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2016年1月

馬ヒモ串焼きで米焼酎 … 郷菜ダイニング「えるもんど」(長洲)

馬ヒモの串焼き


 馬ヒモの串焼き(1人前2本で400円)は、馬の腸かと思いきや、馬のあばらの間の肉を串焼きにしたもの。

 あばらに沿って肉をはずすと、ひも状の肉が取れることから「馬ヒモ」と呼ばれるんだそうな。

 この馬ヒモを、両端をピーマンでとめるようにして串に刺し、塩胡椒で味つけしながら、カリカリにならない程度に焼きあげている。

 熊本ならではの米焼酎の湯割りにもピッタリだ。

 今日は熊本の長洲ながすにやってきた。

 長洲は長洲でも、住宅街からは少し外れたエリアに来ているので、その近くにあるレストランは、ここ「えるもんど」1軒だけ。

 しかし、その「えるもんど」が、いつも地元の人たちで満席になるほどの人気店なのだ。

 今日も午後6時の開店直後に入ったら、カウンター6席は6時半までに、それぞれひとり客で埋まった。

 みんな、いきなり焼酎から始まるのが、熊本の土地がらなのかなあ。おもしろいなあ。しかもペースが速い速い。

 まわりのテーブル席や、奥の部屋にも続々と客が入ってきているようだ。

 この店の人気の理由は、メニューの種類が多いことではないだろうか。

 店の肩書きが「郷菜ダイニング」だけに、馬刺しをはじめとする「熊本郷土料理」がずらりと並んでいる。

 手作り辛子レンコン(500円)、桜納豆(450円)、だご汁(500円)、一文字ひともじのぐるぐる(400円)、馬ステーキ(1,400円)、肥後牛ステーキ(1,500円)、阿蘇高菜おにぎり(200円)などがそれ。

 よそからやってきた我われにとっては、これらのメニューはうれしい。

 一方で、日常的に「熊本郷土料理」を食べているであろう地元の人たちのためには、有明海の鮮魚料理や野菜料理、串焼き、中華料理、食事もの、鍋もの、そしてデザートまで、その数ざっと130種類。

 さらには、その日の日付入りの「本日のおすすめ」というメニューが20品ほどある。

 馬ヒモの串焼きも、その「本日のおすすめ」の中の一品だった。

 今日はのど潤しのキリンクラシックラガー中瓶(600円)と、お通しの「肉じゃが」から始めて、「手作り辛子レンコン」、「一文字のぐるぐる」という郷土料理をいただいたあと、飲みものを球磨焼酎(米焼酎)「しろ」(450円)の湯割りに切り替えて、「馬ヒモの串焼き」。

 最後の〆に、これまた郷土料理の「だご汁」をもらうと、「だご(平たくて太いうどんみたいなの)」の他に、里芋、じゃが芋、にんじん、ごぼう、鶏肉、油揚げ、干しシイタケなども入って具だくさん。ひとり用の鉄鍋で出してくれるのもいいね。

 午後8時まで、2時間近く楽しんで、今日のお勘定は3,150円。どうもごちそうさま。

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「えるもんど」 / ビールとお通し(肉じゃが) / 手作り辛子レンコン

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一文字のぐるぐる / 米焼酎の湯割り / だご汁

店情報

《平成28(2016)年1月26日(火)の記録》

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店情報: 郷菜ダイニング「えるもんど」(長洲)

    えるもんど
  • 店名: cafe & 郷菜ダイニング えるもんど
  • 電話: 0968-78-4800(FAXも同じ)
  • 住所: 869-0123 熊本県玉名郡長洲町大字長洲2934-2
  • 営業: (cafe&ランチ)11:00-14:30、(郷菜ダイニング)18:00-24:00(23:30LO)、月休
  • 場所: JR長洲(ながす)駅南口を出て正面の、海に向かってまっすぐに伸びる大通りにそって徒歩約10分(800m)、左手角。駅からの道中、他に飲食店などはないので間違えることはない。(大通りの向かい側が「ロッキーディスカウントストア長洲店」)
  • メモ: カウンター席、テーブル席、座敷席、掘りごたつ席などを合わせて全50席。公式サイト食べログ
    【食べもの】〔鮮!馬刺し〕馬刺し4点盛り合わせ(特選・ふたえご・たてがみ・赤身、約3~4人前)2,300、馬刺し3点盛り合わせ(赤身・ふたえご・たてがみ、約2~3人前)1,500、特選馬刺し2,200、上馬刺し1,300、赤身刺し800、たてがみ刺し700、ふたえご刺し900、馬レバー刺し1,200、特上桜カルビのたたき柚子風味1,200、馬ハツの刺身700、馬とアボカド700、馬ユッケ700。 〔熊本郷土料理〕手作り辛子レンコン500、桜納豆450、だご汁500、一文字ひともじのぐるぐる400、馬ステーキ1,400、肥後牛ステーキ1,500、阿蘇高菜おにぎり200。 〔酒肴〕枝豆300、たこわさ350、チャンジャ400、キムチ300、漬物盛り合わせ500、かに味噌450、馬ソーセージ400、チーズ盛り合わせ600、よせ豆腐400。 〔サラダ〕生ハムとアスパラのシーザーサラダ700、厚切りベーコンと半熟玉子の和風サラダ700、えるもんどサラダカルパッチョ風750、さくさくじゃが芋とクリームチーズのサラダ700。 〔鮮魚〕刺身3点盛り合わせ900、刺身5点盛り合わせ2,200、かんぱちの刺身750、イカ刺し750、鯛の刺身750、サーモンの炙り刺し750。 〔野菜〕山芋とゴボウのピリ辛天ぷら500、ほくほく肉じゃが450、海老と浅井の生春巻き500、おばあちゃんのコロッケ400、茄子の揚げ出し500、トマトの揚げ出し500、茄子の田楽チーズ焼き600、トマトと厚切りベーコンの玉子炒め600、チーズフォンデュ(パンのみ)850、チーズフォンデュ用旬野菜600。 〔中華〕ニラともやし炒め500、焼き餃子400、四川風海老マヨ700、海老チリ700、マーボー豆腐550、海老とアスパラの塩炒め600、鶏の唐揚ネギソースかけ650、せせりと野菜のゆず胡椒炒め600。 〔一品〕イベリコ豚の炙り焼き800、アジサイ牛の焼きシャブ900、牛スジのどて煮500、揚げ出し豆腐500、ハーブ鶏の唐揚600、なんこつの唐揚450、出し巻き玉子550、天ぷら盛り合わせ1,000、豚の角煮温玉添え650、とろとろ揚げ豚足400、手羽先唐揚名古屋風2本450、スイートポテトとクリームチーズのコロッケ450、チーズ春巻450、ポテトフライ400。 〔串焼き〕皮150、豚バラ150、とり身150、せせり150、トントロ150、つくね150、ぼんじり150、砂ずり150、ピリ辛ウインナー100、ピーマン100、長ネギ100、えのきベーコン100。 〔ピザ&パスタ〕ツナスパゲティー(ナポリタン風)700、茄子のトマトパスタ800、ほうれん草とベーコンのガーリックパスタ800、明太子のクリームパスタ800、特製担々麺800、鉄板焼きそば700、焼きうどん600、ミックスピザ800、桜肉味噌とネギのピザ800、モッツァレラチーズとバジルのピザ800。 〔鍋もの(1人前から注文可)〕カレー鍋1人前820、ちりとり鍋1人前820、もつ鍋1人前820、海鮮チゲ鍋1人前820、豚のしゃぶしゃぶ鍋1人前1,000。 〔鍋もの用の追加具材〕豚肉500、野菜盛り合わせ400、もつ500、雑炊セット350、麺(ちゃんぽん・うどん)300。 〔ご飯もの〕卵とキムチの雑炊600、とろろ飯400、鯛茶漬け600、お茶漬け(鮭・梅・明太子)450、チャーハン600、カニあんかけチャーハン700、阿蘇タカナチャーハン700、焼肉ピラフ700、シーフードピラフ700、ホウレン草ドリア750、牛スジカレー800、海鮮丼800、ごはんセット300、白ごはん150、焼きおにぎり200、おにぎり(鮭・梅・明太子)150、味噌汁150。 〔定食〕天ぷら定食1,200、焼肉定食1,000、唐揚定食1,000、しょうが焼き定食1,000。 〔デザート〕杏仁豆腐300、チョコパフェ650、ヨーグルトパフェ650、きなこアイス黒蜜かけ450、チーズケーキ350、自家製コーヒーゼリー500、バニラアイス450、チョコアイス450、抹茶アイス450、スノーアイス(チョコ・ストロベリー・マンゴー)500。 〔宴会〕おすすめ料理コース2,000~、馬のしゃぶしゃぶコース(要予約)4,500~、プラス1,500で飲み放題も可能。気軽に相談のこと。
    〔日替りの「本日のおすすめ」2016年1月26日の例〕本日の煮魚・ブリの荒炊き700、シマアジの刺身800、貝柱の刺身800、馬タンの刺身900、塩トマトとクリームチーズ500、馬肉とアボカドのタルタル700、黒毛和牛ロースの串カツ1,000、ブリカマの塩焼き600、サザエのガーリックバター焼き500、地鶏の唐揚甘ダレソース700、シーフードとオリーブのピザ800、フォアグラ大根700、サワークリームポテトフライ450、スペアリブのグリル700、タコの七味揚げ500、里芋万十のあんかけ500、フグとフグ白子の天ぷら700、春野菜の天ぷら700、和牛とフォアグラのソテー1,200、広島産カキフライ600、馬ヒモの串焼き400。
    【飲みもの】〔生ビール〕キリン一番搾り(中)500/(一口)250。〔瓶ビール〕キリンクラシックラガー中瓶600、アサヒスーパードライ中瓶600。〔黒ビール〕ドラフトギネス600。〔ノンアルコール・ビールテイスト飲料〕キリンフリー小瓶350。〔ビールカクテル〕シャンディガフ500、レッドアイ500。 〔日本酒〕筑後川(1合)400/(2合)800、瑞鷹ずいよう(1合)600/(2合)1,200、香露(1合)600/(2合)1,200、霊山(1合)700/(2合)1,400。〔冷酒300ml〕酔心ブナのしずく(本醸造生貯蔵)650、繁桝しげます(特別本醸造)700、れいざん(麗酒爽快・本醸造生貯蔵)800、香露(本醸造冷酒)850、熊本神力くまもとしんりき(吟醸)1,000。 〔米焼酎〕えるもんど(熊本)(グラス)450/(ボトル)2,500、しろ(球磨)(グラス)450/(ボトル)2,500、文蔵(球磨)(グラス)450/(ボトル)2,500、川辺(球磨)(グラス)500/(ボトル)3,000、鳥飼(球磨)(グラス)600/(ボトル)4,000。 〔麦焼酎〕白水(熊本)(グラス)450/(ボトル)2,500、いいちこ(大分)(グラス)450/(ボトル)2,500。 〔芋焼酎〕えるもんど(熊本)(グラス)450/(ボトル)2,500、黒霧島(宮崎)(グラス)450/(ボトル)2,500、島美人(鹿児島)(グラス)450/(ボトル)2,500、茂作(熊本)(グラス)450/(ボトル)2,500、海(鹿児島)(グラス)550/(ボトル)3,500、伊佐美(鹿児島)(グラス)600。 〔黒糖焼酎〕れんと(奄美大島)(グラス)550/(ボトル)2,800。 〔梅酒〕おばあちゃんの梅酒400、赤い梅酒550、黒糖梅酒500、緑茶梅酒550、完熟あらごし梅酒・梅まっこい600/(ボトル)3,500。 〔果実酒〕にごり杏露酒しんるちゅう500。 〔カクテル各500〕カシスオレンジ、カシスウーロン、カシスソーダ、カシスコーク、カシスグレープフルーツ、デュセスソーダ、デュセスモーニ、デュセスティ、ライチグレープフルーツ、ライチカルピス、チャイナブルー、ファジーネーブル、ピーチカルピス、ピーチウーロン、マンゴーオレンジ、マンゴーソーダ、マンゴーミルク、ジントニック、ジンライム、ジンバック、ジンリッキー、スプモーニ、カンパリオレンジ、カンパリグレープ、モスコミュール、ソルティドッグ、ウォッカリッキー、スクリュードライバー、抹茶ウーロン、抹茶ミルク、アップルジンジャー、アップルカルピス、マリブミルク、マリブコーク、オレンジヨーグルト、マンゴーヨーグルト、テキーラサンライズ、ラムコーク、イチゴミルク、カルーアミルク。 〔酎ハイ各450〕柚子サワー、ライムサワー、カルピスサワー、青りんごサワー、梅サワー、巨峰サワー、ウーロンハイ。 〔生搾り酎ハイ各500〕生搾りグレープフルーツ、生搾りオレンジ、生搾りキウイソーダ。 〔フレッシュカクテル各600〕カシス生オレンジ、カシス生グレープ。 〔ノンアルコールカクテル各400〕カシスミルク、キウイソーダ、ブルーベリーソーダ、シャーリーテンプル、ざくろカルピスソーダ、ライムジンジャー。 〔ソフトドリンク〕カルピスウォーター300、オレンジジュース300、コーラ300、グレープフルーツ300、メロンソーダ300、ジンジャーエール300、マンゴージュース300、コーヒー(アイス/ホット)400、エスプレッソ500、キャラメルラテ600、ショコララテ600、ウインナーコーヒー500。 〔その他〕富士山麓(ロック/ハイボール)500、スミノフアイス500、ジーマ500。 〔ワイン〕グラスワイン(赤/白)500。 〔赤ワイン〕カルロロッシ(アメリカ)2,000、トラピチェ カベルネ・ソーヴィニヨン(アルゼンチン フルボディ)2,300、ピニャ マイボ カベルネ・ソーヴィニヨン レゼルバ(チリ フルボディ)2,500、アタラヤ ラヤ(スペイン フルボディ)2,800、ムートン カデ ルージュ(フランス フルボディ)2,800、クラレンドル ルージュ オー・ブリオン(フランス フルボディ)4,000。 〔白ワイン〕カルロロッシ(アメリカ)2,000、トラビチェ シャルドネ(アルゼンチン 辛口)2,300、ラ ミシオン シャルドネ(チリ 辛口)2,500、ムートン カデ ブラン(フランス 辛口)2,800、ジルベール ピク シャブリ(フランス 辛口)3,500、クラレンドル ブラン オー・ブリオン(フランス 辛口)4,000。 〔スパークリングワイン〕カペッタ バレリーナ ブリュット・スプマンテ2,500、コドーニュ クラシコ・セコ3,000。(2016年01月調べ)

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トッピングもつカレー … やきとん「たつや」(沼袋)

もつカレーがけ


 沼袋「たつや」では、「もつカレーがけ」(+100円)というトッピングが選べるようになった。

 素焼きにした各種やきとんに、名物のもつカレー煮込みをかけてくれるのだ。

 「『宇ち多゛』の『みそ』にヒントを得てやってみたんですよ」と店主・藤井龍成さん。

 「宇ち多゛」のもつ焼きは、塩焼き、タレ焼きなどの他に、『みそ』という焼き方が選べる。

 素焼きにしたもつ焼きを、もつ煮込みの煮汁で味つけてくれるのが『みそ』だ。

 こうすることで、もつ焼きと、もつ煮込みが合体したような味わいが楽しめる。

 このもつ煮込みの煮汁を「たつや」ならではの、もつカレーに変えたのが、「もつカレーがけ」というトッピングなのである。

 今日は「しろ」(100円)と「あぶら」(100円)を、もつカレーがけにしてもらった。

 やきとんと、名物のもつカレーが一緒に味わえるのがいいね!

 もつカレーがけの後は、「れば」(100円)と「てっぽう」(100円)を『みそ』で。

 「たつや」の『みそ』は、「宇ち多゛」の『みそ』とは違って、「喜よし」・「秋元屋」系列伝統の『みそダレ』を使って焼き上げたもの。

 さらに煮豆腐(200円)と自家製ぬか漬け(200円)ももらう。よく漬かったぬか漬けが、うまいなあ。

 黒ホッピー(セット380円、ナカ250円)ソト1・ナカ3で1時間半ほどの酒場浴。今夜のお勘定は2,030円なり。どうもごちそうさま。

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レバとテッポウのみそ焼き / 煮豆腐 / 自家製ぬか漬け

店情報前回

《平成28(2016)年1月29日(金)の記録》

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プリッとホルモン炒め … 中華料理「第一亭(だいいちてい)」(日ノ出町)

ホルモン炒め


 2013年7月に、テレビドラマ「孤独のグルメ」に登場して以来、大人気になっているメニューが「チートのしょうが炒め」(600円)と、メニューには載っていない、「野毛のペペロンチーノ」こと「パタン」(600円)だ。

 この2品は、ほとんどのお客さんが注文する。

 でも、私がいちばん好きなこの店の料理は「ホルモン炒め」(600円)なんだなあ。

 ビールで洗って下ごしらえした豚の生腸をぶつ切りにして炒め、店特製のニンニク味噌だれで味つけしたもの。

 生ホルモンならではの、プリップリの食感がたまらない。

 実は「孤独のグルメ」のときにも、主人公の五郎さんは、この「ホルモン炒め」も食べている。

めしとホルモンとおれ。この三角ベースを回り続けていたい」

 ごはんとの相性が抜群にいいことを、五郎さんはこんなセリフで表現している。

 ビール(キリンラガー中瓶、550円)とホルモン炒めで、お勘定は1,150円なり。どうもごちそうさま。

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中華料理「第一亭」 / メニュー / 瓶ビール

店情報前回

《平成27(2015)年12月19日(土)の記録》


【おまけ】 立ち食いそば「越」

 立ち食いそば屋が野毛地区(宮川町2-33)にもあった。

 定休日は月曜・祝日で、ふだんは09:00~21:00、土・日は08:00~19:00の営業だ。

 店内の立ち食いカウンターの上には、寿司屋などでよく見かけるような、ガラス製のネタケースがあって、えび天、かき揚げ天、いか天、ちくわ天、なす天、ごぼう天などの天ぷらがずらりと並んでいる。

 特筆すべきは、生そばを注文を受けてから茹でてくれること。

 ふつうの立ち食いそば価格(かけそばが300円、かき揚げ天そばが400円など)ながら、生そばが食べられるのはうれしいなあ。

 今日は天玉そば(かき揚げそば400円+生玉子50円=450円)をいただいた。

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立喰いそば「越」 / 壁のメニュー / 天玉そば

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改めて、みそきゅうり … 立呑み「やきや」(荻窪)

みそきゅうり


 八戸直送の新鮮なイカ料理が、ほぼ170円均一で食べられることで知られる荻窪「やきや」。

 今日はあえて、イカ料理以外のつまみの中から、「みそきゅうり」(170円)をご紹介したい。

 この料理、1本のキュウリの両端を切り落とし、縦方向に二つに切り分けて、味噌を添えただけのシンプルな一品。「もろきゅう」と同じようなもんだ。

 こんな簡単な料理が、これまたシンプルにうまいんだから恐れ入る。

 あれこれとイカ料理を食べてきて、そろそろ口の中をリフレッシュさせたいというときにピッタリなのだ。

 「秋元屋」を開店したばかりのころに、店主・秋元さんが「やきや」でこの「みそきゅうり」を食べて、「これはいい!」と、さっそく「秋元屋」のメニューにも取り入れた。

 秋元さんは、ご自身も大衆酒場好きで、あちこちの大衆酒場でいい料理を見つけると、すぐに「秋元屋」のメニューに取り入れて、我われに提供してくれるのだ。

 その後、「秋元屋」出身の人たちが、次々と、いわゆる『秋元系』と呼ばれるやきとん店をオープンしているが、たいていの店のメニューに、この「みそきゅうり」が載っている。

 みそきゅうり以外には、めかぶ、漬物、冷奴、うなぎきも焼、きざみ穴子、もつ煮込、串刺フランク(以上各170円)や、しめさば(270円)が、「やきや」のイカ料理以外のつまみである。

 ちなみにこの「しめさば」(270円)と「いかしょうが棒」(200円)の2品を除くと、残る20品の料理はすべて170円。だからこの記事の冒頭でも「ほぼ170円均一」とご紹介させていただいた。

 今宵はホッピー(320円)と、「いか大根」(170円)から始めて、ナカ(ホッピーの焼酎おかわり、160円)をもらって「いかなんこつ焼」(170円)。さらにもう1杯、ナカをもらって「みそきゅうり」(170円)で締めたのだった。

 1時間ちょっとの酒場浴。ソト1・ナカ3、料理3品で、今日のお勘定は1,150円なり。

 どうもごちそうさま!

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「やきや」 / いか大根 / いかなんこつ焼

店情報前回

《平成28(2016)年1月16日(土)の記録》

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濃いめの角ハイボール … バー「ロックフィッシュ」(銀座)

ハイボール


 角ハイボールは、濃いめのほうが美味しいと思う。

 だから銀座「ロックフィッシュ」や、松山の「露口」、横浜の「野毛ハイボール」などで出してくれるハイボールが好きなんだ。

 ここ「ロックフィッシュ」のハイボールは、氷なしの3冷さんれい

 キンキンに冷したウイスキー、炭酸水、そしてグラスの3つを使って作るのだ。

 ちなみにウイスキーとグラスは冷凍庫で冷やされている。

 そして多め(グラスの3分の1ほど)のウイスキーに炭酸水をそそいだあとは混ぜない。

 混ぜると炭酸が気化してしまって、シュワシュワ感がなくなってしまうからだ。

 仕上げに軽くレモンピール。

 ガツンとくるウイスキーの味と香りが、炭酸水のシュワシュワでド~ンと広がる。

 これがハイボールのうまさだね!

 「銀座じゃのめ」で飲んだあと、銀座での2軒めとして、ここ「銀座ロックフィッシュ」にやってきた。

 そして久しぶりに奥のテーブル席についた。

 この店に初めてやってきたのは平成16(2004)年12月12日(日)のこと。

 もう11年も前だ。

 そのとき、森下賢一さん、吉田類さんのお二人と、この店で、このテーブル席で初めてお会いした。

 ここは、そんな懐かしい場所でもあるのだ。

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せんべい / 名物・オイルサーディン

店情報前回

《平成27(2015)年12月17日(木)の記録》

 1995年(ブログは2004年)より続く、掲載酒場数延べ約4000軒の飲み歩きサイト『居酒屋礼賛』が、ついに電子書籍となって登場!
 第一弾となる「立石編」(162円)では、居酒屋の聖地・立石で行くべきディープなお店を10軒厳選しました。

 立石駅に降り立ったら、この1冊(スマホ)片手に、千ベロのハシゴに挑戦!
 行きたいお店が決まったら、MAPリンクをポチッ。
 巻末には、立石エリアをまとめた便利なMAPもついているので、効率よくハシゴ酒を愉しめます!

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牛スジ煮込み180円 … 「銀座じゃのめ」(銀座)

牛スジ煮込み


 牛スジ煮込みが、なんと180円!

 これは食べないわけにはいかんでしょう。

 この店の公式サイトには、

『オープン記念! 自家製牛スジ煮580円を180円で!!』

 とうたわれている。

 この店がオープンしたのは平成25(2013)年12月8日。今からもう2年前のことだ。

 ってことは、『オープン記念』のこの品は、そろそろ本来の定価である580円に戻っちゃう可能性もあるってことだ。

 急がなきゃ!!

 と言いつつ、私もこの店に初めてやってきた。

 以前、都立家政の「竹よし」を手伝っていたキティちゃんが、この店のスタッフとして、オープン前からここで働いている。

 だから、オープン当初からこの店のことは知っていて、早く行かなきゃ、早く行かなきゃと、つねづね思っていたのだが、その後1年半ほどブラジルに単身赴任していたりして、今日まで来ることができなかったのだ。ごめんね。>キティちゃん

 でも、キティちゃんが書いている、この店のスタッフブログは、ブラジルでも楽しみに読んでましたよぉ!

 東京勤務になったら、なにしろ銀座で飲みたかった。

 なぜなら、師と仰ぐ元祖「居酒屋礼讃」の森下賢一さんも、太田和彦さんも、お二人とも銀座の酒場を行きつけにしていたからだ。

 その1軒めとして、今日はここ「銀座じゃのめ」にやってきたのだった。

 全国の地酒90種類が480円均一(銘柄によって量が変わる仕組み)、「岩手鶴(あさ開)」の燗酒が1合380円っていうのもいいね!

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お通し480とヱビス生580 / 天然岩もずく(村上産)380 / 刺身舟盛り(小)1,280

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「岩手鶴」燗酒380 / 地酒はグラスで480 / 大きな徳利には水が入ってる

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クジラぬた / トンビ串焼

店情報

《平成27(2015)年12月17日(木)の記録》

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店情報: 「銀座じゃのめ」(銀座)

「銀座じゃのめ」 は、2019年4月1日から経営者もスタッフも変更となったそうです。このブログの内容はそれ以前の「銀座じゃのめ」のことを書いているものです。

  • 店名: 銀座 じゃのめ
  • 電話: 03-6280-6994
  • 住所: 104-0061 東京都中央区銀座7-10-12 第二柳屋ビル2F
  • 営業: 17:00-23:00(22:30LO)、日祝休
  • 場所: 銀座七丁目信号交差点(角に三菱東京UFJ銀行銀座通支店、資生堂ギャラリーなど)を築地方向へ1ブロック進んだ交差点の、左向こう角、2階。メトロ銀座線・新橋駅A2出口歩4分、銀座駅A3出口歩7分、JR新橋駅・銀座口歩8分。
  • メモ: 平成25(2013)年12月8日オープン。全32席(カウンター9席、テーブル20席、立ち飲みコーナー有)、チャージ480円/人、サービス料なし。カード払い不可。公式サイトスタッフブログぐるなび食べログ。以下、価格はすべて税抜き表記。
    【飲みもの】〔日本酒〕全国地酒90種類480円均一(銘柄によって量が変わる仕組み)、岩手鶴(あさ開)380。〔ビール〕ヱビス生麦酒580、サッポロ赤星ラガー580。〔ハイボール〕角ハイボール480、ゆずハイボール480、山崎ハイボール580。〔チューハイ〕グレープフルーツサワー480、レモンサワー480、ゆずサワー480、ウーロンハイ480、緑茶ハイ480、ジャスミンハイ480。〔麦焼酎〕わら麦480、一粒の麦480。〔芋焼酎〕伊佐大泉480、黒霧島480、からり芋480、赤霧島580、富乃宝山580。〔梅酒〕白加賀でつくった梅酒480。〔泡盛〕残波480。〔ソフトドリンク〕ウーロン茶350、緑茶350、ジャスミン茶350。
    【食べもの】手書きの料理メニューは季節で変わる。以下のメニューは2015年12月の例。
    牛スジ煮込み180、大根サラダ180、プリプリの小えび天ぷら380、みつばのわさびあえ380、ホーレン草のおひたし380、天然岩もずく(村上産)380、ポテトサラダ380、もろきゅう380、オニオンスライス380、冷しトマト380、なすの揚げびたし380、玉ネギの串天ぷら380、枝豆380、冷奴380、塩ダレキャベツ380、ホタルイカ沖づけ380、タラのチャンジャ380、鳥わさ480、ししゃも3尾480、ミニ春巻480、枝豆とコーンつまみ揚480、コロッケセット480、カキの醤油バター焼880、カキの卵とじ780、マグロねぎま鍋1人前680(注文は2人前から)、カキ鍋1人前880(注文は2人前から)。
    大ボタンエビ刺身2尾880、活帆立貝刺身680、活帆立貝醤油焼680、活ホッキ貝刺身680、ミンククジラ刺身780、サーモン昆布〆(自家製)580、岩手産・真ガキ1個380、あじのたたき580、あじ刺身580、まぐろ刺身880、刺身三点盛680、刺身舟盛り(小)1,280/(大)1,980、しめさば580、宮崎赤鶏のタタキ980、クジラのカツ680、きのこの天ぷら580、豚肉の天ぷら580、鳥焼売の天ぷら480、はまぐりとキャベツ酒蒸し680、キクラゲと玉子の炒め480、真いかの唐揚げ480。(2015年12月調べ)

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日曜日の夜のお楽しみ … 焼鳥「川名(かわな)」(阿佐ヶ谷)

おでん


 日替りで手書きされるホワイトボードメニューに「おでん」(324円)という、朱書き表記がある。

 この店のメニューに、おでんなんてあったっけ?

 おそらく初めてお目にかかるメニューだと思うので、さっそく注文したら、この注文をもって、おでんが売り切れた。

 出てきたおでんは、おそらく市販のレトルトのものだろうと思うんだけど、昆布を敷いた小鍋で、ひと手間かけて出してくれるのがいいではありませんか!

 いろんなものを安く仕入れて、それを客にもまた安く提供しようという店主の心意気がうれしいなあ。

 日曜日の夕方に、ここ「川名」に来るのも本当に久しぶりだ。

 もう何年前のことだろう。この近くに住んでいる寄り道さんや、にっきーさんと、毎週のようにここで飲みにきていた。

 しかもいつも午後4時の開店時刻を目指して集まってくるもんだから、いつのころからか、この集まりのことを「よじかわ(=午後4時に川名)」と呼ぶようになった。(名付け親は寄り道さんだ。)

 4時から飲み始めて、「サザエさん」が始まる6時ごろには飲み終えて店を出る。

 明日からの1週間に備えて、日曜日は深酒はできないのだ。

 そういう、ちょっとした緊張感の中で飲むのがおもしろかったなあ。

 14年間の単身赴任を終えて、また日曜日にわが家の近くで飲めるようになった。

 新たな日曜日のリズムを作らないといけないなあ。

 1時間半ほど楽しんで、今日のお勘定は1,902円なり。どうもごちそうさま。

 さあ、今週もがんばるか!

(「川名」の定休日は月・火ですが、今週末、1月23日(土)は臨時休業だそうです。)

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ホワイトボードメニュー / 生グレープフルーツサワー(411円) / 山芋納豆(324円)

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めかぶ茶お湯割(411円) / エリンギバター(324円) / 鳥中落ち串(130円)タレ焼き

店情報前回

《平成28(2016)年1月17日(日)の記録》

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プリッと鰻の短冊焼き … うなぎ「川勢(かわせい)」(荻窪)

串焼、短冊焼、八幡巻


 この店の「うなぎ串焼き ひと揃い」は、串巻(220円)、八幡巻(350円)、きも焼(220円)、ひれ焼(220円)、ばら焼(220円)、れば焼(220円)の6本で、1,450円。

 今日は「ばら焼」が売り切れていたのか、代わりに「短冊たんざく焼」(350円)が出された。(「ひと揃い」の合計金額も、その分アップして、1,580円となる。)

 短冊焼というのは、うなぎの身を短冊状に切って串に刺し、焼きあげたもの。

 塩焼きはミニ白焼きのような感じ、タレ焼きはミニ蒲焼きのような感じに仕上がる。

 しかも、関東風に蒸すことなく、生の身をそのまま焼き上げるから、プリッとした弾力感がとても強くてうまいのだ。

 冒頭の写真で、まん中にあるのが短冊焼。うなぎの身を、幅方向に短冊状に切っている。

 左側が串焼。こちらは、うなぎの身を長さ方向に1センチほどの幅に切って、クネクネとくねらせながら串に刺して焼いたもの。店によっては「くりから焼き」とも呼ばれている。

 幅方向に切ったうなぎの身と、長さ方向に切った身では、明らかにその食感が違うのがおもしろい。どっちも美味しいけどね。

 そして右側は八幡巻。同じく長さ方向に切ったうなぎの身を、細く切ったごぼうのまわりに巻きつけて焼いている。ごぼうとうなぎの相性は抜群だ。

 「うなぎ串焼き ひと揃い」で、大瓶ビール(キリンラガー、600円)を1本飲んで、今宵のお勘定は2,180円。

 〆の食事として、うな丼(1,500円)や、まぶし丼(1,300円)を食べている人も多い。

 串焼きだけではなくて、ここは丼ものも人気があってうまいんだ。

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「川勢」 / お通しのキャベツ / れば焼、きも焼、ひれ焼

店情報前回

《平成28(2016)年1月16日(土)の記録》

 1995年(ブログは2004年)より続く、掲載酒場数延べ約4000軒の飲み歩きサイト『居酒屋礼賛』が、ついに電子書籍となって登場!
 第一弾となる「立石編」(162円)では、居酒屋の聖地・立石で行くべきディープなお店を10軒厳選しました。

 立石駅に降り立ったら、この1冊(スマホ)片手に、千ベロのハシゴに挑戦!
 行きたいお店が決まったら、MAPリンクをポチッ。
 巻末には、立石エリアをまとめた便利なMAPもついているので、効率よくハシゴ酒を愉しめます!

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限定つくね+目玉焼き … 焼とり「よね田(よねだ)中野店」(中野)

限定つくね+目玉焼き


 焼とり「よね田」名物の限定つくね(210円)は、つくねというよりは巨大なハンバーグと言ってもいい大きさ。串も4~5本が使われている!

 これだけ大きいと焼くのにも時間が必要。注文を受けてから出てくるまでに、たっぷりと1時間ほどはかかるのだ。

 このつくねには、オプションで目玉焼き(100円)やチーズ(80円)をトッピングすることもできる。

「すぐに売り切れてしまうから、まっ先に注文しないといけないんです。今なら大丈夫。ぜひ人数分もらいましょう!」

 とすすめてくれたのは、「よね田」の常連さんでもある、「古典酒場」の倉嶋編集長

 今日の我われは、午後4時の開店と同時に店に入ったので、今ならきっと、何でも注文できるのでした。

「えっ?! あの巨大なつくねを、ひとり1個ずつ食べると、他になにも食べることができなくなってしまいます。他にもいろいろと食べたいので、2人で1つずつにしましょう」

 という冷静な声もあって、結局は2人で1つずつに落ち着いたものの、

「私はいつも、ひとりで1つ食べてるんだけどなあ……」

 と、とっても残念そうな編集長でありました。

今日のメンバー

 今日は倉嶋編集長の他、宇ち中さん伊野さんワイタベさんみやさん・ここちきさんご夫妻、呑んだフルさん、直ちゃんが、中野の「よね田」に集まって、私が無事にブラジルから帰国できたことを祝ってくれたのでした。ありがたや、ありがたや。

 これだけの呑兵衛集団が集まって、1軒で終わるはずはなく、すぐ近くの「5丁目チキン とりパニ」で二次会。

「とりパニ」にて

 こちらは、立ち飲み「パニパニ」の二号店として、平成27(2015)年5月にオープンしたばかりの新しいお店なんだそうな。

 「よね田」の中野店も、「とりパニ」も、私自身は初訪問のお店でした。

 今日は本当にありがとうございました。>みなさん

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焼とり よね田 三ヶ条 / ポテトサラダ / 牛すじと大根の煮込み

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鳥刺し(ささみ) / 鳥レバー / なんこつ

・中野「よね田」の店情報

《平成27(2015)年12月13日(日)の記録》

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店情報: 焼とり「よね田(よねだ)中野店」(中野)

  • 店名: 焼とり よね田 中野店
  • 電話: 03-5318-5314(問い合わせ時間 12:00-23:30)
  • 住所: 164-0001 東京都中野区中野5-63-5
  • 営業: 16:00-23:30(22:50LO)、無休
  • 場所: JR中野駅北口を出て、すぐ正面のサンモール商店街を進むこと約20m。すぐ先の右手角にある「築地銀だこ」の先を右折して、さらに約20m、右手。駅北口から徒歩2分ほど。
  • メモ: 1階カウンター席、2階テーブル席の合計50席。3~20人で予約可。
    【食べもの】 〔焼きとり(大山地鶏)〕鳥皮140、鳥レバー(炙り・焼き)130、砂肝140、はつ140、正肉150、ねぎま200、ボンジリ200、なんこつ200、ささみ210、つくね(限定)210、トッピング目玉焼き100、トッピングチーズ80、手羽先260、はつすじ200、特上ホルモン(限定)200、もも・むね肉タタキ700。 〔焼き豚〕豚タン200、豚カシラ200、豚上タン240、大和豚のバラ肉240。 〔焼き牛〕牛ハツ250。 〔焼き野菜〕ピーマン210、ネギ210、ししとう210、おくら210、プチトマト230、アスパラ230、しいたけ350。 〔刺〕マグロブツ(大120g)450/(小80g)380、牛ハツ刺し350、豚ガツ刺し290(ニンニク醤油・酢味噌・ゆず胡椒ポン酢)、カナダ産馬刺し(50g)480/(100g)650、鳥刺し(ささみ)(大200g)480/(小100g)350(ごま油・ゆず胡椒ポン酢・わさび醤油)。 〔煮込み〕牛すじと大根の煮込み(大)500/(小)380、煮込み豆腐(大)500/(小)380。 〔クイックメニュー〕枝豆250、砂肝ネギ和え350、韓国産キムチ230、チャンジャ410、キャベツの浅漬け300、胡麻ダレキャベツ300、長芋醤油漬け400、梅水晶430、マグロ酒盗チーズ430。 〔揚げ物〕ポテトフライ390、揚げ出し豆腐420、ニンニク揚げ390、ハムカツ(1枚)250/(2枚)480、鳥の唐揚げ600、鳥の天ぷら600、鳥メンチ(1ケ)250/(2ケ)480、チキン南蛮800。 〔一品料理〕冷奴300、厚揚げ350、冷やしトマト330、エシャロット390、みそマヨきゅうり350、梅チーズ380、ポテトサラダ380、よね田サラダ630、レバーパテ(パン付き)500、砂肝と軟骨のアヒージョ550、単品パン190、マグロホホ肉のレアステーキ580。 〔〆の一品〕おにぎり(梅・おかか・マグロ佃煮)300、焼きおにぎり320、白米180、親子丼600、スープ100。
    【飲みもの】 〔ビール〕ヱビス樽生ビール(中)550、サッポロラガー(瓶)550、プレミアムアルコールフリー450。 〔サワー・酎ハイ〕チューハイ420、レモンサワー420、ウーロンハイ420、黒ウーロンハイ520、緑茶割り420、コウバシ茶割り500、コウバシ茶中420、ジャスミン割り420、梅干しサワー520、カルピスサワー420、生グレープフルーツサワー480、金宮プラス100。 〔焼酎グラス〕焼酎の水割り420、(麦)大和魂450、(芋)出水500、(芋)山岳550、(芋)風憚650。 〔焼酎ボトル(キープ1ヶ月)〕(麦)いいちこ2,800、(芋)出水3,300、(芋)山岳3,800、(芋)風憚5,000。 〔割りもの〕ミネラル250、お湯300、氷300、緑茶400、ウーロン茶400、タンサン300、黒ウーロン茶500、梅干し100、カットレモン180。 〔ハイボール〕ハイボール480、コーラハイボール480、ジンジャーハイボール480。 〔日本酒〕紅梅400、上撰 菊正宗580、八海山650、他。 〔ワイン〕グラスワイン赤・白500、かち割りワイン赤・白500。 〔カシス〕カシスオレンジ500、カシスソーダ500、カシスウーロン500。 〔ホッピー〕ホッピー(白・黒)400、中280、外300、金宮セットプラス100。 〔梅酒〕梅酒500(ロック・水割り・お湯割り・ソーダ)。 〔ソフトドリンク〕オレンジジュース320、コーラ320、ジンジャーエール320、緑茶320、ウーロン茶320、ジャスミン茶320、カルピス320、黒ウーロン茶420。(2015年12月調べ)

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もつ煮込み煮玉子入り … やきとん「弐ノ十(にのじゅう)」(都立家政)

もつ煮込み煮玉子入り


 今年一番の冷え込みの中、まず真っ先に煮込み(350円、以下価格はすべて外税表記)を注文した。

「玉子(100円)も入れますか?」

「入れてください」

 ということで、出してくれたのは煮込み玉子入り、いわゆるニコタマである。

 寒いときにはこれに限る!

 なにしろ出が速い。ほぼ待ち時間なしだ。

 しかもこれが抜群にうまいんだから、言うことないよねえ。

 煮込み玉子入りと黒ホッピー(380円)1杯で身体が温まってきたところで、ナカ(おかわり焼酎、250円)をもらって、ハラミポンズ、ガツ醤油、ハツモト(各100円)を焼いてもらう。

 ここのもつ焼き(やきとん)は、すべて店主・アキさんが自ら焼いてくれる。

 もつ焼きで大切なのは仕入れと、仕込みと、焼き。

 なかでも「焼き」は、ベテランとそうでない人との差が明確に表れるから、なかなか人任せにできないんだろうな。

 「弐ノ十」以外の秋元屋系のやきとん店でも、その焼き台は、たいてい店主かベテラン店員さんが守っている。

 さらにもう1杯、ナカをもらって、カシラ味噌とナンコツたれ(各100円)も焼いてもらう。

 1時間半ほど楽しんでお勘定は1,970円。今夜も大満足だ。どうもごちそうさま!

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やきとん「弐ノ十」 / ハラミポンズ / ガツ醤油

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ハツモト / カシラ味噌 / ナンコツたれ

店情報前回

《平成28(2016)年1月12日(火)の記録》

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二夜連続2度めの訪問 … やきとり「錦山(きんざん)」(中井)

あら豆腐煮


 土曜日の夜9時の「錦山」は、やっぱりにぎわっている。

 しかしながら、入口右手のカウンター席の奥のほうは空いていたので、そこに座って燗酒「秋田のまつり」の小徳利(210円)と、あら豆腐煮(420円)を注文。

 すぐに燗酒と、お通し(200円)のゲソ大根煮が出される。

 追いかけるように、あら豆腐煮も出てきた。

 ここに来るのは、昨夜に続いて二夜連続の2度め。

 あら豆腐煮は、昨日から気になっていたのだ。「絶対に燗酒に合うぞ」と。

 そして実際にいただいたあら豆腐煮は、予想どおり燗酒にぴったりのつまみだ。

 今日は、ブラジルに赴任していた日本人メンバーたちと「二毛作」で飲み会

 午後4時に始まった宴会は8時まで、4時間も続き、大いに飲み、そして大いに食べた。

 立石駅でみんなと解散し、その帰り道に、ひとりでここ「錦山」にやってきたのである。

 今日もまた、日替りの「本日のおすすめ」メニューがすばらしいなあ。

 看板メニューの「お刺身ちょっと盛」(700円)は、マグロ、ネギトロ、シメサバ、タイ、シマアジ、エビの6種盛り。これで700円は信じられん。

 今日は土曜日だからか、さらに「おさしみ三品」(520円)という、マグロ、タコ、シマアジの盛り合わせもある。

 「貝ざんまい」(750円)も、赤貝、トリ貝、ツブ貝、姫サザエの盛り合わせだ。

 他にも「穴子の白焼」(480円)、「牛すじ大根煮」(480円)、「小いか豆腐煮」(420円)、「鶏ナンコツ唐揚」(380円)、「鶏白レバー焼」(1本130円)などが並んでおり、昨日いただいた「あんこう鍋」(750円)は今日もある。すばらしいなあ。

 お店は火曜が定休日。土日祝日は通常どおりやっているようだ。(12/29~1/4は年末年始休み。)

 1時間ほどくつろいで、今日のお勘定は830円。

 今度は絶対に1軒めとして来ないとね。どうもごちそうさま!

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「錦山」 / お通しと燗酒 / 日替りの「本日のおすすめ」

店情報前回

《平成27(2015)年12月12日(土)の記録》

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日本でカイピリーニャ … カクテルラウンジ「日登美(ひとみ)」(新井薬師前)

カイピリーニャ


「カイピリーニャを、砂糖なしでお願いします」

 カイピリーニャ(caipirinha)は、サトウキビから造られた蒸留酒・カシャーサ(cachaça)に、ブラジル・レモンと砂糖を合わせて作る、ブラジルの伝統的なカクテル。

 でも、ブラジル・レモン(種としてはタヒチレモン)は、他の地域ではなかなか手に入らないので、カイピリーニャの標準的なレシピではライムを使うことになっている。

 ここ「日登美」のカイピリーニャにもライムが使われている。

 このライムとブラジル・レモンとが、やっぱり味わいがちょっと違うんだな。

 一番の違いは甘み。ブラジル・レモンのほうが甘みが少なくて、鮮烈さが強い。

 このブラジル・レモンをたっぷりと入れるから、ブラジルで飲むカイピリーニャは、緑と黄色のブラジルカラーになるのである。

 ここ「日登美」のカシャーサは、ブラジルにいるときも時々飲んでいた「イピオーカ(Ypióca)」だ。

 あぁ、うまいっ。

 亜熱帯のレシフェ(ブラジルの北東部の都市)を思い出すなあ。

 今の季節のフルーツはザクロ。マスターが伊野さんに、そのザクロのカクテルを作っていたのを見て、私も2杯めはザクロのジャックローズにしてもらった。

 ザクロのもつ自然な赤色がとても美しい。

 カクテルを2杯ずついただいて、お勘定は二人で3,800円。どうもごちそうさま。

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カイピリーニャ / ザクロのカクテル / ジャックローズ

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知られざる地元の名店 … やきとり「錦山(きんざん)」(中井)

あんこう鍋(750円)


 ドーンと出てきた具だくさんのこのアンコウ鍋が750円だ。

 赤羽「まるます家」のスッポン鍋(750円)にも匹敵する驚きだ。

 合わせて注文した酢のもの盛合せ(480円)も、この値段でアン肝、タコ、イクラ、カニと大ぜいたく。キュウリやワカメもたっぷりと入ってるんだけど、表からは見えないほどだ。

 店内は満席状態。おおぜいの酔客で大にぎわいだ。

 こんな知られざる名店が、まだまだあるんだなあ。

「中井の『錦山きんざん』に行かれたことがありますか?」

 今日の1軒め、新中野の「やるき」で飲んでるとき、伊野さんにそう聞かれた。

「えっ。ないです。ていうか、『錦山』という店の名前も初めて聞きました」

「それはぜひ行きましょう!」

 ということで、2軒めの豪(GO)」をはさんで、今日の3軒めとしてここ「錦山」にやってきたのだった。

「お腹がすいてたら、『本日のちょっと盛(700円)』というお刺身の盛り合わせや、『貝ざんまい(680円)』という貝のお刺身の盛り合わせもおすすめなんですけど、どちらもすごいボリュームなので、今からだときっと食べられません」

 ということで、アンコウ鍋と酢のもの盛合せをつまみに、燗酒(秋田のまつり、210円)を注文したのだった。

 カウンター席、テーブル席、奥の座敷席という、けっこう大勢入れるこの店を、店主夫妻がお二人で切り盛りしている。

 「雑誌やTVなどのメディアで紹介されると、常連のお客さんたちに迷惑をかけるから」という理由で、取材などはすべてお断りしているんだそうだ。

「〆の一品として『インディアン炒飯(550円)』もおすすめなんですけど、これもかなりボリュームがあります」

 と伊野さん。これも次回以降の宿題だな。またすぐに来なきゃ!

 1時間ほど楽しんで、今日のお勘定は二人で2,500円ほど。ごちそうさま。

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日替りメニュー / ずらりと並ぶ短冊メニュー / お通し(200円)

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燗酒(210円) / 背中で語る店主 / 酢のもの盛合せ(480円)

店情報

《平成27(2015)年12月11日(金)の記録》

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店情報: やきとり「錦山(きんざん)」(中井)

    錦山
  • 店名: 季節料理・やきとり「錦山(きんざん)」
  • 電話: 03-3362-1875
  • 住所: 161-0035 東京都新宿区中井1-3-6
  • 営業: 17:30-23:30、火休
  • 場所: 西武新宿線・中井駅の改札(1ヶ所のみ)を出て右へ、すぐ先の角(橋の手前)を右へ折れ、川に沿って進むこと約80m(徒歩約1分半)、右手。
  • メモ: カウンター席、テーブル席、座敷席。
    〔料理〕たたみいわし380、鶏の唐揚380、魚あら煮380、ねぎぬた380、冷やっこ380、海鮮寄せ鍋680、味噌かき鍋680、海鮮キムチ鍋520、山芋磯部揚480、まぐろぶつ320、酢のもの盛合せ480、豚キムチ炒め480、串カツ1本230、生かき1個250、生野菜サラダ420、野菜の天ぷら480、揚出し豆腐420、あら豆腐煮420、あんきも480、白子ポン酢480、焼かき250、カキフライ480、韓国キムチ420、焼なす380、厚切りハムカツ420、トマ玉380、まぐろ山かけ380、卵焼き380、ポテトサラダ380、たこのみ焼380、おしんこ380、インディアン炒飯550、キムチ炒飯550、焼うどん500、おにぎり250、お茶漬け450、皿うどん500。
    〔本日のおすすめ(日替りの一例)〕お刺身ちょっと盛(まぐろ、ネギトロ、〆さば、カンパチ、タコ、タイ)700、貝ざんまい(赤貝、とり貝、つぶ貝、姫サザエ)750、さくらエビと玉ネギのかき揚げ480、穴子の白焼480、なすとエビしんじょのはさみ揚420、あんこう鍋750、鶏ナンコツ唐揚380、鶏白レバー焼1本130。
    〔飲みもの〕サッポロ生ビール(中)550/(グラス)350、キリンクラシックラガー570、サントリーオールフリー(ノンアルコール)250、レモンサワー280、桑茶(くわちゃ)割り300、ウーロン茶割り300、梅サワー300、生グレープサワー350、生オレンジサワー350、生レモンサワー350、日本酒(秋田のまつり)小210/大420、地酒(たる酒、喜久盛、春霞、栄光富士、越の景虎、北雪)小360/大720。
    〔焼酎〕一刻者(芋)、閻魔(麦)、レント(黒糖)のロック、水割り、ソーダ割りどれでも350、ボトル(芋、麦、黒糖、麦と米の混合)4合瓶2,300、割り用ウーロン茶/桑茶500、氷、水は無料。
    食べログ。(2015年12月調べ)

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〔コラム〕 一日一麺の日々が続いている

 ブラジルから帰国して、今日で41日。

 なにしろ麺類が好きなので、ほぼ一日一麺の日が続いている。

 なぜ「ほぼ」かというと、その間、12月8日(火)の1日だけ、麺類を食べていないから。

 でも一日二麺の日も複数あるので、平均すると一日一麺以上(41日44麺)になっている。

 寒い日本の冬には、熱々の汁麺がほんとによく合うんだよなあ。

 このあとも、まだまだ続くぞ、一日一麺!

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常連さんに人気の品は … やきとん「豪(GO)」(中野)

上白刺


「この店は豚モツの刺身が美味しくて、いろんなメディアで紹介されていたんですよ」

 そう教えてくれるのは料理研究家の伊野由布子(いの・ゆうこ)さん。

 2015年6月12日から、これまでの「牛の肝臓」に加えて、「豚の食肉(内臓も含む)」の生食が禁止された。

 とは言うものの、豚の内臓のうち、もともと本当に生で出されていたのはレバ(肝臓)とチレ(脾臓)ぐらい。

 他の部位は、刺身として提供されるものであっても、あらかじめ下ゆで処理をしているので、実際には生ではない。

 今日も、そんな下ゆでをしたモツ刺身のひとつ、上白刺じょうしろさし(420円)とホッピー(セット450円)からスタート。

 チュルンととろけるようなやわらかさの上白刺がすばらしい。

 合わせて注文したハラミポンズ(420円)もプリッとした食感がいい。

豚ホルモン刺盛

 今ではもう食べることができないが、食べログには、上のような豚ホルモン刺盛(当時450円)の画像が紹介されている。これらが食べられていた時代にも来てみたかったなあ。

 この刺身が好きだった常連さんたちは困ってるんだろうなあ、と思って店主に聞いてみると、

「常連さんたちはポテチーズ(300円)や厚揚串(120円)を食べてますよ(笑)」

 と冗談っぽく話してくれた。

「じゃ、我われにもそのポテチーズと厚揚串をください」

 好奇心から注文してみると、この2品が予想外にすごい!

 ポテチーズは、ポテトチップスにチーズをトッピングして加熱し、ケチャップとコショーをかけたもの。つまみ始めると止まらない。

 厚揚げ串は、1センチ幅ぐらいにスライスした厚揚げ1個分を、そのまま串に刺して焼き上げたもの。出されるときは、ちゃんと1個の厚揚げの形をしている。おろしショウガと刻みネギが添えられているので、醤油をサッとかけて熱々をいただくのである。

 となりの人たちが食べていた、冬だけの「おでん」(各120円)もおいしそうだったなあ。

 お勘定は二人で2,500円ほどでした。ごちそうさま。

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ハラミポンズ / ポテチーズ / 厚揚串

店情報

《平成27(2015)年12月11日(金)の記録》

 1995年(ブログは2004年)より続く、掲載酒場数延べ約4000軒の飲み歩きサイト『居酒屋礼賛』が、ついに電子書籍となって登場!
 第一弾となる「立石編」(162円)では、居酒屋の聖地・立石で行くべきディープなお店を10軒厳選しました。

 立石駅に降り立ったら、この1冊(スマホ)片手に、千ベロのハシゴに挑戦!
 行きたいお店が決まったら、MAPリンクをポチッ。
 巻末には、立石エリアをまとめた便利なMAPもついているので、効率よくハシゴ酒を愉しめます!

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店情報: やきとん「豪(GO)」(中野)

    やきとん「豪(GO)」
  • 店名: やきとん モツ焼き「豪(GO)」
  • 電話: 03-3387-7425
  • 住所: 165-0026 東京都中野区新井2-7-12
  • 営業: 17:00-24:00、日休
  • 場所: JR中野駅北口を出て、中野通りを道なりに北上。早稲田通りをこえて200mほど進んだ左手。中野駅から約700m、徒歩約13分。
  • メモ: カウンター8席のみ。食べログ。 〔串焼き100〕かしら、れば、たん、はつ、はつもと、若鶏ねぎま、ちれ、しろ、がつ、はらみ。 〔飲みもの〕生ビール(モルツ)450、瓶ビール(赤星)450、ホッピー(白・黒)中250/外150、バイス400、クエン酸320、金宮300、チューハイ300、レモンサワー350、カルピスサワー350、ウーロンハイ350、緑茶ハイ350、角ハイボール350、梅酒350、赤ワイン350。 〔焼酎〕鍛高譚(しそ)350、それから(麦)350、黒かめ(芋)350、一刻者(芋)450、梅干し2個100。 〔日本酒〕豪快450。 〔ウイスキー・バーボン〕角350、スーパーニッカ400、ジンビーム500。 〔ソフトドリンク〕ウーロン茶250、緑茶250。 〔お得なセットメニュー〕おまかせ串5本とドリンクのセット。(A)生ビールセット850、(B)ハイボールセット750、(C)チューハイセット700。 〔本日のオススメ(ホワイトボード)〕上白刺420、ハラミポンズ420、モツ煮込380、軟骨スライス420、おでん(大根、ちくわぶ、ガンモ、コンニャク、玉子、白滝、さつま揚げ)各120、生キャベツ200、みそキューリ250、生カブみそ250、生セロリ300、冷奴250、枝豆250、厚揚串120、スパサラ300、チーズ揚げ350、チーズせんべい180、ハラミもやし炒390、とんぺい焼390、ポテチーズ300。(2015年12月調べ)

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タラ豆腐の小鍋で燗酒 … 魚専門「みはる食堂」(野方)

タラと豆腐の小鍋


 冬の日本で楽しみなのが、小鍋をつつきながら、ちびりちびりと飲む燗酒。

 江戸時代後期に、座敷料理として流行した「小鍋立てこなべだて」は、小さな鍋で、2~3種類ぐらいの少ない具材を、目の前で煮ながら食べる料理のこと。

日替りメニュー 今日の「みはる食堂」の日替りメニューには、「本日の寄せ鍋」(950円)、「カキとタラバガニの鍋」(1,500円)、「真ダラと豆腐の小鍋」(650円)という3種類の鍋ものが書き出されている。

 その中から、もっともシンプルな真ダラと豆腐の小鍋を選び、鍋ができるのを待つ間に「本日の刺身盛り合わせ」(950円)をいたたくことにする。

「刺身の盛り合わせは、小さいサイズのものもできます」

 注文を取りに来てくれた店のおにいさんが、そう教えてくれたので、刺身盛り合わせは「小」(価格未調査)にしてもらって、飲みものはサッポロラガー中瓶(500円)をもらう。

 すぐに出された刺身盛り合わせ(小)は、タイ、マグロ、タコ、エビ、サバ、マグロの漬け、サバの炙りがそれぞれ2切れずつと、正月らしく紅白のカマボコ。これは豪勢だ。しかもひとりだと、この量がちょうどいい。

 特筆ものなのがエビの頭!

 見の部分を刺身にしたあとの、エビの頭を添えてくれる店は多いが、ここのはそのエビの頭が、カリッと揚げられている。これは芳ばしくてうまいなあ。

 卓上コンロが出され、タラと豆腐の小鍋が置かれた。

 ビールに続いて、銘柄指定なしで燗酒を注文すると、店主が選んでくれたのは愛媛の「石鎚いしづち」だ。

 そうこうしているうちに鍋が沸いてきた。

 小鉢のポン酢醤油に、紅葉おろしと刻みネギを入れて、まずは豆腐からいただく。

 食べ始めてからも、コンロの火は、とろ火でずっとつけっぱなしにして、鍋の温度が下がらないようにする。

 長時間煮ると、豆腐に「す」が入ったりするのだが、ここの豆腐はそうならない。タラも煮くずれず、しっかりとした身の形を保っているのは、タラが新鮮だからなんだろうなあ。

 燗酒をおかわりすると、今度は石川の「宗玄そうげん」を出してくれた。

 店主の料理もすばらしいが、店を手伝っているおにいさんの気配り、目配りがすばらしい。カウンターの中で、壁のほうに向かって皿を洗ったりしながらも、背後の客席の様子をいつも気にしている。

 だから、ちょっと手をあげて合図を送ると、すぐに追加注文を取りに来てくれる。「すみませぇ~んっ!」なんて大きな声を出す必要はまったくないのだ。

 料理もおいしいし、居心地もいいので、なにかもう1品と思って選んだのが「ベーコンチーズエッグポテサラ」(300円)。呑兵衛好みする文字列の集合体に、思わず引かれた。濃厚なコクがいいねえ!

 ゆっくりと2時間ほどの酒場浴。今夜のお勘定は3,990円だった。どうもごちそうさま。

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みはる食堂 / まずはビール / 本日の刺身盛り合わせ(小)

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タラと豆腐の小鍋 / 「石鎚」燗酒 / ベーコンチーズエッグポテサラと「宗玄」燗酒

店情報前回

《平成28(2016)年1月3日(日)の記録》

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日本の味、月見つくね … やきとん「秋元屋(あきもとや)」(野方)

月見つくね


 ホワイトボードに手書きされているメニューの中から、月見つくね(250円)を注文すると、つくねのタレ焼き(単品だと180円)と、それとは別の小鉢で、卵の黄身が出された。

 その黄身が、とても大きくて美しい!

『う~む。この黄身、どうしよう??』

 小鉢の中で黄身を溶いて、つくねのほうをそれにつけながら食べるか、小鉢の黄身を、つくねの皿にツルンと移して、お皿の上でつくねにまぶしながら食べるか。

 少し考えてから、後者を選択。黄身をお皿に移して、つくねにからめることにした。

 ん~~っ。うまいっ。

 タレと黄身との相性が抜群だ!

 考えてみれば、タレにしても、生卵の黄身にしても、ブラジルでは食べなかったよなあ。鶏のつくねもそうだ。

 日本にいると、なんでもなく食べることができる月見つくねもまた、日本の味なんだなあ。改めてそんなことを思った夜となった。

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 ここ「秋元屋」は間もなく創業12年を迎える。

 現在、店長として本店を任されているのは松ちゃん。この店で働き始めてもう7~8年くらいになる。つまり店の歴史の半分以上を実体験しているということだ。

 この日、カウンターの中で、サブとして松ちゃんをサポートしているのは、「しらすのラーメン日記」でおなじみの、しらすさんこと、斉藤光輝さんだ。

「私もこの店に来て、もうちょっとで6年になりますよ」と、しらすさん。

 お二人ともすっかりベテランの域に達していて、とても安定感がある。

 そんな「秋元屋」本店のカウンターの一角に座り、黒ホッピー(400円)をもらって、まずはカシラ、シロ、レバを、それぞれ1本ずつ(各120円)、味噌(みそ)焼きで注文すると、店長の松ちゃんがていねいに焼き上げてくれた。

 ナカ(ホッピーの焼酎おかわり、270円)をもらって、つまみはガツ酢(250円)と煮豆腐(200円)。

 煮豆腐は、もつ煮込みの鍋の中で、もつと一緒にじっくりと煮込んだ豆腐のこと。実に呑兵衛好みするつまみなのだ。

 さらにナカをもらって、冒頭でご紹介した月見つくね(250円)を注文したのだった。

 黒ホッピー3杯(ソト1、ナカ3)で2時間ほどの酒場浴。お勘定は2,100円なり。どうもごちそうさま。

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「秋元屋」 / 黒ホッピー / かしら味噌

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しろ味噌、れば味噌 / がつ酢 / 煮豆腐

店情報前回

《平成27(2015)年12月27日(日)の記録》

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どうしても鯉のうま煮 … 鯉とうなぎの「まるます家」(赤羽)

鯉のうま煮


 「こい」と「うなぎ」が二枚看板の赤羽「まるます家」。

 ここに来るときはいつも「今日は鯉にしようかなあ、それともうなぎにするかなあ」と悩む。赤羽までの電車の中で、いろんなパターンをシミュレーションしてみる。

 その挙句あげく、店に到着するころまでには「まず鯉で飲んで、最後にうな丼で〆るのがいいだろうな」という結論に、いつも到達する。

 で今日も、席に着くなり大瓶ビール(サッポロラガー、600円)をもらって、「鯉のあらい」(400円)と「鯉のうま煮」(800円)を注文した。

 鯉のあらいは、注文するとすぐに出てくるので、最初の一品としてちょうどいいのだ。

 その鯉のあらいを食べ終えるころに、ちょうど鯉のうま煮がやってくる。

 鯉の胴の部分を、背骨ごと内臓ごとうろこごとズドンと輪切りにして、醤油、酒、砂糖、味醂みりんでじっくりと煮込んだこの料理。

 最初にはしをのばすのは、お腹にある内臓だ。

 豚や牛のもつ煮込みがうまいのと同じように、煮込まれた鯉のもつもコクがあって、しかも部位ごとに食感や味わいが異なっていて、うまいことこの上なし。

 う~~ん。こいつはやっぱり燗酒だね。

 キュッとビールを飲み干して、東京都北区の地酒「丸眞正宗まるしんまさむね」(400円)をホットで注文する。

 よく煮込まれて硬く引き締まった身はもちろん、とろりとゼラチン状になった鱗がこれまたいいつまみになる。大きな骨以外は、すべて食べられるのがいいね。

 内臓と半身で燗酒を1本。残る半身と骨皮で、さらにもう1本の燗酒を飲む。

 そしてこの鯉のうま煮を食べ終えるころには、すっかり満腹になっていて、毎回、うな丼まで進むことができなくなってしまうのである。

『ブラジル帰りで、胃袋が大きくなっているはずだから、今回はきっと、うな丼までいけるだろう』

 なんて思っていたんだけど、今回もやっぱりダメだった。

 そしていつものように、「あぁ、今回もうなぎが食べられなかった」と少しだけ反省するんだけれど、次回もきっと、鯉のうま煮を注文しないではいられないんだろうなあ。

 それくらい「まるます家」の鯉のうま煮にはまってるのでした。なにしろ他の店では、あまり見かけない料理だしね。

 午前11時過ぎから1時間半ほど楽しんで、お勘定は2,600円。どうもごちそうさま。満足、満腹!

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「まるます家」 / 鯉のあらいとビール / 丸眞正宗・燗酒

店情報前回

《平成27(2015)年12月29日(火)の記録》

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