もつと一緒に煮た大根 … やきとん「弐ノ十(にのじゅう)」(都立家政)
ここ「弐ノ十」の煮大根(200円)は、もつ煮込みの鍋の中で、大根をグツグツと煮込んだもの。
その大根が、モツ以上にモツらしい風味をふりまいて、お酒をどんどん進めてくれるのだ。
考えてみればブリ大根もブリの風味たっぷりだし、荻窪「やきや」のイカ大根も、イカ以上にイカの旨みが凝縮されている。
おでんの大根もそう。おでん鍋のいろんな具材の旨みを、すべてその内部に吸収している。
大根って、なんてすばらしい食材なんだろう!
もちろん、「弐ノ十」のもつ煮込みがうまいから、その煮込み鍋で一緒に煮込んだ大根もうまいってことなのだが……。
冬場にこの店に来ると、煮大根はぜったいに外せないなあ。
今夜はホッピー(380円)と煮大根(200円)から始めて、カシラ(100円)とヒモ(100円)を、「秋元屋」仕込みの味噌焼きで。
ナカ(焼酎、250円)をもらって、あご肉(120円)とハラミポンズ(100円)。
店主のアキさんが、ていねいに焼き上げてくれる「やきとん」は、どれも美しい仕上がりでうまいのだ!
さらにナカをおかわりして、これでソト1ナカ3。
そして焼いてもらったのが、初めてのピーマンチーズ肉まき(180円)だ。
これは半分に切ったピーマンにチーズを詰めて、豚肉で巻いて焼いた一品。トロリととろけるチーズがいいね。
地元の常連・F本さんとの会話も進んで、
つまみにはレバ塩ネギ(100円)をもらう。味付けのバラエティが多いのがうれしい。
2時間半ほどの酒場浴。お勘定は2,330円でした。どうもごちそうさま。
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