阿佐ヶ谷どうでしょう … 焼鳥「川名(かわな)」(阿佐ヶ谷)
カウンター席のまん中あたりに座り、いつものとおり生グレープフルーツサワー(411円)をもらい、つまみには昆布シメサバ(519円)とホウレン草(173円)を注文すると、サービスのお通し(←いつも果物)にはバナナが出された。
そして出てきた昆布シメサバは、その名のとおり昆布がたっぷり!
昆布じめにしたシメサバを、その昆布ごと刺身に引いて出してくれているのだ。
その数、なんと14~15切れ!
これで519円なんだから安いよねえ。
これは絶対に燗酒だな。
ちょうど1杯めの生グレープフルーツサワーもなくなったので、燗酒(銘柄は「蔵しぼり」)を2合(519円)でもらった。
日曜日の今日は、杉並区の観光まちづくりシンポジウムとして、『すぎなみ「道草のススメ」 桃園川と飲み屋街散歩』が開催され、私も勉強に出かけた。
桃園川というのは、荻窪から阿佐谷、高円寺を通過し、中野へと続く川のこと。今は地下に埋設されて
そしてこの暗渠となっている通り沿いに、風情のある居酒屋がたくさんあって、多くの人たちの憩いの場になっているんだそうな。
何人かの講師がご登壇されたが、私自身が最も興味をもったのは東大教授の松原隆一郎先生のお話。
松原先生は「杉並まちなみ愛好家」として、「阿佐ヶ谷どうでしょう。」というサイトも運営されていて、「入りにくい」「入りたくない」と感じる酒場を積極的に回っておられるとのこと。
私が好む「酒場浴」的なゆる~い雰囲気とは、まるで対極の酒場巡りである。
「アウェイ感あふれる酒場で、ずっと嫌われながら飲み続けてみよう!」
なんてことを思いながら回り始めたところ、これが面白いんだそうだ。
「自分の価値観がガラッと変わります」と松原先生。
そのディープな内容は、先ほどご紹介した「阿佐ヶ谷どうでしょう。」に詳しく書いてくださっているので、ぜひそちらをご覧ください。
そして、そのシンポジウムが終わってから、おもむろに「川名」にやって来たのだった。
今日の「川名」には、ご常連のK松さんもいらっしゃっている。
K松さんは、この近くに住まれているのだが、4月から、ご実家のある祐天寺に移られるんだそうだ。
名残を惜しみながら飲んでいるところへ、これまたご常連のM田さんもご来店。
M田さんは、今日は伊豆でのマラソンに参加されたあとなんだそうで、サクッと飲んで、サクッと帰宅された。
私のほうは、燗酒2合をおかわりして、豚バラ(130円)2本、豚トロ(130円)1本。その後さらに鳥軟骨つくね串(173円)と皮ニンニク串(173円)をもらって〆。
お勘定は2,985円なり。どうもごちそうさま。
生グレープフルーツサワー / バナナ、ほうれん草 / 昆布しめさば
燗酒2合 / 豚バラ2本と豚トロ / 皮にんにく串、鳥軟骨つくね串
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