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葛飾産・小松菜うどん … 「四ツ木製麺所(よつぎせいめんじょ)」(京成立石)

小松菜うどん


 立石での3軒めは、前からぜひ行ってみたかった「四ツ木製麺所」。

 その名のとおり、基本的にはうどんの麺を作る製麺所なんだけど、つまみや飲みものも充実していて、立石に集まってくる呑兵衛たちにも好かれているという。

 でもその場所が立石駅からも離れていてわかりにくい。

 今日は、1軒めの「宇ち多゛」で、歩く酒場データベース・K口さんご夫妻ととなり同士になり、そのあと「二毛作」へと一緒に流れていたので、そのK口さんにお願いして「四ツ木製麺所」に連れて行ってもらうことにした。

 トコトコと歩くこと7~8分。『こんなところに飲食店があるの?』と思うような住宅街の一角に、目指す「四ツ木製麺所」はあった。

 店頭には、店主の似顔絵を描いたのぼりが出され、その両側に「茹でたてを食べて行くかい?」「生めんをお持ち帰りかい?」というキャッチフレーズが書かれている。

 店内には、いくつかのサイズのテーブル席が並んでいて、その中の1卓に3人で腰をおろす。

 入口側から見て正面の壁には、何枚かの黒板がずらりと吊り下げられていて、数種類の刺身から、鍋もの、天ぷら、揚げもの、焼きもの、サラダ、漬物などの日替りのおつまみメニューが書き出されている。

 その数、20種類ちょっと。ヘタな酒場も顔負けの品ぞろえである。

 飲みものにホッピーセット(450円)を注文すると、氷の入ったジョッキと、厚手のガラスコップに注がれた焼酎(キンミヤ)、そして瓶入りのホッピーが出される。このセットで、たっぷりと2杯分のホッピーが作れるから、1杯あたり225円になる計算だ。

 K口さんが注文したうまレモンハイ(400円)も同様。氷とレモンが入ったサワーグラスと、ガラスコップの焼酎、そして炭酸水が出されていて、自分で量を調整しながら作ることができる。

 つまみには「きのこの天盛」(380円)と「イカゲソ揚」(380円)をもらう。天ぷらも揚げ物も、できたての熱々で出されるのがいいね。

 ひとしきり飲んだところで〆のうどんだ。

 K口さんご夫妻は、それぞれ「あつもり」(350円)と「ぶっかけ」(350円)を注文。

 私は「限定」と書かれた季節メニュー「葛飾産・小松菜うどん」(450円)をもらう。

 葛飾区は、東京23区の中では数少ない農業地帯。中でも収穫量が多いのが小松菜だ。小松菜はβカロテンやビタミンC、カリウムを含んでいるため、呑兵衛にぴったりの野菜なんだと、店内の張り紙に書かれている。

 「葛飾産・小松菜うどん」は、その小松菜が麺の中に練り込まれた緑色のうどん。カマボコがひと切れ添えられている。

 スルスルッと2時間弱の滞在。お勘定は3人で3,300円、ひとり当たり1,100円ずつだった。どうもごちそうさま!

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「四ツ木製麺所」 / ホッピーセット / 旨レモンサワー

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黒板メニュー / きのこの天盛 / イカゲソ揚

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熱もり / ぶっかけ / 宴会もできます

店情報

《平成27(2015)年12月5日(土)の記録》

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 宇ち中さんとめぐる立石の3軒めは「四ツ木製麺所」。  ここは自家製麺の手打ちうどんの店なんだけど、充実したつまみの美味さと安さで、呑兵衛にも大人気なのである。  テーブル席に座り、「しぞ~か割(焼酎抹茶割)」(400円)を二つもらって、つまみには「松前小松菜漬」(300円)と「マカロニサラダ」(350円)を注文した。  松前小松菜漬は、スルメと昆布で作った松前漬けに、葛飾元気野菜の小松菜漬けを混... [続きを読む]

受信: 2016.12.04 09:53

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