もつだけのもつ煮込み … もつ焼き「ホルモン」(沼袋)
もつ焼き屋の楽しみのひとつが「もつ煮込み」の存在。
たいていのもつ焼き屋では、お通しが出されることはないので、出が速いもつ煮込みは、お通し代わりの「まず一品」的なつまみにもなるのだ。
しかし、どの店のもつ煮込みもけっこうボリュームがあるので、「もつ煮込みを食べるか」、それとも「もつ煮込みを食べるのをあきらめて、その分、もつ焼きをたくさん食べるか」を
その結果、私自身はほとんどの場合、「もつ焼きをたくさん食べる」ほうを選んでいたのでした。
ここ「ホルモン」でも、前にもつ煮込みを食べたのは、6年半前の夏のことだった。
今日は久しぶりに、そのもつ煮込み(350円)をいただいた。
毎朝10時頃から、レバ以外の残モツ(もつ焼き用に下ごしらえした残りの部分)を煮込み始めて、開店直前の午後5時ごろ、味噌で味付けしたら、ひとまず完成する。
しかし、営業時間中も、ずっととろ火での煮込みが続いているので、時間が経つにつれて、だんだんと「よく煮」の状態になってくるのである。
そして注文を受けると、大鍋から小鉢によそい、刻みネギをトッピングして出してくれる。
これに卓上に置かれている一味唐辛子をパラパラとかけていただくのだ。
シンプルな、もつ100%の煮込みがうまいことは言うまでもない。
今日は午後6時過ぎに店に到着。
焼酎の梅割り(250円)のあと、いつものようにまずはお新香(120円)をもらって、あぶら、おっぱい、ればを1本ずつ(各120円)、それぞれ塩焼きで注文。
そのもつ焼きを食べたあと、もつ煮込みへと移行したのでした。
私のとなりの席で、美味しそうにもつ焼きをつまんでいるのは、アリゾナ州(アメリカ南西部の州)出身で、早稲田大学に留学しているジョイさんという学生さん。
すでに常連さんと言っていいほど、この店に通っているんだそうな。
私もさらに焼酎の梅割りをおかわりして、2時間ほどの酒場浴。今日のお勘定は1,580円だった。どうもごちそうさま。
あぶら、おっぱい、れば(塩) / 卵付きこぶくろ、はつした、たんした(塩)
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