改めて煮込みを味わう … やきとん「すっぴん酒場」(野方)
先日、飲み仲間たちと、「どこのもつ煮込みがおいしいか」という話で盛り上がった。
すると直ちゃんから、「私は今は『すっぴん酒場』の煮込みが一番だと思う」という気になる発言があった。
私自身はというと、このところ「すっぴん酒場」のもつ焼きにはまり気味で、もつ焼きはよく食べてるんだけど、もつ煮込みを食べてなかったなあ。
2年ぐらい前に一度いただいたっきりだ。
『これはぜひもう一度食べにいかなきゃ!』
ということで、土曜日の今日、「すっぴん酒場」へとやってきた。
「黒ホッピー(450円)と煮込み(300円)。あとシロ(100円)とハラミナンコツ(100円)をお願いします」
こうして一気に注文したのには
一般的に、煮込みはあらかじめ大鍋で煮込まれていて、そこから小鉢に注いでくれるだけ。待たずにパッと出てくることが多い一品だ。
でもここの煮込みは違う。
下煮込みまでは済ませて、冷蔵庫で保存している煮込みを、注文を受けてから小鍋に取って、豆腐などの具材も加えて加熱し、この店の「もつ煮込み」として仕上げていくのである。
いわゆる受注生産方式。だから煮込みができあがるまでに、ちょっと時間がかかる。
このできあがりを待つ間にシロとハラミナンコツをいただこうという腹づもりなのだ。
お通し(100円)のミニポテトサラダをつまみながら黒ホッピーを飲んでいるうちに、その腹づもりどおり、先にシロ(たれ焼き)、そしてハラミナンコツ(塩焼き)が焼きあがってきた。これらはもう安定のうまさである。
さあ煮込みもできあがった。
注文してから20分弱。それくらいはかかるのだ。
お通しと一緒に出される、
なるほど! できたて熱々の煮込みは、たしかにおいしいや。
沼袋「たつや」の『もつカレー煮込み』、都立家政「弐ノ十」の『煮大根』や『煮込みとんそく』に加えて、ここ「すっぴん酒場」の『もつ煮込み』か。
この沿線で、ぜひ食べなきゃいけない煮込みがまた増えて、まさに「うれしい悲鳴」である。
さらにツクネ(100円)やお新香(今日はカブとキュウリなので100円)、最後にレバ(100円)で〆て、黒ホッピーはソト1・ナカ4。
1時間40分ほど立ち飲んで、その都度払いの支払総額は2,100円だった。どうもごちそうさま。
「すっぴん酒場」のもつ煮込み、いいね!
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