
『ドキッ男だらけの赤羽飲み』という、おもしろいタイトルの飲み会にお誘いいただいて、出かけた先は赤羽を代表する酒場の1軒、「まるます家」である。
集まったのは、本当に大の男ばかりが23人。「まるます家」の2階座敷が狭く感じるのぉ!
それにしても、私自身が若かりし頃には、酒場での飲み会、特に大衆酒場系での飲み会と言えば、特に指定をしなくても「男だらけ」にしかならなかったものだった。
たばこの煙がもうもうしていて、おじさん密度の高い酒場には、女性が好んで来てくれることは、ほとんどなかったのである。
それが今はどうだ。あえて「男だらけ!」と指定しない限り、飲み会の場に女性がいるのはごく当たり前で、むしろ女性がいないほうが珍しい。
安くて美味しい大衆酒場は、女性にも人気が高いのである。
これはもう、ものすごく隔世の感があるなあ。。。
そんなわけで、大の男たちが集まったので、今宵はあれもこれもと、「まるます家」の名物料理の数々を、た~くさんいただくことができた。
 | 宴会のスタートは午後6時半。このところ休日の昼間に来ることが多かったから、久しぶりに見る夜の「まるます家」だ。空席待ちの行列が絶えぬ状態の中、予約の我われは横の入口から2階へと向かう。 |
 | まず出されたのは「なまず唐揚」(600円)だ。白身のこの魚は、まったくと言っていいぐらいクセがなくて、身がプリッと引き締まっている。できたての熱々を、おろしポン酢でいただく。 |
 | 飲みものはもちろん「ジャンチュー」こと、「お徳用ジャンボチューハイボトル」(1リットル瓶、1,100円)だ。モヒート(生ライム+ミント、100円)ももらった。 |
 | 名物「たぬき豆腐」(500円)。冷やっこに天かす、わかめ、きゅうり、かにかま。冷たいツユをかけて練りワサビを添える。かき混ぜていただきます。 |
 | 「玉ねぎフライ」(2本400円)。私は初めて食べたけど、「玉ねぎフライは絶対にいる!」という人もいるほどの人気の品。ウスターソースをかけて、練りガラシを添えて。 |
 | 「うなぎ肝焼き」。メニューにはないけど、ときどき登場する。山椒をふりかけていただくと、そのほろ苦い香ばしさに、お酒が進む進む。 |
 | 「おしんこ」(400円)は、シンプルに白菜漬。さっぱりと、いい口直しになる。 |
 | 「アスパラ」(400円)。ゆで冷ましたホクホクのアスパラに、マヨネーズをつけていただく。 |
 | これぞ看板メニュー、「鰻蒲焼」(2,300円)だ。うなぎの大きさによって、2,300円のものと、1,800円のものが選べる。これは美味いよ!! |
 | これもまた人気の一品、「里芋唐揚」(5個350円)。宮古島の海の恵み「雪塩」をパラリと振りかけて食べるのがいいね。 |
 | こちらは季節限定の「カキフライ」(3個650円)。1個ずつが、ものすごく大粒だ。熱々に揚がってきたところへ、レモンを搾り、ソースをかけて、ハフハフといただく。 |
 | これもまた大人気の名物品、「自家製ジャンボメンチカツ」(650円)だ。揚げるのに時間がかかるので、ゆっくりと待てるときに注文しよう。 |

| 「すっぽん鍋」。2階の座敷席では3~5人前で雑炊付きのものが4,000円だ。1階は小鍋で出される「すっぽん鍋」(1人前750円、プラス200円で雑炊)のみ。 |
 | 『鯉とうなぎ』が看板メニューの「まるます家」。信州佐久で養殖された鯉は、生刺(600円)でも食べられるほどクセがない。今日は「鯉あらい」(400円)をいただいた。 |
 | 「すっぽん鍋」の〆は雑炊。さっきも書いたけど、これが4千円。1テーブルを4人で囲めば、ひとり千円ずつで、雑炊付きのすっぽん鍋を堪能できるってことですね。 |
 | 「にんにく揚」(600円)は、にんにく丸々1個を、そのまま揚げたもの。カリッと揚がった皮を取って、ホックリと湯気の立つにんにくに味噌をつけていただく。 |
 | 「しらすおろし」(350円)。他にもネギヌタ(400円)、もろきゅう(300円)、キムチ(400円)、岩のり(300円)、もずく酢(400円)などのつまみがある。 |
 | 「まぐろ中とろ」(900円)。刺身は仕入れによって短冊メニューで張り出されるが、マグロは定番メニュー。中とろの他、「まぐろ赤身」(800円)、「まぐろぶつ切り」(500円)がある。 |
 | 「おもち煮おろし」(400円)。〆にもぴったりのメニュー。みんなで飲んで食べて、今夜のお勘定は、ひとり3,600円ずつだった。どうもごちそうさま! |
最後に今宵の幹事のみなさん。とても楽しい『ドキッ男だらけの赤羽飲み』を企画していただき、本当にありがとうございました。ぜひまたよろしくお願いします!
・店情報 (前回)
《平成28(2016)年3月5日(土)の記録》
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