大瓶ビールが370円 … 「内田屋 西山福之助商店(うちだや にしやまふくのすけしょうてん)」(三田)
酒屋の店内で立ち飲ませてくれるという、「
大瓶ビールが安いことで知られている横浜の「じぃえんとるまん」だって380円だから、それより安いぞ!
店内は禁煙で、入口を入ってすぐの所に6~7人用の立ち飲みテーブルが2卓あり、その奥、左手に2~3人用の立ち飲みテーブルが2卓、その右側奥に10人ほど立てるL字の立ち飲みカウンターがある。
週まん中の水曜日、午後6時過ぎという時間ながら、すでに手前の大きな立ち飲みテーブル2卓には、それぞれサラリーマンのグループが陣取って、盛り上がっている。
奥の2~3人用の立ち飲みテーブルは空いていて、立ち飲みカウンターには、サラリーマン2人連れが一組いるだけ。
このカウンターの中にいる男性が、この店の店主に違いない。店はひとりで切り盛りされているようだ。
テーブルの客も、カウンターの客も、小さめの丸いザルのなかにお金を入れているところを見ると、キャッシュ・オン・デリバリ(品物と引き換え払い)なんだな。酒屋の角打ちでは標準的な支払い方法だ。
さっそく一番奥にある壁一面の大型冷蔵棚からサッポロラガービール大瓶を1本取り出し、店主に千円札1枚を渡すと、おつりの630円が入ったザルと、ビール用のグラスを手渡してくれた。
「栓抜きは壁にかかってますから」
ここの店主は、間違いなく人がいい。たった一言と、その表情で、それがわかった。
カウンターのすぐ後ろ側の、2~3人用の立ち飲みテーブルに立ち、まずはグイッと1杯、のどを潤す。
そして改めてカウンター上に置かれた袋菓子の中から、ミックスナッツの袋を手に取り、店主にその料金、100円を支払う。
カウンター上や、店の壁際に並んだ棚に置かれている袋菓子(乾きもの)は100円ぐらいから。缶詰類は200円ぐらいからと安い。
そのほか、カウンター内の壁に、板わさ(150円)や冷奴(150円)、サバ煮(200円)など、何品かの短冊メニューも並んでいる。
2杯めとなるビールを注いだところへ、宇ち中さんがやってきた。この店で待ち合わせていたのだ。
あらかじめもう一つ出してもらっていたグラスで乾杯し、つまみには、棚に並ぶ缶詰の中から「いなば」の「ツナとタイカレー(グリーン)」(250円)を選ぶと、なんと缶詰の中身を温めて、深皿に盛り、プラスチック製のスプーンを付けて出してくれた。
スプーンだけをもう一つ出してもらうのも悪いので、「チキンとタイカレー(レッド)」(250円)ももらって、二つ並べて楽しむことにした。
こうして並べてみると、グリーンは確かに緑色だし、レッドは確かに赤いんだね。
そうしているところへ、S口さんが到着。これで本日予定のメンバーが、みんなそろった。
大瓶ビールも追加しつつ、S口さんが選んだつまみは「キョクヨー」の「にしん昆布巻」(200円)の缶詰だ。
これもまた、缶詰のままではなくて、深皿に盛って出してくれた。このひと手間がうれしいね。
ひとり千円ずつ(合計3千円)をザルに入れてたんだけど、2千円ちょっとしかかからなかった。すばらしいコストパフォーマンスだ。
さあ! 次へ行きましょう!
ミックスナッツ / レッドカレー、グリーンカレー / にしん昆布巻
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