いつも絶妙な焼き加減 … もつやき「石松(いしまつ)」(中野)
店主・三浦さんの『焼き』の技術を味わうために、中野の「石松」にやってきた。
焼いている肉の内部が見えているんじゃないかと思うほど、絶妙な焼き加減で出してくれる。
ただし店内はカウンター7席のみと狭くて、たいてい満席。なかなか入ることができない店なのだ。
ボトルキープしている「金宮焼酎」(1,500円)をお茶割りでもらって、他の人の注文に便乗して牛シビレ(150円)を注文すると、まず出されたのはお通し(350円)のウィンナー焼とウズラ焼。
ちょうどそれらを食べ終わったころに、牛シビレも出てきた。これは串焼きではなくて、バラで焼いたもの。
やっぱり焼き加減は絶妙だ。
続いては好物の牛ミノ(150円)を焼いてもらう。牛ミノは、いつも醤油味で出してくれる。
この店の場合、注文を受けてから肉を切って串に刺し、渋滞することなくそのまま焼き台で焼きあげて出してくれる。
だから肉の鮮度もすばらしいのだ。
考えてみれば、魚の刺身だって、あらかじめ造ったものを皿に並べて置いている店よりは、注文を受けてから刺身を引いて造ってくれたほうが鮮度がいいもんね。それと同じだ。
『最後にサッパリと野菜串でも焼いてもらおうかなあ』
と思っていたら、ちょうどとなりの人がピーマン(150円)を注文したので、これまた私も便乗した。
注文を受けてから下ごしらえをする店なので、他の人の注文と合わせて注文すると、いっぺんに下ごしらえすることができて出が早いのだ。
サッと炙っただけのピーマンもおいしいね。
1時間ほど楽しんで、今夜のお勘定は800円なり。どうもごちそうさま!
| 固定リンク | 0
コメント