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創業60年、横浜の老舗 … 「豚の味珍(ぶたのまいちん)」(横浜)

豚の頭


 「じぃえんとるまん新杉田店」からの帰り道、今年から単身赴任で横浜に越してきたI藤さんと二人で横浜駅で途中下車。I藤さんに「豚の味珍」をご紹介しようというねらいである。

 横浜駅西口・狸小路の中に、向かい合って本店(1階・2階)、新店(1階・2階)と、4軒の「豚の味珍」が並ぶなか、いつものように本店2階に上がり、カウンター席に座る。

 ちなみに店は4軒あるが出入口は3つ。本店2階の出入り口は、本店1階の出入り口と共有なのだ。

「やかん?」

 と聞いてくれる本店2階店長のきょうさんこと川野恭一さんに、

「えぇ、セットで2つ。あと頭と尻尾。ラッパもお願いします」

 と一気に注文。

 「やかん」というのは焼酎(400円)のこと。銘柄は特撰宝焼酎「マイルド」(25度)だ。

 「セットで」とお願いすると、缶ウーロン茶(150円)と、氷入りのコップを出してくれる。これでウーロン割りにしたりして楽しむわけだが、今日はI藤さんが「梅割りで飲んでみたい」ということで、焼酎は梅割りで、ウーロン茶はチェイサーとしていただいた。こんな飲み方もありだ。

 「ラッパ」は「辣白菜ラーパーツァイ」(310円)という白菜の漬物のこと。豚料理の合いの手にちょうどいい。

 そして名物の豚料理(各720円)は、いつもの尻尾の他に、今日は豚の頭も注文した。

 頭は、豚の頭肉かしらにくをチャーシュー状に巻いてスライスしたもの。豚肉そのものなので、この料理が食べられない人はいない。

 「内臓や、足、尻尾は苦手」という人もいるので、念のため頭をたのんでおいたのだけれど、I藤さんは尻尾も気に入ってくれたようだ。

 やかん(焼酎、400円)をおかわりして、つまみにはピータン(熟成されたアヒルの卵、310円)を追加注文した。

 1時間半ほど楽しんで、お勘定は二人で3,960円(ひとりあたり1,980円)だった。どうもごちそうさま!

 そうそう。「豚の味珍」は今月末(2016年2月29日)に創業60年を迎えます。

 そこで2月29日(月)から3月5日(土)までの6日間、豚料理6種類720円600円、やかん(焼酎)400円300円、ビール中瓶570円500円、清酒(富翁)410円300円、紹興酒410円300円などを割引価格で提供してくれるそうです。詳しくはお店のホームページをご確認ください。

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「豚の味珍」 / やかん(焼酎)のセット / ラッパ(辣白菜)

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豚の尻尾 / ピータン(皮蛋)

店情報前回

《平成28(2016)年2月5日(金)の記録》

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 2ヶ月ぶりの「豚の味珍」は、4人で本店2階のテーブル席を囲んで、豚の尻尾(720円)、頭(720円)、舌のぶつ切り(720円)、白菜の漬物(辣白菜、310円)をつまみにヤカン(焼酎、400円)である。  今日は毎年恒例の、「ホッピー仙人」主宰の『お花見ホッピー』の日。  私自身は、昨年はブラジルにいて参加できなかったので、2年ぶりの『お花見ホッピー』となった。  今年もまた、「ホッピー仙人」の常... [続きを読む]

受信: 2016.04.03 20:38

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