飲んだあとはやっぱり … 博多ラーメン「ばりこて」(都立家政)
日本に帰ってきたら、できるだけ早く行きたかった店の1軒がここ「ばりこて」だ。
なにしろ我われが住んでいたブラジル北東部の街・レシフェにはラーメン屋がない。なので飲んだあとの『
レストランで飲んで食べたあとは、甘い甘いデザートで締めくくるのが標準的なのだ。(もう少し落ち着いてきたら、今度は甘い甘いデザートが恋しくなるのかもなあ。)
さて「ばりこて」。
この店に来て、いきなりラーメンを食べたことはない。
まずはちょっと飲む。
今日は「お茶ハイ」(380円)と、つまみには「ひとくちめんたい」(160円)をもらって、「竹よし」から一緒に流れてきたSaltyDogさんと乾杯だ。
カウンター11席のみの店内は完全禁煙。
豚骨の香りは、好き嫌いがはっきりと分かれるところだが、学生時代を博多で過ごし、屋台のラーメンが大好きだった私には、豚骨臭はとてもいい香りに感じて居心地がいい。この香りをつまみに焼酎が飲めそうなほどだ。
お茶ハイを飲み終えたところで、いよいよ満を持してラーメンである。
SaltyDogさんは「たまごラーメン」(760円)を、私は「ねぎラーメン」(780円)を、それぞれ「ばりかた」で注文した。(ちなみに普通のラーメンは650円)
「ばりかた」というのは麺をゆでるときの硬さのこと。硬いほうから「なま」「ばりかた」「かた」「ふつう」「やわ」と5段階あるうちの、2番めの硬さのことである。
注文すると、あっという間に出てくるのが博多ラーメンのいいところ。
「ばりかた」の麺を味わうためには、出てくるや否やという感じで(大急ぎで写真を撮って)大急ぎで食べ始めることが重要。
コショーをかけたり、ニンニクを入れたり、ゴマ、紅ショウガ、辛子高菜をトッピングしたりするのは、ひとしきり食べて、麺が柔らかくなってきてからにするのがいい。
でも今日は最後まで、なにも足さないまま、刻みネギたっぷりの「ねぎラーメン」を、汁まで完食した。
そして今夜のお勘定は1,320円。
やあおいしかった。どうもごちそうさま。
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