知られざる地元の名店 … やきとり「錦山(きんざん)」(中井)
ドーンと出てきた具だくさんのこのアンコウ鍋が750円だ。
赤羽「まるます家」のスッポン鍋(750円)にも匹敵する驚きだ。
合わせて注文した酢のもの盛合せ(480円)も、この値段でアン肝、タコ、イクラ、カニと大ぜいたく。キュウリやワカメもたっぷりと入ってるんだけど、表からは見えないほどだ。
店内は満席状態。おおぜいの酔客で大にぎわいだ。
こんな知られざる名店が、まだまだあるんだなあ。
「中井の『
今日の1軒め、新中野の「やるき」で飲んでるとき、伊野さんにそう聞かれた。
「えっ。ないです。ていうか、『錦山』という店の名前も初めて聞きました」
「それはぜひ行きましょう!」
ということで、2軒めの「豪(GO)」をはさんで、今日の3軒めとしてここ「錦山」にやってきたのだった。
「お腹がすいてたら、『本日のちょっと盛(700円)』というお刺身の盛り合わせや、『貝ざんまい(680円)』という貝のお刺身の盛り合わせもおすすめなんですけど、どちらもすごいボリュームなので、今からだときっと食べられません」
ということで、アンコウ鍋と酢のもの盛合せをつまみに、燗酒(秋田のまつり、210円)を注文したのだった。
カウンター席、テーブル席、奥の座敷席という、けっこう大勢入れるこの店を、店主夫妻がお二人で切り盛りしている。
「雑誌やTVなどのメディアで紹介されると、常連のお客さんたちに迷惑をかけるから」という理由で、取材などはすべてお断りしているんだそうだ。
「〆の一品として『インディアン炒飯(550円)』もおすすめなんですけど、これもかなりボリュームがあります」
と伊野さん。これも次回以降の宿題だな。またすぐに来なきゃ!
1時間ほど楽しんで、今日のお勘定は二人で2,500円ほど。ごちそうさま。
日替りメニュー / ずらりと並ぶ短冊メニュー / お通し(200円)
燗酒(210円) / 背中で語る店主 / 酢のもの盛合せ(480円)
・店情報
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