までは刺身はそれぞれ単品しかなかったのに、刺身盛合せというメニューも増えたんだな。値段はどちらも同じなので、刺身盛合せのお得感が強い。
その刺身盛合せはマグロ、サーモン、スズキ、イカ、ゲソ、甘エビ、そして刺身じゃないけど玉子焼きの、合わせて7点盛り。これは豪勢だ。
サービスで出してくれた湯豆腐(本当は238円)は、いわゆるスープ豆腐。白湯(ぱいたん)スープで煮た豆腐だ。これはうまいぞ!
さらには、常連さんサービスの果物の盛り合せだ。ブラジルにいた1年5ヶ月の間、「常連さん」と呼べるほど通うことができなかったのに申しわけないなあ。
生グレープフルーツサワー(411円)をおかわりして、今度は鳥中おち串(130円)、鳥軟骨つくね串(173円)を、それぞれ1本ずつタレで、そしてシシャモ焼き(3尾195円)を焼いてもらう。
あぁ~っ。日本に帰ってきた気がするなあ。
ブラジルの料理やお酒もおいしいし、ブラジルの酒場の雰囲気もいいんだけれど、やはり日本の酒場には、日本の酒場にしかない良さがたくさんある。
これから改めて、そんなところを見つめ直していきたい。
ゆっくりと2時間ちょっとの酒場浴(さかばよく)。今日のお勘定は2,358円だった。どうもごちそうさま!
なお「川名」は、12月7日(月)~17日(木)までの11日間、『ウインターバケーション』の連続休暇。次の営業は12月18日(金)からなのでご注意を。
生グレープフルーツサワー2杯め / 鳥中おち串、鳥軟骨つくね串 / ししゃも焼き
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コメント
美味しいお魚や果物で一献。いかにも日本らしい、おつまみでお酒を飲む。良いですねぇ。心底から日本に帰ってきたという、気持ちになったのではないでしょうか。
投稿: 大越龍一郎 | 2015.12.09 00:12